§10 第2文型

作成日:2010-08-24
最終更新日:

1. 主格=補語

状態の変化を表す

次の例がある。「ノブオはよい看護師になるだろう」

ある本で、この日本語で make が使えるのは英語ができる人だ、という言い方がされていた。 そうだろうか。make でなくとも be を使って、 Nobuo will be a good nurse. でよいと思える。

ドイツ語ならば machen を使うのだろうが、再帰代名詞を伴うことになる。こんな文例が郁文館の独和辞典に載っていた。

Der Schüler hat sich gut gemacht.

その生徒はよくできるようになった。

エスペラントなら、make や machen に相当するのは fari (他動詞)であり fariĝi(自動詞)である。 例文は次のようになるだろう。

2. エスペラントの主格=補語

以下の語が [主語] と [補語] の関係を作る。

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MARUYAMA Satosi