開発効率を UP する Git 逆引き入門

作成日 : 2017-06-17
最終更新日 :

要旨

Web 開発では複数の担当者が並列に仕事を進めていく。 このとき使うと便利なのが Git である。 どのような場面で、Git のコマンドを使うべきか、SourceTree を使うべきかを解説している。

感想

本書では SourceTree とコマンドラインを同時に使って説明されている。 私が使っているのはコマンドラインだけであり、しかも、次のものに限られる。 カッコ内は、コマンドが本書で説明されているときの該当ページである。

以上のように、かなりのコマンドが p.39 で解説されている。さて、本書の p.39 で解説されているコマンドは、 次の7種類である。

重複していないのは、git init と git log である。git init は自前で Git のレポジトリを初期化するために必要で、 偉い人の作ったリモートリポジトリを持ってくるときには、git clone ですでにレポジトリ内容は管理されている。 git log は作業の内容を確認するためのもので、これは時々使うといいだろう。 逆にこの7種類にはなく、私が使っているコマンドにあるのが git clone のほかには git checkout がある。 git checkout -b branch_name は、git branch branch_name という、ブランチを新しくつくるコマンドと、git checkout branch_name という、すでに作られたブランチに切り替えるコマンドの2つのコマンドを同時に行うためのものである。

上記の7種類の解説には、ブランチを設けたり、変更したりすることは考慮されていない。 実運用では気を付ける必要がある。なお、ブランチを削除するコマンドは、 git branch -d branch_name であり、ブランチを切り替えるコマンドは、 git checkout branch_name である。

参考図書

書誌情報

書 名開発効率を UP する Git 逆引き入門
著 者松下 雅和、船ヶ山 慶、平木 聡、土橋 林太郎、三上 丈晴
発行日2014 年 4 月 15 日(第1版)
発行元C & R 研究所
定 価2,200円(本体)
サイズ
ISBN978-4-86354-146-7
その他越谷市立図書館で借りて読む

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MARUYAMA Satosi