2004
過去リンク 2003まで
2005.4.18 THE-GREAT-STORM
これが本場のほんまもんの砂嵐だ。
巨大な砂の滝がどんどんこっちに近づいてきて、呑み込まれて、そして真っ暗になった。
4月18日にここで起こったものです。
当時の状況は、まわりが急に真っ暗、というかオレンジがかった真っ暗になったので、すぐ近くのビルで働く三菱商事の人とこんなの初めてだと連絡をとりあってた。
そのうち、ゴーゴー音がしてきて、ビルも揺れ始めた。ここ7階からはかろうじて下を走る車のヘッドライトが数個見えるだけ。時刻は夕方5時、まだ完璧に明るい時。
30分程度で通過していった。
質問にお答えしますと、
1.音はゴーゴー(Go!Go!)
2.外を歩くのは問題外。もともと外を歩くことはまずないから歩いていた人もいなかったであろう。こういった超暑い国は通常、人々は歩かない。100%車で移動。車の運転は恐らく濃霧状態であったであろう。ただ、濃霧は風をともなわない。砂嵐はすごい風。目はあけていられるはずもない。
3.洗濯物。これも幸いにしてありえない。砂嵐でなくとも、通常状態で砂は常に舞っているので、洗濯を外に干すことはほとんどない。干すのは全部家の中。
4.自動販売機。これもありえない。自動販売機は99%建物の中に設置してある。自動販売機の設置率が極めて低い。おれはここに来て自動販売機で何かを買ったことがない。外にああいった機械を置いていると通常状態で砂まみれになってしまうことと、超暑い中で、外で買うという行為自体がないからと思われる。だいたい、あの機械を外で常に冷やしておこうとしたら、効率がわるすぎるんじゃないだろうか。のどがかわいたら、そこここにある小さなお店でおっちゃんから買う。お店に入れば涼しいし。
5.コンタクト。サウジ人はコンタクトなしない。なんていうのは真っ赤なうそで、コンタクト需要は他国といっしょ。ただ、前述のごとく、外を歩く機会がほとんどないから影響はない。
ちなみに、ジェッダで唯一あるゴルフ場は砂と土漠のゴルフ場で(おれは行ったことはないが)、日本人も毎月10人くらいのパーティーでやっているが、ハードコンタクトをしている人はゴーグルを使用しているらしい。40度以上の気温下、一面砂の上で、歩いて、ゴーグルして。苦痛以外の何者でもないように思われる。そこまでしてやろうという人々にはただ感心。そういう人たちから言わせれば、零下んん十度の冬山に行って登ってテントで寝泊りするほうが感心されるかもしれないが。どっちが苦痛だろうか。
6.最後にこの砂は。ない。写真で見ると猛烈な量の砂を運んできているように見えるが、過ぎ去った後、砂が積もっているかといえば、ない。なぜだろうか。あの砂の塊は、その場所場所に砂を置いていかずに、そのまままき上がったままの状態でただ移動しているだけだからだろうか。とまっていた車に多少の砂がついていただけで、日本の鹿児島から想像されるような火山灰が車に積もっているようなことは全くない。あの塊が何も残さずにそのままゴーっと通過していったというのが実感。それはそれでよしと言いたいけど。
砂対策としては、常に窓はきっちり閉めて、隙間から砂が入ってこないようにすることだけ。
日本は、今地震が多いようなんで、地震対策?東京地域にもそろそろでかいのが来ても、と言われて久しいが。
2004.3.9 エジプト
【2004.3.10 らくだ通信】
出張でエジプトに行ってきた。
仕事の合間に大急ぎで行ってパチリ。
本当は今回はそこまで行く予定はなかったけれど、最近の日本の番組のトリビアの泉で、スフィンクスの目線の先にあるものはケンタッキーフライドチキン、というものがあったんでちょっと本当にそうだったっけか、と確認してきたまで。本当にKFCをまっすぐ見ていた。
暑そうにみえるかもしれないけど、寒かった。
2004.1.23 北イタリア チェルビニア
【2004.2.13 らくだ通信】
チェルビニアより
チェルビニア スキー場はマッターホルン(イタリア名チェルビーノ)の真下であった。
そしてそれは肩の小屋から見る槍のように傾いて見えた。
たまたま入った貸しスキー屋のおっちゃんが日本人であった。北イタリアではただ1人の日本人らしい。
結局この1週間で会った日本人はこのおっちゃんただ1人。
次回はクールマユ−ルから
2004.1.22 アオスタ
【2004.2.12 らくだ通信】
北イタリアでのスキーは5日間全部ドピーカンでした。
日夜休みもなくぶっとおしでやってきたことのご褒美かななどと自分を慰めてますが、そうでも思わなければやってられない。
添付の写真2枚は3つのスキー場に行ったうちの最初のもの PILA という。
アルプスからアオスタの町(アオスタ渓谷)をはさんで逆側にある。従いここからはヨーロッパアルプスが一望できる。私が映っている写真の本人真下がアオスタの町。右奥にはマッターホルン(チェルビーノ)がとがって見える。
滑っている側の山は モンテ エミリウス という。右側が切れてしまって映っていないが、Pointe Valletta 3,090m。
スノーボーダーは少ない(20%くらい)が、スキーヤーはみなめちゃうま。普通の日に来て滑ってるやつらばかりだからだろうか、 っこいい。負けじと、、十ターンくらいではあはあ。でも雪がいいから切りやすい。
この日はロシ。翌日はヘッド、次はフィッシャー、と、毎日違うレンタル。
実は、同じゲレンデで、最終日に長男と思い立ってボードを借りた(数時間)。はき方もつけ方もわからず、とりあえず上まで行って、立てるようになってからリフト一本。
大変な思いをした。斜面を背にずりずり降りてくるのは問題ないが、斜面を胸にした体勢がとれない。ましてターンなんて全く不可。昔日本のゲレンデでいつも座り込んでいるボーダーをいぶかしくおもっていたのが同情に変わった日であった。そのときの写真は当然公開いたしません。
では、次回はチェルビニアからです。