ライムライト

作成日:2011-11-26
最終更新日:

あらすじ

道化師カルヴェロ(チャールズ・チャップリン)は今は落ちぶれ酒に浸っている。 そんなとき、カルヴェロは、自殺を企てたバレリーナのテリー(クレア・ブルーム)を助けた。 二人の運命は大きく変わっていく。

音楽の感想

ライムライトといえば、まず思い出すのはテリーのテーマと呼ばれる美しい音楽である。 この映画を見てつれあいともども驚いたのは、テーマのメロディーに休符が入るということだった。 ごく粗い標記だが、 ドレミレファー(休み)ミーシードーレーー と聞こえる。今まで聴いたテリーのテーマには、この休みがなかった。

このテリーのテーマは思い出したように現れるが、どの場面でも、というほどではない。 要所に使われているというべきなのだろう。オーケストラのアレンジも憎い。

感想

カルヴェロのネタで、場末のホールで行ったときは観客が少なく、おまけに退屈して少ない客がみな出ていっていまう。 なのに、その後大きな中央の劇場で行った同じネタは満員で客に大いに受けている。なぜだか、わからない。 同じネタと思わせておいて、実は私にわからない(が客にわかるぐらいの)違いがあるのかもしれない。 また、中央劇場でアンコールで行われるピアノやヴァイオリンを使った芸では、途中でのお客さんの笑いは全く聞こえない。 これは笑いが取れなかったのだろうか、と心配していたら最後に大喝采を浴びる。なんなんだ、この差は。 チャップリンの演技は面白いが、どうも映画のなかでの観客の反応がわからない。

さて、バレリーナの踊りは非常に美しかった。白鳥の湖しか知らないバレーだが、このような形で見られたのは収穫だった。

記録。2011年11月20日ごろ、録画したビデオで見る。

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MARUYAMA Satosi