ニッポン無責任時代 |
作成日:2012-05-13 最終更新日: |
植木等扮するサラリーマン平均(たいら ひとし)が口八丁手八丁で会社と女性を操る。さまざまな騒動が起こるが、最後はまるく収まる。
テンポのいい映画で、あっという間に終わりまで見てしまった。
話の構成に無理が見え隠れしているが、植木等の調子の良さで押し通してしまい、後味がいい。 私が見ていて恥ずかしかったのは、主人公の平均が会社から帰ってきた後、部屋で背広にブラシをかけているところだった。 あのスーダラ男の平均でさえブラシをかけるのに、私は自分でやったことが全くなかった。
あらすじは、株や買収がらみでいろいろな情報が飛び交い、会社がてんやわんやするものである。 これは昔も今も変わらないものだということを認識した。
なんといっても、ハナ肇とクレージーキャッツの歌が収められているのがいい。 植木の歌はうまい。そして、これだけの歌が出ていた。
なお、ドント節といってもピンと来ない人がいるかもしれない。 冒頭は「♪サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ」で始まる歌だといえば、わかってもらえるだろうか。
記録。2012 年 5 月 13 日、録画したビデオで見る。
まりんきょ学問所 > 部屋の中身と管理人 > 自己紹介 > 映画について > ニッポン無責任時代