雑誌編集者の久木は閑職となる。書道を教える松原との間に愛を深めていく。
私は男女の機微がわからないので、テレビでこの映画を見ながらくだらないことを考えた。
まず、どんな俳優や女優が出ているのだろうか。 編集者の男は役所広司であることはわかる。書道の女性も黒木瞳だとすぐにわかった。 しかし、この二人を見ていると、役所が出ていた Shall We Dance? と黒木が出ていた『下流の宴』(こちらは NHK テレビドラマ)が結合した感じで、 妙に違和感が増すのだった。ちなみに『下流の宴』の原作は林真理子であり、私は毎日新聞を購読していた時、この『下流の宴』が連載されていたころ欠かさず読んでいた。
次に、他の俳優をあててみることにした。黒木のだんなはだれか、という問いにつれあいは「柴俊夫ではないか」と答えた。さすがだ。 そして、役所の仲間のような編集者が誰かを思い出すことにした。私から「この寺尾聰に似た男は誰だ」と尋ねると、 つれあい曰く、「寺尾聰よ、よく思い出したじゃない。私なんか、この人、あの、ルビーの指輪を歌ってた人で誰だったか…、 と思い出している最中だったの」 もうろく防止に映画を見るというのもいいだろう。
大島ミチルの音楽である。この不安げな音楽はコールアングレだろうか。 と思っていたらオーボエだった。コールアングレとオーボエの音色も区別もつかないなんて、バカ野郎だ。 グレてやる。
記録。2011年10月23日、録画したビデオで見る。
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