実サービスに推薦システムを組み込むという観点を重視した入門的な内容。
要再読である。
p.110 にある 5.5 アソシエーションルール の節から引用する。
アソシエーションルールの有名な話で「おむつとビール」というものがあります。 とあるスーパーで購買履歴をアソシエーション分析したところ、 おむつを買う男性はビールを買う傾向があることがわかり、おむつの近くにビールを置いたら売上が上がったというものです。(後略)
この「おむつとビール」には †4 という注釈がある。同じページの脚注を見てみると、
信憑性に関しては、このような分析があったことは事実のようですが、おむつをビールの近くに置いたら売上が上がった点に関しては、
確認が取れませんでした。
とある。そうだったのか。これに関してインターネット上では「おむつとビール症候群」ということばまであるそうだ。
書名 | 推薦システム実践入門 |
著者 | 風間正弘・飯塚洸二郎・松村優也 |
発行日 | 2024 年 4 月 8 日(初版第1刷) |
発行所 | オライリー・ジャパン |
発売元 | オーム社 |
定価 | 3200 円(本体) |
サイズ | A5 判 |
ISBN | 978-4-887311-966-3 |
その他 | 越谷市立図書館で借りて読む |
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