§174 規則動詞

作成日:2010-08-22
最終更新日:

何に適用できる規則か

ここで規則動詞について考える。 何をもって規則的かということ、それから何に適用できる規則か、ということをまず明らかにする。

まず、何に適用できる規則かということを考える。 英語の場合は、原形から過去形、過去分詞形を作ること(狭義の活用)に適用できる規則である

次に規則性については、過去形、過去分詞ともつづり字が -ed の形になることである。このとき、 -ed の前の形は変化したりしなかったりするが、法則に従っている。また、 つづり字だけでなく、読み方も法則に従っている。

英語の例

英語では動詞の活用といえば狭義の活用を指し、動詞の原形から過去形と過去分詞形を扱う。 普通の場合は原型に ed 、語尾が e で終わる場合は d のみ、 語尾が <子音 + y> の場合は y を i に変えて -ed 。 その他の法則がある。 ちなみに、広義の活用に入らない語形変化には、三人称単数の -s と現在分詞の -ing がある。

エスペラントの例

現在形は語幹に -as をつける。 過去形は語幹に -is をつける。 仮定形は語幹に -us をつける。 命令形は語幹に -u をつける。 未来形は語幹に -os をつける。 例外はないので楽である。

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MARUYAMA Satosi