<暖めかた>
・緊急時にお湯で暖める
体を濡らさないように身体をビニール袋に入れて、ゆっくりとお湯に浸けて温めます。
体が濡れると乾くときに体温を奪ってしまうので濡らさないように。
動き始めると爪でビニールに穴があいて、浸水するので注意が必要です。
・使い捨てカイロ
一時的な保温には手軽です。
使用するときは必ず布などでくるみ、直接仔猫に当てないようにしましょう。
破いてしまうおそれがあるので緊急時のみにしてください。
・お湯を入れたペットボトル
一番温度調節がしやすく手軽です。
ペットボトルにお湯を入れて布でくるんで使用します。
仔猫を挟むように2つ置くと兄弟や親に寄り添っているようで安心します。
私はこの方法で1匹育てました。
・ペット用ヒーター
私は持っていないので使ったことはないです。
安定して保温でき安全なので便利です。
2.ミルクを飲ませて!
脱水と低血糖も大変危険です。
ですが人間が普段飲んでいる牛乳は与えないでください。
これは成猫でも同じです。
下痢の原因にもなりますし、栄養成分が全く違います。
きちんと子猫用のミルクを与えてください。
しかし、飢餓状態が続いていた猫に急激に栄養を入れる事で、却って具合が悪くなる事もあると覚えておいて下さい。
アンモニア値が高くなる事で、昏睡状態に陥ったりします。
それを防ぐ為には、少量ずつ回数を多く与えるしかありません。
<ミルクの種類>
・リキッドタイプミルク
液状のは温めるだけで与えられるので便利ですが、毎日あげるとなると粉タイプよりお金がかかります。
子猫用と明記されているものを利用しましょう。
成猫用、動物用、子犬用、小動物用、などは成分が若干異なります。
・粉ミルク
粉タイプは面倒ですが経済的です。
これも仔猫用を購入しましょう。
<緊急時に子猫用のミルクが確保できない場合>
・子犬用、その他動物用のミルク
・牛乳250ccに卵黄1個とティースプーン4杯の砂糖を加えたもの
・人間の赤ちゃん用のミルクを2倍に薄めたもの
どれか手に入るものを人肌に温めて与えてください。
低体温や生命活動が低下している時はミルクを受け付けない事が多いので
ブランデーを1滴垂らした砂糖水やスポーツ飲料を人肌に温めて飲ませます。
カロリー吸収の早い順番は、アルコール>ブドウ糖>ミルクとなります。
体温が上がってきて動きが出てきたらミルクに切り替えます。
上記方法は脱水・低血糖に陥らせない為の「一時凌ぎ」です。
猫用のミルクでないと下痢・栄養不足などになります。
急いで子猫用のミルクを調達してあげてください。
ミルクの飲ませ方は平常時で説明しています。
3.排泄を手伝って!
授乳期の仔猫は自力で排泄が出来ません。
母猫の代わりにあなたがオシッコやウンチを出してあげましょう。
方法は平常時で説明しています。
排泄物が溜まりすぎると便秘、膀胱炎や尿毒症などになってしまいます。
特に尿毒症は生命の危機です。
この緊急時のページでは生命維持のための優先順で記載しています。
平常時では排泄→授乳の順がいいと思います。
4.保育箱を作ろう
仔猫が安心できて尚且つ保温できるお家を用意してあげましょう。
室温30度が適温です。
また、暗くて狭い方が仔猫は落ち着きます。
布等で包んだ秒針の音がする時計をそばに置いておくと、親の心音に似ているので安心するとも言われます。
<適した入れ物>
・ダンボール箱
手に入りやすく、保温性に優れています。
コンビニ、スーパーその他商店などに事情を話して無料で譲って貰えます。
・キャリー
キャリーバック、キャリーケース、ペットキャリー、ペットコンテナ。
あとあと必要になるものなので買っておいて損はありません。
材質の種類が豊富で、布製、プラスチック製、籐かご、などなど。
汚れた場合洗ったり消毒がしやすい、出し入れがしやすい、丈夫、普段も使える等を選択基準にするといいと思います。
私は↓を使っています。

参考にしたお店へ
・ケージ
保温性が低いので周りを布で覆う、中に箱を入れるなどの保温処置が必要です。
↓こういった物が売られています。

参考にしたお店へ
・プラスチックのケースやコンテナ
洋服などを収納するコンテナや、虫や魚を飼育するケースなども使えます。
これは汚れたときに掃除が簡単ですが、蓋部分が網状の物を利用するなど通気に気をつけましょう。
<敷物>
・フリース
膝掛けなどに使われている生地で、ブランケットやマフラーは保温に最適です。
特に仔猫がすっぽり入るフリース製の帽子は便利です。
しかし吸水性が弱いので他の物と併用するなど工夫が必要です。
・新聞紙
そのまま敷いたり切って使ったりでき、経済的で吸水性に優れ保温力もあります。
ですがインクで仔猫が汚れます。
・毛布
保温力もあり手触りもいいです。
・ペットシート、ペットシーツ
吸水力抜群です。
一番下に敷くといいです。
・タオル
ループ状の糸が爪に引っかかるので敷物としては適しません。