冠詞をつけない例として、go to bed 型というくくりで、一種の慣用句として扱う旨のことが文法書に書かれている。 私が英語を学んだ頃、go to school のところで「本来の目的・機能を表す場合」ということで説明され、 いたいけな私はそれで納得したのだったが、 今考えてみると、場所というのものはどこだって本来の目的を果たすために行くのだから、 学校だけではなくすべての場所で the はないはずだ。しかしながら、文法書に書かれているのは go to school や、 go to church だとかであり、仕事に行くのは go to the office なのだから、 一貫していないよなあ、と思うのだった。
なお、英語の go to bed は、エスペラントでは enlitiĝi という一語で表す。lito がベッドを表し、 en が英語の in を意味し、iĝ が自動詞を表す接尾辞であることからこうなる。
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