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2005年 7月22日(金)  裏磐梯放浪記 〜その1〜  裏磐梯の川と川と川

2005年7月22日(金)

 『放浪記』だなぁんて大それた言葉で始まりましたが、せっかく来たんだから色んな所をやってみたいなぁ、などと思ったりして。まぁ、『つまみ食い釣行』とでも申しましょうか・・・。

 でも最近フィッシングスタイルというか、私の釣りパターンが画一化されてきた様な気がするのです。釣行は月イチ。場所は裏磐梯。毎回色んな川を転々と・・・(これが出来るのははここの良い所と言うふうにも思っているのですが)。ま、いいか。



 今日は平日なのでのんびりと、朝7時過ぎに家を出てみました。
 いつもの裏磐梯で気になること、それは「雨」。ここに来る時は、いつも雨の記憶。
 今日も例外ではありませんでした。高速を降りたあたりから、普通に雨が降ってました。慣れてるからい〜んですけどぉ。

 最初の川では小雨になってました。
 ここは2年ぶりです。川幅が狭いこの川は、この時期は蜘蛛の巣が多いと聞きます。そこが狙い目なのさ、と期待して入ったわけなのですが・・・。

 入渓ポイントあたりはまだまだ余裕でした。


 ここには必ずいます。           
 入渓点は比較的広いです。雨が降っている割には水はすごくきれいでした

  そしてすぐにヒット。あまり大きくはありませんでしたが、最初の魚はイワナ。ここでイワナを釣ったのは初めてでした。


 ヤマメだとばっかり思ってましたが、イワナでした。
これがそのイワナです

 しかし、やっぱりすごかったです。蜘蛛の巣が。しかも、倒木やらブッシュもけっこうあって、苦労してポイントにフライを流してヒットしても満足にフッキングできずにバラすこと数度。何度も何度もキャストして蜘蛛の巣を払いのけたりしてるものだから、そのうちティペットが切れてフライをロストしたり・・・。どうにかちっちゃいヤマメを追加して、もうここは諦めました。



 次に入った川は、先月絶好調だったところ。
 すでに時刻は午後。雨もなんとかあがってくれたようです。
 1ヶ月半も経つと渓相が一変しています。新緑と言うか、ブッシュが背丈ほどにも成長していて、自然の息吹が感じられますね。


 すごいブッシュ。     先の川のように蜘蛛の巣は無かったです。
入渓点と、そこから少し上流。ブッシュなどのため川幅が狭〜く感じられます

 期待を込めて釣上るのですが、前回ほどのサイズは来ませんでした。
 その代わり、どの場所からもフライにアタックしてくるのがいます。そう、放流したて、とおぼしき10cmにも満たないヤマメくん。まぁ、ルアーサイズというか、ミノーサイズというか、これには閉口もんでした。“えっ、こんな場所からも!”という所からも平気でアタックしてきます。
 いつもなかなか良いサイズが出るポイントでも、こいつにやられました。まだまだ本物と偽物の虫との分別のつかない彼らは怖い物知らずのようです。それならばと、こっちも粘りましたが結局『ちっちゃいもの攻撃』に遭い退散するというケースもしばしば。
 期せずして数釣りを楽しんだ!と思えばいいか・・・。いや、そうじゃない!

 
 ちっせぇ〜。      これもちっせぇ〜。  
それでもこのイワナくらいのはけっこう出ましたけど

 十分に子供達と触れ合っていると、小雨が降りだしました。どうも天候が安定しません。



 午後の4時。前の川でちっちゃいものクン達の逆襲に遭った私は、傷心を癒すべく次の川へ新たな期待を込めて行ったのであります。
 が、ここでもぉ!?・・・でした。


 まさかここでもちびヤマメに悩まされるとはね。    
いつも来る川。今シーズンは初めてでした

 それでも、このくらいのを2尾ほどゲットできました。


 大きいのを期待してたのですが・・・。
あばれられてうまく写真が撮れない。ピントはズレるし、この後フックを自分で外して帰っていきました

 
というわけで本日は、ちっちゃいもの無数。アベレージ15〜16cm程度が7〜8尾(なんだかよく覚えていませんけど)、という釣果でした。

 
 本日の部、おしまい。

 翌日の部はこちらです。


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