FULLY CLOTHED & NAKED / ZOOT MONEY

1.LET THE GOOD TIMES ROLL 2.THE ROCK 3.LET'S RUN FOR COVER 4.LOVING YOU IS SWEETER THAN EVER 5.HALLELUJAH I LOVE HER SO 6.BARE FOOTIN' 7.PEOPLE GONNA TALK 8.SMACK DOB IN THE MIDDLE 9.NOTHING'S GONNA CHANGE THIS LOVE 10.FLORENCE OF ARABIA 11.YOUR ONE AND ONLY MAN 12.LOOK AT YOU NOW 13.ARKANSAS 14.GOOD TO BE ALIVE 15.FOLLOWING YOU 16.IT AIN'T EASY 17.SIX DAYS ON THE ROAD

2000年、ビッグ・ロール・バンド時代のライヴ録音(未発表)に加え、なんと1972年、ズート・マネーのソロ・レコーディングを収録した発掘モノ。ライヴ録音の出来は先の2枚よりも上とはいかないけれども、悪くない。ソロ・レコーディングではエッグズ・オーバー・イージーの「思い出のアーカンサス」を演奏。残念なことにオリジナルを未入手なのでこの出来がどれほどのものか(もっとも、あからさまにラフなデモといった感じのものに出来もくそもないかもしれないが)はわからないが、曲そのものの良さか、僕は結構気に入っている。ライナー・ノーツではパブ・ロックとエッグズ・オーバー・イージーの関係から、ズート・マネーと彼らとの交流をほのめかすような記述があるけれども、彼らの関係はそれだけではない。エッグズ・オーバー・イージーを英国へ連れて行った張本人は他でもないチャス・チャンドラーだったし、その頃チャスのビジネス・パートナーだったジョン・スティールはエッグズ・オーバー・イージーのリハーサルで、ドラマーを務めていた(正式メンバーに、という話もあったという説があるが、これについては未確認)。この時期、ズート・マネーがこれらの人々と交流していたのだろうかと想像を膨らませるだけで、楽しくなってくるのは僕だけではないだろう。

ZOOT MONEY

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