EP82GTのブレーキは結構プアで、ステンメッシュホースや シリンダーストッパーでブレーキのタッチは良くなるものの、 パッドの偏磨耗や、容量不足が解消できません。 そこで、キャリパーはAE101&AE111のスーパーストラット用の２ポッドキャリパー、 ローターはAE101orAE111ノーマルストラット用を流用します。

以下は本来は取り付け不可なのですが、 フロントのナックル等をターボ用に交換することで流用できますので、ご相談下さい。

・純正のキャリパーよりもオフセットが大きく、手前に張り出していますが、 ホイールによっては１４インチでも大丈夫なようです。ブラックレーシングなどは履けそうです。 ホイールによっては１５インチでも無理な物もあるようですので、 ホイールを取り付ける際に干渉の有無を確認するようにしてください。

・スペアタイヤも使用できるものに交換しましょう。肝心なときに使えないようでは全く役に立ちません。

・スペーサーの厚み8mmの分、ホイールのオフセットが変わるので、フェンダーとの干渉に注意してください

スターレット用としては十分な容量になったようで、 キャリパー以外にも手を加えてあったので満足の行く効きになった。 全部で２万５千円以下で揃えれたので、コストパフォーマンス最高。 (キャリパー5000円、ローター10000円、 パッド新古品7500円、オーバーホールキット2500円)
ブレーキのフィーリングが向上し、フルブレーキングがやりやすくなった。 ペダルのストロークも短くなり、安心感も増した。 気になっていたバネ下重量の増加もあまり問題にならなかった。 ブレーキバランスがフロント寄りになったので、 プロポーショニングバルブの流用か調整式への変更、 またはリアのパッドを効きのいいものに変更を考えている。

純正ブレーキに不満を持つ人に自信を持って勧めれるものに仕上がったと思う。 なお、お金に余裕がある人には、 これ をオススメします。(半額ならば真剣に悩みますが…。)

キャリパーの容量が増えるので、マスターの容量不足が気になるところです。
２ポッドキャリパーに本来組み合わされているマスターシリンダーは 7/8で年式によりますがスターレットと同等の様です。 特に交換しなくてもペダルのストロークはむしろ減っているので問題は無いようです。 参考までに、以下にマスターシリンダーの種類をまとめてみました。品番は全て(47201-)を省略してあります。

ちなみに流用する純正部品は

部品名	品番	参考価格
キャリパー(ＬＨ)	４７７５０−１２４２０	２７９００円
キャリパー(ＲＨ)	４７７３０−１２４２０	２７９００円
ローター（１枚）	４３５１２−１２３９０	１０４００円
ローター(社外品２枚)	ＡＰロッキード製	約１００００円

ロングハブボルト１０ミリロング２，０００円、２０ミリロング２，２００円で販売可能です。 キャリパーのオーバーホールキットなどの純正部品は一割引くらいで販売可能です。注文後の取り寄せとなります。
他に、キャリパーやローターも少々時間はかかるかもしれませんが用意することができます。
キャリパーのオーバーホールも承ります。オーバーホールにはＷＡＫＯ’Ｓのグリスを使用し、 シリンダーの状態によっては軽くホーニングも行います。 各部清掃、シール類の交換のみですと、２ポッドフロントキャリパー２個で、 工賃（部品代込み）は１０，０００円、ホーニングが必要な場合は１シリンダーあたり＋５００円です。 希望があれば、キャリパーブラケットの加工はサービスします。
他に、ＤＯＴ４ブレーキフルードも安価にて用意できます。 部品の入手にお困りの方はご相談ください。