まりんきょの部屋のはなれ(2001年7月)

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ゴルトベルク

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 8月14日(火)22時58分19秒

ゴルトベルクって、どういうわけかあまり興味がないのです。
なぜって、バッハの作品の中で驚異的に長いからです。
エアチェックをして聞いていましたが、いつも途中で眠って
しまっていました。そういう意味ではゴルトベルクさんと
同じといえますが、私はもともと不眠症ではなかったから氏とは違うともいえます。

「グールドの呪縛を解き放たれる」という文句はどうなんでしょう。
そんなに聞く人みんながグールドがいいといってきたのでしょうか。
クヲシエヴィッチのもあるのですか。スカルラッティを聞いてけっこういいと思いましたので、手に入れてみようと思います。


ゴルトベルク

 投稿者:

笛吹き

 投稿日: 8月13日(月)21時14分48秒

私はべつにマニアってことはないですが、ゴルトベルクは割と好きなので、CDも何枚かもってます。先日、タワーのワゴンで安くなってたので、マレイ・ペライアのを買いました。なかなかいいですよ。「グレン・グールドの呪縛から解き放たれる」んだそうですが・・・

その前に、クヲシエヴィッチのチェンバロのゴルトベルクを買いました。それもけっこう気に入ってます。遅めのテンポも気持ちいいです。ジャケットはなんか、ものすごく怪しいですが。

DaiさんのアマコンのHPもときどき見に行くんですが、皆さんの熱気がすごいですね。あそこにいくと、私もチェンバロがんばろうっと思います。


訂正

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 8月 6日(月)17時20分57秒

すいません、リンク先のパス指定を間違えたので、もう一回。

で、モードもどきでやったのと同じようなことを、
ちゃんとしたコード進行のあるバッハのゴルトベルクをネタにやってみたらどうなるか
というのがこれで、バッハのちゃんとした?ジャズ編曲を
やっているジョン ルイスのゴルトベルクを耳コピしようとしてみたのが、これ



ゴルトベルク編曲

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 8月 6日(月)17時16分24秒

Daiさん、こちらこそご無沙汰しておりました。
私の方こそ、原博試聴室を長らく更新せずに、
私的好奇心?の赴くままに midiファイルを作って遊んでいます。

で、また私的?なmidiですがモードもどきでやったのと似たようなことを、
ちゃんとコード進行のあるバッハのゴルトベルクをネタにやってみたらどうなるか
というのがこれ。ちゃんとした?ジャズ編曲を
やっているジョン ルイスのゴルトベルクを耳コピしようとしてみたのが、これ


アマコン

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 8月 4日(土)22時35分03秒

ここに出てきたMさん、Fさん、Tさんとも雲の上の方々で、とてもわれわれのような下々と
話をすることなどできませんでした。
Mさんの弾き方は、英語でいう「ブリリアント」という形容がぴったりで、聞くたびに「ホー」としかいえなくなるものでした。
Fさんについてはいうまでもありません。Fさんの同級生がFさんのことを呼び捨てで呼んでいるのを聞いて、
そのような怪獣がいるのかと思ったことがあります。怪獣は言い過ぎでしょうが、今でも畏敬の念はかわりません。
Mさん、Fさんとは私は一度も話をしたことはありませんが、Tさんとは何度となく親しくお話をさせていただいております。Tさんはジャズも達者で、だいたい平行3度でアドリブをとるTさんの得意技はプロでさえいないというほどのものです。
さて、Dai さんのアマコンのページを見て思ったことは、参加するより聞いているのがいいかな、ということでした。
なんせみなさん打ち込みようが尋常ではないと思ったものですから。

フォーレと原博に関しては後程。


ご無沙汰しております

 投稿者:Dai

 投稿日: 8月 4日(土)00時54分04秒

後藤さん、まりんきょさん、皆さんご無沙汰しております。

近況報告がてら、アマコンの話など。
<アマコン>
今年も熱演が繰り広げられたアマコン、本選に残った40代5人の熱演、
優勝したのはまりんきょさんのお知り合いでもあろう、Mさんでした。
フォーレのTさんはどういう訳か第1次落ち。これには納得いきません。
Tさんのフォーレはどこから見ても質の高い演奏でした。
超絶技巧のFさん(彼もまりんきょさんのお知り合いでしょう)の
ベートーベンのソナタ、ffffの轟音をならしつつ、聴衆と審査員を圧倒しました。



<フォーレ>
今頃フォーレの魅力にとりつかれています。
ピアノ四重奏曲第1番の見事さ。今日は終楽章だけ繰り返して20回ほどききました。
暗記するために。何度聴いても名曲です。フォーレ独特の和声の動かし方に
今頃感心しています。既にフォーレの良さはあちこちで語られていました。


<原 博>
HPをほったらかしてそのままでした。後藤さん、呆れないでください^^
この夏の間に改装して、原せんせいにも手紙を書きます。
今 平均律全曲制覇を本気で考えていまして、とりあえず前奏曲を
出来るかぎり丁寧に1曲ずつさらっています。今年中に、4曲は確実に
譜読み終えたいです。

暑さの中、ご自愛くださいませ。


モードもどき

 投稿者:

まりんきょ

 投稿日: 8月 3日(金)00時10分30秒

マイルスの場所に行きました。時間ができたらくまなく聞いてみます。
ちょびっとしか聞けないのは欲求不満になるかもしれません。

モードもどき、という命名が韻を踏んでいていいですね。ガリレオ・ガリレイみたいで。
作ってみたのを聞きました。モードかどうかということはよくわかりませんが、
なんとなくそれっぽい(何のことだがよくわからないが現代音楽に比べてより音楽に近い)
という気がしました。


モードもどき

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 8月 2日(木)17時28分49秒

ドリア調の音階を使ってデタラメに弾いてみたらどうなるのかと思って
こういうのを作ってみました。


マイルス デービス

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月31日(火)08時44分27秒

ここ
で聴けるのではないかと思います。うまくいかなかったら
ここから検索してみて下さい。

フォリアはビバルディのもいいですね。先日、ラジオからベートーベンっぽいピアノ曲が
流れてきて、聴いたことがない曲だなあと思っていたら、そのうち聴き覚えのある
ベートーベンのピアノ協奏曲(1番か4番)の旋律が出てきて、ああ、そういうことかと思った
のですが、シフだかのカデンツァ(終止形の意味じゃなくてアドリブの意味の)でした。
グールドのカデンツァもベートーベンっぽくなくて面白いですね。


モード奏法

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月30日(月)22時42分27秒

わたしも、後藤さんと同じく「コード進行」に2つの意味があると思っていました。
それで和声進行については確かな解説を見ることはなかった、というのは同感です。

>転調するごとにその調に乗るように音階を変えて
>アドリブしなければならなかったということではないでしょうか

そうだと思います。スタンダードで A-B-A の構成だとすると、
B で転調することが多いですね。たとえば、Duke Ellinton の "In a Sentimental Mood" なら
A の部分が(たいてい)F major で、B が D-flat major であるとか。

それで、A の部分は大ぐくりで一つの調であるし、B の部分もまた同様です。
ただジャズの場合は代理和音が発達しているし、転調と見まごう(聞き間違える)ばかりの
和声進行もありますから、厳密にここから先が転調です、といえるしきい値を設けることはできないでしょう。

その他、全体を通して私も後藤さんの意見に同感です。マイルスの「カデンツに基づかない和声進行」とは
どんな響きがするのだろうか、と思いつつまだ音盤を手に入れていないんです。
私のジャズの師匠もマイルスを聞けといっていますから、なんとかしないといけないんですけれど。

録音

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月30日(月)22時12分09秒

ラ・フォリアはコレルリのしか知りませんでしたが、他にもあるんですね。
このあいだヴィオラ・ダ・ガンバの合奏を生で聞きました。あまり上手くはなかったけれど、
いかにも昔の雰囲気に聞こえて思わずうっとりしてしまいました。それに比べて、なんて今は世知辛い世の中なんだろう。

全然関係ないですが、マラン・マレという人は「膀胱結石切開手術の図」という、語りつきの
ヴィオール曲を書いているんですね。題名が妙だからといって曲も妙だ、ということはないでしょうが、そそられます。

トランスクリプションは今までほとんど聞いてきたことがないのですが、
知る人によるとそれはそれはカスが多いそうです。
しかし、そのカスのなかから光る石を見つけたときの喜びもまた格別ともいっていました。

その方の推薦になる編曲物を聞いたことがあります。
びっくりしたのは、バーバーのピアノソナタ最終楽章のフーガをアコーディオンに編曲した演奏でした。
これには鳥肌が立ちました。


モード奏法はカデンツを使わない?

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月30日(月)17時12分50秒


「コード進行」と言った場合には、
1.「一つの調の音階の中で(カデンツを基本とする)和声進行すること」
も意味するし、
2.「違う調の音階で構成される和音へと転調すること」
も意味する(と私は捉えている)ので混乱していたのだけど、
恐らくバップ等のジャズの場合は、転調がすごく多いので
「モード奏法なら転調せずに自由にアドリブできる」という面ばかりを
強調して、「単一のモード(音階)内でも和声進行(コード進行)はあり得る」
という私の疑問に答えてくれる解説があまり見当たらなかったのではないかと思います。

例えば、バッハとかでも、ハ長調の曲のハ長調の主題がト長調に転調したりすることは
よくある訳で、バッハの曲では、転調するごとに旋律はその転調した調の音階に乗るように
シャープやフラットやナチュラルの臨時記号が頻出する訳ですが、想像するに、バップ等の
ジャズのアドリブもそういう感じで、転調するごとにその調に乗るように音階を変えて
アドリブしなければならなかったということではないでしょうか

一方、西洋古典音楽の場合、転調しないで単一の音階しか使わなくても、
終止形(カデンツ、ケーデンス)を形成する和声の進行(C-G7-C, C-F-G7-C,
C-F-C 等。私はこういうのを「コード進行」と呼ぶと思っていたが)がある訳で、
この C-F-G7-C の F や G7 のところでバップではヘ長調の音階やト長調の音階で
アドリブするということなのかと疑問に思っていたのだけど、ここ
を見る限り、ハ長調の中の F7 であれば、ロ音(11th)は変ロ音にはならずに、
ロ音のまま(つまりハ長調の音階上にのる)のようだ。

ということは、バップではあっても(アベーラブルノートというのに基づいて
アドリブするんだとすると)、転調を伴わない和声進行の範囲(C-F-G7-Cとか)では、
ハ長調の音階だけを使うということになるのだろうか(但しコード名の根音に対する
四度音階が三度音階と短二度でぶつかったりするときは、アボイドノートと称して
避けたりはするようだが)。

ここによると、
カデンツなんてものはバップ的なものの極地で、(モード奏法の創始者?の)マイルスは
カデンツを吹かないということなので、モード奏法の説明としては、
「単一の音階を使うこと」では不十分で、
「数小節ごとに(あるいは一曲を通して)指定された単一の音階を使い、
且つカデンツに基づく和声進行を使わない」ということなのではないかと
今のところ私は捉えています。

http://plaza22.mbn.or.jp/~gthmhk/hara.html#010718


録音

 投稿者:

笛吹き

 投稿日: 7月29日(日)23時07分48秒

あの演奏で「CDを発売」なんてそんな神をも恐れぬことはいたしません。ベートーベンのピアノコンチェルト(何番だったか分かりません)を別の人と録音して、モーツァルト24番とその2曲をCDRにいれるんだとおもいます。

録音といえば、ジョルディ・サヴァールのLA FORIAというCDを買いました。コレルリ、マラン・マレ、オルティスなどのFoliaという曲を集めたCDです。なかなか良かったですが、サヴァールは、グレン・グールドみたいに演奏しながら歌ってますね。ちょっと驚きました。

マラン・マレのスペインのラ・フォリアの楽譜(リコーダー用に移調したもの)を手に入れたので、ガンバの原曲を聞きたかったのです。トランスクリプションっていうのは、元の楽器より面白いとか、これでもいいんじゃないのと思わせるとか、なにかそういうのがないと苦労するわりに何やってるのかわからないですね。


CM

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月27日(金)23時41分58秒

pierre さんへ
 ビオレにもあったのですか。うーん、気を付けて聞いていなかったためかわかりませんでした。洗顔料でしたっけ。
 こんど注意してみます。

笛吹きさんへ
 録音ということは、ひょっとして CD を発売されたのでしょうか。
 ベートーベンの協奏曲のカデンツァを自作でやった人は第3番でいたかどうだったか、というのが
 私のあやふやな記憶です。第4番、第5番は定量譜ですね。
 私の音楽の守備範囲は笛吹きさんよりは広いかもしれませんが、主にクラシック全般とジャズの一部だけです。
 テレビはあまり見ないのは同様です。クラシックで一番使われるのはやはりベートーベンでしょうか。
 意外な編曲で「エリーゼのために」や「運命」や「合唱」が聞けます。
 バロックやそれ以前というのは私も聞いたことがありません。ひょっとして大化けするかもしれませんが、
 だからどうだ、といわれると困ってしまいます。


ピアノコンチェルト

 投稿者:

笛吹き

 投稿日: 7月26日(木)18時52分33秒

ずっと前に、カデンツァは誰が作るんですか?などと聞いたことがあったけど、モーツァルトの24番の録音が終わりました。うちの子の作曲の怪しいカデンツァです。今度からはベートーベンのカデンツァがある曲にしなさいなどと言ってしまいましたが、「今度は」もうないだろうなあ。
やれやれです。24番が頭の中を回る状態だったので。
 CMのフォーレですか?テレビをあまり見ないので、そのての話についていけません。というか、TVを見てても、分からないような気がします。音楽の守備範囲が狭いのです。


CMのフォーレといえば

 投稿者:pierre

 投稿日: 7月25日(水)22時27分17秒

ビオレのCMで「ピエ・イエズ」が使われてますね。
意外と使われてるもんですね。フォーレ。
ジャズの世界でも素材にされてたりしますし。


無言歌

 投稿者:TOM

 投稿日: 7月24日(火)23時13分55秒

>10 秒くらい聞いて初めて気がつきました。

あたしも、はじめは気がつかなかったんです。
なんか、聞いてたら「あれっ?これって?」って感じで。
なんか、ピアノ版とは印象違いますよね。

http://www.geocities.co.jp/MusicHAll/5928/


CMでフォーレ

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月24日(火)23時02分55秒

TOM さん、こんばんは。
> フォーレの「無言歌第3番」が流れていました。
私も聞きました。たぶんギターではなかったでしょうか。
10 秒くらい聞いて初めて気がつきました。恥ずかしい。


コードとスケール

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月24日(火)20時57分46秒

モード奏法の定義はしばらく調べてみます。マイルス・デイヴィスの音盤も聞いてみます。
コードとスケールのことでいえば、スケールが変わったからといっても転調という感じが私にはしません。そこががジャズのジャズたるゆえんだと思っております。


CMでフォーレ

 投稿者:TOM

 投稿日: 7月24日(火)00時08分05秒

お久しぶりです。
郡山に流れ着いて1ヶ月がたちました。

ところで、
つい2、3日前、TVのCMで
フォーレの「無言歌第3番」が流れていました。
ピアノではなく、鍵盤打楽器のような音だったような…。

ちゃんとわかったら、またお知らせします。

http://www.geocities.co.jp/MusicHall/5928/


ジャズの掟のモード奏法

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月23日(月)08時39分43秒

例えばここのアドリブ例だと、
コードは、F7,Bb7,F7,Cm7,F7...みたいに変わっていくけど、旋律を構成している音階は、
ヘ,ト,変イ,変ロ,ハ,ニ,変ホ,ヘのヘ調のドリア旋法に載っている(たぶん)。
でも、後述するように、これは和音が調性を連想させるから、単一の旋法の音階を使っていても
モード奏法とは言わないのだろう。

山下洋輔の「ジャズの掟」のビデオの3巻(モード奏法)を買ってきてみたんだけど、
「コードが変わる曲では、コードに応じてスケールを変えながらアドリブしなければ
ならなかったけど」みたいなことを言っていたけど、(コードの変わる曲のアドリブの
巻は買ってないから分からないけど)、コードの変わるジャズの場合、
例えば、上の「ヘ調のドリア旋法(ブルーノートスケール?)」の場合で言うと、
Bb7,F7,Cm7...とコードが変わるごとに、変ロ長調の音階、へ長調の音階、ハ短調の音階...
みたいにコード名を主和音とする音階に転調しながらアドリブするってことなんだろうか
(仮にそうだとすると、それは和声進行というよりは、転調だと思うんだけど……)。

それに対して、モード奏法は、転調せずに一つの音階だけでアドリブができるって言って
たけど、冒頭のアドリブの例みたいに、コードが変わったって、転調しないで同じ音階を
使う音楽は十分に普通だと思うのだけど(普通の西洋古典音楽の場合)。

一方、モード奏法では、和音は自由だけど、コードを連想させるような
3度ずつ重ねたような和音は避けて、2度でぶつけたり、4度以上開いたりするような
和音を使うと「モードっぽい」みたいなことを言っておりました。


モード奏法の定義???

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月20日(金)09時47分15秒

>それまで「1小節ずつ、あるいは2拍ずつ」コードが変わる曲が主として
>演奏の対象であったのと異なり、「4小節あるいは8小節、さらには1曲
>全体」が1種類の旋法から構成される形式となる

実は「モード奏法」を検索して、そういう解説を見て分からなくなったのだけど、
「1小節ぐらいずつコードが変わる音楽」とは言ったって(転調がなければ)
1種類の旋法(例えばハ長調とか)の中で和音が変わっているだけであって、
「1種類の旋法から構成される音楽」には違わないんじゃないのかと
思ってしまったりする訳です(近親調とかへの転調も旋法が変わったと
判断するのかなあ)。

で、前の掲示のように、「特定の旋法の中で和声進行を決める」のが
西洋古典音楽(やバップ以前のジャズも?)で、「特定の旋法は
使うけど和声進行を決めない」のがモード奏法なのかなあと想像した
訳です(という訳で、ますます分からなくなりました)。





適度な秩序

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月19日(木)22時56分17秒

私のジャズの師匠によれば、「モード奏法」とは

それまで「1小節ずつ、あるいは2拍ずつ」コードが変わる曲が主として演奏の対象であったのと異なり、「4小節あるいは8小節、さらには1曲全体」が1種類の旋法から構成される形式となる

ものをいうそうです。

「適度な秩序」とはどんなものか考えると興味があります。今までそれと気付かなかった秩序に着目すると、
新鮮で心が奪われる音楽ができる予感がします。


モード奏法

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月18日(水)23時14分00秒

ある旋法の音階(西洋音楽的な長調・短調の音階に限らないので
一般的に「旋法」と言うけど)を使いながら、和声進行を決めないで
自由に即興するジャズの奏法のこと?を「モード奏法」というらしい
(既に勘違いしてるかも)。

確かに、ジャズのトリオとかで、(西洋音楽の旋律進行/和声進行に
馴染んでいる私の耳には)旋律性が特に感じられないけど、かといって、
十二音音楽みたいに調性感もない訳ではなくて、特定の音階を使うことに
よる独特の「調性」はある演奏がよくあるけど、ああいうののことを言う
のかも知れない(これも違ってるかも)。

そういう意味では、カプースチンの24の前奏曲とフーガとかは、
ある時期の西洋音楽で特に選択的に使われていた二つの旋法
(長調の音階は確かイオニア旋法で、短調の音階はエオリア旋法
とかいうものに相当するのではなかったっけ)の音階を使いながら、
機能和声には特に従わないで自由に旋律や和音を構成しているという意味では、
ジャズのモード手法に近いのかも知れない(上記の「モード手法」の解釈が
勘違いしてなければ)。

西洋音楽は、機能和声も調性も解体して十二音音楽にまで行き着いたけど、
モード手法辺りのジャズは、機能和声的な和声進行や旋律進行を解体しつつも、
調性(特定の音階を選択的に使うこと)は保持したということだろうか????

つまり、大衆の好みは、適度な秩序が保持された辺りに落ち着くという
ことだろうか……

#ちょっと、色々とズレた発言だったかも。

http://www.geocities.co.jp/Bookend-Ohgai/4225/geodiary.html#010718


部屋のはなれの移動

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月 8日(日)13時22分11秒

すぐにではないのですが、この「部屋のはなれ」を別のスポンサーに変えるつもりでいます。
時期は未定ですが、8 月からは新しい スポンサーにしたいと思っています。

変更点は次の通りです。

私にとっての目的は、

1. 広告は入らなくなる可能性が高い。仮に入ったとしてもごく少数
2. ある書き込みの話題について、応答がまとめられるようなものになる可能性が高い

というのがあります。みなさんにとっての問題点は
1. i モード / J スカイ対応にはならない
2. デザインは大きく変わる
3. レスポンスは遅くなるかもしれない
4. 利用可能タグは減るかもしれない

御意見がありましたらお寄せください


転載について

 投稿者:まりんきょ

 投稿日: 7月 5日(木)23時12分20秒

みなさんの御自身の書き込みを御自身の頁に転載してもいっこうにかまいません。
なお、みなさんの発言は
掲示板発言一覧に保存しています。


自分の書込の転載について

 投稿者:

後藤文彦

 投稿日: 7月 5日(木)17時36分12秒

ここの過去ログって、いずれはなくなるんでしょうか。
こういうふうに自分の書込を自分の頁に転載しても
構わないでしょうか。