2003.11.15 紅海に沈む夕日

【yuki on the road】
 うわあ。
今日の夕焼け、きれいですね。
ターミガンMLのみなさん、まだオフィスにおられるようなら、ちょっと外を見てみて。
らくださん、サウジの夕焼けってどんなですか。

【やよい】
 夕焼けは、大好き。毎日のように見ている。
子供が小さい頃は夕焼け空を見ながら散歩したっけ。
今では犬のオリバーとお散歩。でも犬は美しい空の色はわからないよね。

【yuki on the road】
 夕焼け、いいよね。
先週土曜日の夕暮れ時に多摩川を走ったときに見た夕焼けは、ことのほか美しかった。
そういえば高校の時、二人で夕焼けの中よく歩いたね。



【ヤッホー】
 えぶりさし日本海に沈む夕日も、ひとつよろしく。

【シウマイ】
 夕日が沈むときの何とも言えない時間
同じ夕日でも一日何をしたかで、満足感や思うことが違う
反省もある、悲しみもある、悔しさもある
音のない映像であるが、心の中にいろいろな物を思わせてくれる・・・・不思議だね
太陽にほえろは、絶対に夕日だ



【らくだ】
 夕日の写真がとれたので送ります。紅海に沈む夕日です。
夕方6時近辺ですから、日本時間夜12時頃。
子供の解説はとくに入れませんが、正面手前に座っているのはうちの子じゃありません。

【おつきさま】
 サウジとの時差は - 6.0 Hr だっけ。
だとすると日本でyuki on the roadが
「まぁきれい」って見ている夕焼けの中のいる太陽は
サウジの真昼間、らくだが「今日もあちーなぁ」って見上げる太陽ってことか?
同時に同じものを見ても、居る場所で感じ方が全く違ってしまうのは
当たり前だけど、ちょっと面白いな。

【神経痛】
らくだ兄
いい写真だね。
家族だな・・と思います。


2003.8.1〜10.20




【2003.8.1 らくだ通信】

2時45分か。(←編集者注:夜中2時45分時のこと。日本時間で朝8時45分)
まだまだあと2時間コースかなあ。
日本人5人全員と現地人7人くらいでふらふらになりながら売りの締めをやってるけど、計画という高くて重い重圧がとれない。あきらめりゃいいんだけど、だめならだめで日本への報告(言い訳レポート)がたいへんになるだけ。

まあ、どろどろに疲れてもドライバーが運転してくれるから安心して帰れる。車で家まで20分。しかし大変なのはドライバーも一緒だ。いつ終わるともわからないご主人様をじっと椅子に座って待っている。今終わるかもしれない、という状況で必死に起きているんだろう。
で、明け方の5時くらいに家に帰って、じゃあ次は8時に来てくれってか。彼はそっから家に帰ってシャワー浴びて30分くらい寝て、すぐに来る事になる。おお可愛そう。おれも可愛そうだけど。
あした金曜日はイスラムでは公休日というか安息日。したがって午前中は寝てられる。が夕方から出社。あさってから日本から出張者受け入れ。しあさってからドバイへ3日間出張。
ドバイから帰ってきて2日後に日本へ、だけど、その2日間は48時間耐久ワークか。ドバイは酒が飲めるのが唯一のメリット。ついいろいろちゃんぽんして体調を崩すという悪循環。
忙しいのに書き出すと止まらない。
独り言でした。


【2003.10.1 らくだ通信】

月末につき、今日も徹夜状態。ちょっと息抜きに独り言。

日本は気候もよくなってきたことだろうし、連休も毎月じゃかすかあってうらやましい。
昨日白馬に初冠雪というニュースをやってた。あのひんやりピーンとした冷気がなつかしい。ななかまどや、だけかんばが色づいているのを見てため息ひとつ。においや音まで伝わってきた。

こっちは相変わらず35度だし、それはそうと先週の金曜日はまた久々の休日も日本人学校の水泳大会でつぶれてしまった。
ここからはちょっと自慢話で申し訳ないが、20m自由形で優勝した(学校のプールはなぜか長さ25mでなくて20m)。一般の部でエントリー8人のなかでおれは最年長。20台後半から30台半ばの男どもがほとんどで、一人もと水泳部が競泳用パンツで登場した。0秒半の差で勝った。

実際去年、僅差でおれが負けたという事実があり、僅差がひっくりかえせるかなと暗に狙ってはいた。またおれを一応脅威と感じてたようだ。(もと山岳部で泳ぎには全く関係ないというのも知ってるうえで。)手を抜いたのかなと思いきや、終わってから近づいてきて真剣にくやしがっていた。

しかし、おれも泳ぐのは年一回だけ。2ヶ月に一回程度ダイブで潜ってはいるものの競泳じゃない。それなのにこんなスピードがどこから出てくるか自分でも不思議だ。来年もまたバトルが激しくなるかな。その前に、来年もまだここにいるの?って自分に聞きたくなるけど。

ごめんなさい、勝手な自慢話だけど、うれしさをつい。。。ここじゃ誰も聞いてくれる人がいねえんだよお。

5時には会社を出たい。、、、無理か(←編集者注:朝5時のこと。日本時間で昼11時)








---( 以下 2003.10.20  おつきさまコメント )---

すっげ〜羨ましい

エジプトで潜った時を思い出すぜ。
写真では、陸があまり見えてないけど、(水着の女性も写ってないが)
おそらく砂漠の赤茶けた土色と、海・空のコントラストがすばらしいはず。

東南アジアや日本もそうだけど、緑豊かな地上の自然と美しい空と海、
それと白い砂浜なんてのがついて、地球は美しいって思っちゃう。
バランスが取れた生物層、循環がきっとそこにはあって、
水面に浮上してきて陸が見えると、あ〜安心って感じちゃう自然がある。

一方、中東の海は違うね。
あんな不毛の地上の直ぐ真下に、どうしてこんなに豊かな生物がいるんだろう、
って思った。地上と海の間で何も生命循環して無いっぽい。
絶対的なアッチチ状態の地上は厳しく、ちょっと気を抜くと乾燥ミイラ状態
ドライフルーツ状態にすっからなってな太陽がギンギン。
水面に浮上してきて陸が見えても、自分と同じように空気を吸って生きている人(生き物)が見えない。
万が一、潮に流されて陸地に漂着してもミイラになりそうで、お〜っとヤベー。

だけど色覚的には刺激的だな。
赤ぁ〜っと・青ぉ〜っの目一杯の原色攻撃が目に眩しい。

すっげ〜羨ましい
---( 以上 おつきさまコメント )---




【2003.10.20 らくだ通信】

すっげえ羨ましい、と言ってもらえるとちょっとうれしくなってしまう。生活環境的には極悪に入るけど、こんなとこもあるんだぞ、みたいな。
同行者(今回ボートダイブは初挑戦の面面)も、ジェッダライフも捨てたもんじゃねえなあ、とたいそう喜んでいた。

写真を撮ったところは出国審査場 (家から車で15分くらいのところだけど) この海岸線から一歩出るたびに厳重なチェックが必要になる。出国時は変なものを持ち出さないか、入国時は妙なものを持ち込んでいないか。ほんとに大変。
しかも、ここはまだサウジ国内だから女性も水着になれない。水着の上にあの真っ黒なアバヤというやつを羽織っている。

次にイルカを送るけど、一匹(一頭?)映ってるだけでおもしろくもなんともないよ。もう1枚つけとこうか。




【2003.10.20 らくだ通信】

今日からドバイへ1週間出張。
ずっと激しく会議の嵐であるが、なんといっても酒が飲める。岸壁を出た瞬間に女性はアバヤを脱いだ。
映ってる女性は某社駐在の奥さん。我が奥さんは撮影者だから登場していない。向こうに見えるのは金持ちのプライベートボートと邸宅(よくわかんないけど)。モスク(イスラム教会)の尖塔もちょっと見える


2003.2.6


皆様、

ハッジというのをご存知でしょうか。
イスラム教信者のメッカ大巡礼というやつです。今年はそれが2月9日から14日にあたるため、その間、会社が休みになります。
全世界から信者 約2百万人がここジェッダ空港におりて、バスでメッカに向かいます(ジェッダから1時間)。アフリカ人やインド人、パキスタン、イラン、等々いろんな国から人が集まってくるため、一番やばいのは病気。アフリカのエボラ出欠熱やら、どこぞやのデング熱やらと、そんなもんが持ち込まれるため、非常に危険なので、まず注射をうち、とりあえずこの間は国外に出ます。

去年はエジプトに行った。ピラミッドとスフィンクス。
今年はモルジブに行ってきます。
ということで、8日から14日まで音信が途絶えますのでよろしく。
山でなく、海ですが、またご報告さしあげます。ダイビングもさることながら、やっぱり酒、南国リゾートの酒が今から楽しみで仕方ありません。今は約30℃くらいの気温だけど、暑いところで冷たいビールが飲めないのがどれほど地獄か。!

モルジブ滞在中にイラク攻撃が起こったら、当然サウジには帰れませんので、そのまま日本行き、というのもあります。

ついでに、メッカがどんなとこかという写真をつけましょうか。
中心の黒く見えるところが、カアバ神殿というやつで、このまわりを7回まわります。
モスリム(イスラム教信者)でない我々は一切ここに足を踏み入れることはできません。

メッカはマホメットの生誕地でよく知られている。上高地は山好きのメッカだ、とか使われるなどでご存知のように(例があんまりよくないか)。
では、メディナは知っているだろうか。教科書なんかでは、メジナって出てるかもしれない。メッカ、メジナ、と併記されてたっけか。メディナはマホメット(こっちではムハンマドって言うけど)が葬られたところ。
だから、ハッジでは、メッカ、メディナ両方行く人が多い。誰もがいつでも行けるところじゃないから、一生に一回来て、感動のあまり死ぬ人もいるらしい。
ということで、メディナの写真を添付します。



2003.1.4



皆様お元気ですか。
こちらは、先月12月中旬から1月1日まで休暇をとっていました。そのためクリスマスカードも年賀状も全く書いておらず、
これをもって新年の挨拶とさせてください。あけましておめでとうございます。

去年は休みという休みは夏休みを4日とっただけ(ここは週休1日で、その1日もほとんど出社のケースが多い)だったので、
今回はどばっと18日休みをとりました。
シャモニーで1週間スキー。そのあとローマとナポリに10日間。
サウジは酒と豚肉のない世界なので、ほとんど昼に夜に酒づけの旅であったと言えます。
ローマやナポリは、遺跡とピザしかないので、おいといて、シャモニーの写真を1枚添付します。
エギーユミディという3800メートルの展望台からとった写真です。顔の真横にあるのが グランドジョラス。写真には写ってないけれど、

逆側にはモンブランがあります。この日は雲ひとつないドピーカンでした。

ちなみに、夏の4日間の休みでは、グリンデルワルトのアイガーと、ツエルマットのマッターホルンへ行ってきたので
2002年はヨーロッパアルプスに酔いしれた年でした。
本当は見るだけでなく、行けるところまで行ってみたかった。

既にまた灼熱と酒豚なしの生活にもどってしまった。悲しいかな。
今年もよろしく。今年の夏は一時帰国で2週間くらい日本に帰ります。7月末くらい。会いたし。酒をのみたし。
では

2002.夏








昨年夏に行ったアイガーとマッターホルン。行ったと言っても、行っただけで、なんら登っていないというのが寂しいところ。
でも、言わせてもらえば、登るんだったらやっぱり穂高でしょう。くやしいけど、ヨーロッパアルプスは見るもんだよ。追記としては、映っている人物は、嫁さんの妹とだんな。



2001.4.11



杉高ファイトの皆様へ
結構前からドバイかどっかに出るとは言っていましたが、ついに決まりました。サウジアラビアです。都市はジェッダ。紅海に面した町です。
が、そこはメッカに近く。イスラム教の総本山。戒律、規制が激しく、酒は一切ない。全く手にはいらない。持ち込もうものなら手をちょん切られるか、首をもがれるか。また、女性は運転をしてはいけない。女性は外に出るとき、あの黒いマントみたいなやつで目だけ出して歩く。しかも一人で歩いてはいけない。エッチな写真なども一切禁止。空港から持ち込もうものなら処罰。郵送は郵便局で全部開けられるので没収。インターネットも政府が全部規制をかけていて変なところにはアクセスできないようになっている。豚肉も全然ない。
紅海に面しているという条件以外は、後はほとんど全部砂漠。禁欲そのものを強いられるのか。
それでも家族で行く。おれは5月14日出発。家族は8月頃か。
奈良から出られるのはいいが、世界中に駐在拠点が数ある中で最も厳しい条件のところと言える。
取り急ぎご一報まで。



2000.12.12

皆様へ
また海外出張に出ている。とにかく乗り換えが多く、今はロンドンの空港で次の便の待ち時間3時間の合間にメールでも書くか、と、君塚のメールを受けてパソコンに向った。これからオマーンに行って、クウェート行って、UAEに3日間の後、モ一回ロンドンで仕事をして21日に帰る。この商売、体力がなかったらやってられない。
この間にも機中泊が3回ぐらいあるので時差と腰痛で気が狂いそうになるときもある。
それはそうと、日本を出発してから飛行機の中で、前前から読もうとおもっていた”槍ヶ岳開山”を読んだ。すげええおもしろかった。播隆上人が槍のてっぺんに初登頂、まだ鎖もはしごもなんにもないときにザイルも確保もなんにもなしで登っている。すごい。それとは別に前後する話も結構おもしろい。涙もさそう。みんな本など読んでいる時間はないか。俺はたまたま飛行機の移動時間があってラッキーである。
その本を読んでいて思い出したのだが、前回レポートしたっけか。横尾が上高地みたいになってしまっているのをご存知か。あの横尾の橋も、なんとなんと河童橋みたいになってしまった。横尾はあの橋だから横尾だったのにあんなにしてしまったら、あーあ。次は本谷橋がえじきか。
そういえば、朝日新聞社から週間日本百名山っていうのが発刊されるのはご存知か。
私は朝日新聞の配達のおばちゃんに定期購読を申し込んでしまった。1月の11日だったかが創刊号で富士山。50刊ぐらい毎週発売とのこと。3号か4号かで槍とか穂高だ。
今更週刊誌で紹介っつうのもなんだが、すでに予約を完了しました。



1998.11.13


極致的な忙しさが続いて今日約4週間ぶりに休みをとった。
大阪に週3回日帰り出張、というのがずっと続いて、続けてついこの前の日曜まで海外出張に3週間ほど行ってきた。アラブ首長国連邦とレバノン。
その間、ただの一日も休みがなく、ぼろぼろになって今日から3連休だ。
それはそうと実は、この惨状の直前に、10月になってすぐだったかまた唐沢に行ってきた。紅葉がみたくてまた思い立ってひとっ走り行ってきたのだが、あまりきれいではなかった。今年の雨につぐ雨という天候不順となにやらでうまく色づかなかったと言われている。だがしかし、そんな天候不順の中、行った日は唐沢までは雨でテントだけ張ってしまおうという思いだったが張り終えた瞬間から一気に雲が消え、ドピーカン。これだから唐沢はやめられない。
そんなに普段から良い行いをしているとは思えんのだが。
ついに北穂のピークも踏んでしまった。また今回も唐沢でダラダラでよしと思いきや、行ってしまったのです。しかしあんなに北穂の登りは恐かっただろうか。
久しぶりにちょっとした急登をあじわったせいか恐くてハアハアしてしまった。
北穂頂上から大キレットを見ていて思ったのだが、最近宇都宮は荷物をしょって槍穂縦走をしたとか。すげえ!Unbelievable!北穂小屋の裏からキレットを下にのぞいただけで足がすくむ。
頂上からは燕山荘(えんざんそうで一発で変換されない!)から白馬までくっきりはっきり、これだからやめられない。すでに前日まで降っていた雨の水溜まりはガチガチに氷っていて山は初冬と化していた。
下ってきたらまた足のつめが2本死んでしまっていた。どうもやっぱりナイキの下界用の偽装トレッキングシューズではあかんらしい。そのうちちゃんとした靴を買おうと思うが、非常に悩む。ミーハー的な軽い乗りのやつでいくか、カンチのようなのにするか。いずれにしても来年のはなしだ。

日本は寒い。先週まで35度近くあるアラブの国にいたが、それはそうとレバノンのベイルートという町はすごかった。あいかわらず、内戦の爪痕があちこちにガンガン残っていて、ビルというビルはまだ弾の跡やミサイルの跡、穴がビシバシ残っている。ホテルの隣のビルも大きな穴だらけだった。
いろんなところを経験させてもらっていてありがたい話だが、、、。

ではまた