ANYWAY / FAMILY

英国オリジナル盤は、分厚いビニールでジャケットがつつまれ、そのジャケにタイトルが印字されているという変形ジャケット。B面がライブ録音になっており、ライブ・バンドとしての側面を強調した作りになっている。ただ、個人的にはその作りがうまくいっているとは思えない。どこか中途半端な印象をうけてしまうのだ。ファミリーの全アルバム中、僕が一番聴かないアルバム…だった。最近(2003年5月)になってファミリーのDVDを購入したのだが、これがちょうどこのアルバムをリリースしたと思われる時期の映像らしく、曲目の多くがこのアルバムと重複。このDVDがこれでもか、というばかりにカッコ良かったため、その影響でこのアルバムが現在のヘビーローテーションになっている。一番地味な感じがするという印象は変わらないが、それでもやはり大好きだ、という評価に現在は変わっている。

尚、ジョン・ウィーダーはこのアルバムをリリースした後、本来の楽器であるギターを弾きたい、という理由でファミリーを脱退、テイストのメンバーとスタッドを結成。彼の後任にはジョン・ウェットンが加入する。

John Weider

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