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 追記更新2012年1月19日

参加した大会の印象などのページ

今シーズン参加した大会の印象(2012年春〜2011年秋) 更新 2012年1月19日
 18↓ 第38回2012年武庫川新春ロードレース ↓    2012年1月10日記す。修正2012年1月19日
第38回武庫川
新春ロードレース
開催日:2012年1月8日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3500円
参加予定者数:3781名
(内ハーフ1870名)


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川の上の武庫川駅より


10時40分頃


コース図


参加賞
ポリエステル100%

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第36回武庫川
新春ロードレース
大会印象へ
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第35回武庫川
新春ロードレース
大会印象へ
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 武庫川に着いた時は暖かかったが、昼近くになってから雲が出てきて少し寒くなった。風は南から吹いてきたり北から吹いてきたりして何か変だったが強くはなかった。
 受付もトイレも荷物預け所も混雑していた。参加人員が増えたのが原因でしょうか。参加賞が(予期せず)Tシャツになっていたのも原因のひとつでしょうか。写真を撮っていたこともあって、スタートの2時間半も前に現地に着いたのにゆっくり応援もできなかった。
 コンビニで買ったおにぎりを食べ、写真を撮り、トイレに並び、ウォーミングアップをし、木陰で立ちショんをして12時半にスタートしたのだが、今日の体の状態はあまり良くない。10kmの手前でトイレに行きたくなり我慢するのが苦しくて困った。トイレをする場所を探しながら走った。タイムロスを考えると踏ん切りがつかない。走りながら出そうかとも思った。(夢の中でトイレを探すのと同じ状態だ)。(最近トイレを探す夢をよく見る)。(限界まで我慢することにした)。(これも夢かもしれない)。
 (走りながら思った)。「今日(のランニング)は頑張りきれてないし、面白いこともなかった。こんなことで良いのか」と、後悔するような気持ちになっていたのを振り払うために、ゴール手前4kmぐらいの所から頑張ってペースを上げた。
 ペースアップのポイントは、元気の良い若いお姉さんを見つけることだ。一般的に言ってお姉さんたちは「おっさん」が近づくと、負けまいとしてペースを上げる。私が前を行く若いお姉さんに並びかけると、案の定若いお姉さんは(こんなジジイに抜かれてたまるかと)ペースを上げた。少し先に行かせてからスピードをあげて追い抜き突き放すのが上だ。お姉さんの顔は(想像するだけにして)見ないようにしている。こんなことを繰り返しながら20人近くは抜いたと思う。
 あと1kmの標識が見えた所で少し先に、黒の上下のランニングウェアーを身に着けたすらっとしたお姉さんの走っている姿が見えた。(身長170センチ、体重49キロぐらい、年齢30歳前後と推定想像。後姿は黒谷友香の雰囲気だ)。(後で思ったのだが、カーネーションの影響だろう)。俺は黒谷友香を最後の目標にした。
 ギヤーチェンジして1〜2分で横に並んだ。横に並びかけながら、俺は前を見たまま黒谷友香に「もうすぐゴールですね、頑張りましょう」と声をかけた。一瞬の間をおいて、その黒谷友香は「頑張るぞーぉおー、ウオー、」と、大声を発しながらすっ飛んでいった。(俺は一瞬お猿のジョージかと思った)。ノルウェイの森から飛び出してきたのは「おばちゃん」だった。信じられない展開だ。俺の中の総てが崩れた。友香はもういなかった。それでも俺は、その意味不明の「おばちゃんジョージ」を追いかけた。(俺の起こした問題だ。逃げる訳にはいかない)。(俺も小さな声で「頑張るぞー」と言いながら走った)。1分足らずで、俺は勢いの衰えかけた「おばちゃん」に追いついた。追いつかれたことに気付いた「おばちゃん」は、再び「ウオー頑張るぞー」と大声で叫びながらすっ飛んで行った。(へそくりパワーだ)。「おばちゃんジョージ」の背中を見ながら俺はさらにペースを上げ最後の勝負を仕掛けた。俺が追いついても「おばちゃん」の阿修羅の勢いは止まらなかった。俺は一瞬の間もおかずさらにスピードを上げ「阿修羅のおばちゃん」を追い越した。そして背中に「阿修羅の威圧と恐怖」を感じながら必死にペースアップした。残りは100mぐらいだったが、俺は恐怖から少しでも遠ざかるために全力で走った。ゴールラインを越えるまでスピードを落とさなかった。
 ゴール後、計時用のタグを外しながらおれは「面白かったね」と横にいる「おばちゃん」に言った。ノルウェイの森から飛び出してきた「おばちゃん」の第一声は、「ゴールラインがもう少し手前だったら、私の勝ちやったね」だった。
 おれは「おばちゃん」の顔を見ないようにしていたが、「おばちゃん」が現実の「おばちゃん」であることを確認し、大阪出身であることを確信した。「大阪のおばちゃん」は負けることが大嫌いで、思ったことは口に出さないと気が済まないのだ。私は目を合わさないようにしながら「大阪のおばちゃん」に、「面白かったね、ありがとう」ともう一度(小さな声で)言って、急いでトイレに向かった。
 現実と妄想の谷間にあるピュアーなものを見落とさないようにしながら、現実は現実として正面から受け止めることが肝要だ。(今またそう思った)。(視力の衰えは言い訳にはならない)。面白かったはずなのだが、今日のことは忘れたい。
 17↓ 第24回2011大阪リバーサイドマラソン ↓    2011年11月15日記す。
第24回2011大阪
リバーサイドマラソン
開催日:2011年11月13日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3600円
参加予定者数:3607名
(内ハーフ1699名)

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スタートゴール付近図


シニア賞昆布









 久しぶりのマラソン大会です。この大会は一昨年初めて参加した大会です。今回もハーフマラソンの部に出ます。ハーフのスタート時刻は11時です。自宅から大会会場まで1時間半ぐらいなので、朝はゆっくりできる。今日のおにぎりは、鮭と梅干入りの紫蘇まぶし3個です。(鮭はかみさんが夜のうちに焼いておいてくれたものです)。みかんもひとつ持っていくことにした。
 大会会場には9時前に着いた。受付でゼッケンなどと一緒に「こんぶ引換券」(シニア賞、60歳以上対象)をいただいた。「先着順だから早よ貰い」と言う受付のおばちゃんの助言に従って急いで貰いに行った。(何故こんな所でシニアが優遇されるのか疑問に思ったのだが、物欲には勝てなかった)。(でもありがとう)。計時用のチップは胸のゼッケンカードに接着剤で強固に取り付けられた小さなナイロン袋の中に入っていた。
 今日は行楽日和といってもいいほどの良い天気だが、一昨年ほど暑くはない。ゆっくり走る派の参加者には絶好のマラソン日和だ。前回の大会は暑かったうえに、給水が不足気味だった記憶が残っている。給水対策のため、今回はペットボトルを持って走ろうかとも考えている。大会会場で水とスポーツ飲料を一本ずつ買った。
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 タブロイド版の大会案内によれば、参加申込者数は計3607人(3km親子ファミリー125人、3km女子140人、3km男子148人、5km女子173人、5km男子195人、10km女子360人、10km男子767人、ハーフ女子370人、ハーフ男子1329人)です。この大会は当日参加もできます。現地に参加申し込み用紙が置いてあります。(参加料同額、表彰対象外)。
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 枚方の淀川河川公園は本当に気持ちの良いところです。暖かくてあまりに気持ちがよいので、今日はよれよれのTシャツではなくランニングシャツで走ることに決めた。1年半以上マラソン大会に出場していないので、どれくらいのタイムで走れるのかさっぱりわからない。制限時間は2時間半なので、今回はこれさえクリアーできれば良しとすることで気楽に走ることにした。(本心は少し違っていて、走れるだけ走るつもりだと思う)。
 そんなわけでスタートは後ろのほうに並んだので、スタートの合図が聞こえなかった。(あるいは老化で耳が遠くなっているのかもしれない)。今日はタイムは気にしない。前の人に合わせて歩きながらゆっくりスタートした。(スタートラインを越える時にストップウォッチのボタンを押した)。
 ランニングフォームが何だかぎこちなく思うように走れない。足が思うように動かない。前のランナーが次から次へと入れ替わっていく。後ろから来たお姉さんが遠ざかって行く。少し時間が経てば自然と周囲のペースと自分のペースが合ってくる。急ぐことはない。後で追いついてやるぞと思ってあわてずあせらず走ることにした。しかしなかなか足が昔の記憶を取り戻さない。そうこうしているうちに早くも最初の給水所だ。(ちょっと迷ったが左に寄って紙コップを取った)。水は3個所の給水所でたっぷりあった。
 後半は少し前にいる若いペア(女性は赤シャツ、男性は青シャツ)を目印にして走ることにした。(二人は楽しそうです)。(羨ましいですが、私は真剣です)。良いペースだと思って走っていると、15km過ぎからこの若いペアが少しペースを上げた。しばらく目で追っていたが離されて見えなくなってしまった。(自分のペースが落ちているのだ)。(腕を振れ)。(腰を前へ回せ)。(もっと強くキックしろ)。(前の二人を抜け、あの姉ちゃんに負けるな)。何とかペースを維持しながら走っていると、後2キロぐらいのところで、この若いペアの青シャツお兄さんの方に追いついた。赤いシャツは見えなかった。(逆でなくて良かった)。
 私はすれ違いながら青シャツお兄さんに向かって「彼女は先に行ったのおぉ〜」と声をかけた。そうするとお兄さんから「はぁい〜先に行きました」と(明るい声の)返事があった。私は何だか嬉しくなって、赤いシャツのお姉さんはどこまで行ったのかと思いながらペースを上げて走った。最後の1キロは苦しかったが短かった。(青春はあっという間だ)。
 ゴールしてからも写真を少し撮った。楽しい雰囲気が伝われば嬉しいです。全国健称マラソン(ZKM)会大阪支部の皆さんありがとうございました。今年も豚汁美味しくいただきました。また若い人と一緒に走りたいです。

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旧シーズン参加した大会の印象(2010年春〜2009年秋) 修正更新 2011年5月18日
 16↓ 第17回泉州国際市民マラソン ↓    2010年2月23日記す。(追記修正2011年5月18日)
第17回泉州
国際市民マラソン
開催日:2010年2月21日 開催種目:マラソン
参加料:7000円
参加予定者数:3322名
    (内女子405名)

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 今回は大会会場まで電車で行くことにした。以前(よく考えず)南海本線の堺駅まで自転車で行き、そこから浜寺公園駅まで電車で行ったことがある。(帰りは阪和線で帰り、自転車は後日、取りに行った)。今回は少し調べて、JR阪和線で鳳駅まで行き、そこで羽衣線に乗り換え東羽衣駅で下車し、大会会場の浜寺公園まで(800mくらい)歩いて行くことにした。自宅から大会会場まで40分かからないようだ。電車賃は170円ぽっきりだ。
 確認のため2月の初め頃、昼前に家を出て電車で東羽衣駅まで行き、そこから浜寺公園の前まで走って行って道順と距離を確認した。浜寺公園の入り口を横目で見ながら、そのまま自宅まで練習がてら走って帰った。東羽衣駅から自宅までゆっくり走って1時間程だった。周りの景色を見ながらゆっくり走った。信号で度々止まらなければならないのが面倒だ。マラソン大会で走っている時は感じなかったが、道路の勾配が結構ある。
 マラソンコースの大浜中町の折り返し地点を確認した。折り返し点の中央分離帯道路工作物の丸い端部が、なつかしい友を見るように私に微笑みかけていた。(憶えているか)。
 道路沿いにぽつぽつと飲食店があるが、昼時なのに活気が感じられない。無表情な沿道に飲み込まれまいとするように、980円の大きな看板を出している散髪屋があった。(今は自分で散髪するようになったので)驚くほどの値段ではないが、客が増えるとも儲けが増えるとも思われない。店の前を通ると店主が所在なさ気にガラス戸越しに外を見ていた。心の中にもちょっと寒い風が吹いて足取りが重くなった。昼飯がまだだった。
* * * * * *
 昨年の大会は、ペース配分を誤り30km以降足が止まってしまったので、今回はイーブンペースを心がけて走ることにした。(マラソンは「イーブンペース」が一番です)。
 泉州国際市民マラソンの場合、スタートラインを越すのに2分ぐらいかかるとして、途中の関門をクリアーし4時間半を切って完走するためには、km当たり6.2分(5km31分)ぐらいで走れば良い。(ランニングでは、時速何kmという表現ではなく、km当たり何分という言い方で走るスピードを表現します)。
 (4時間半−2分−橋4ヶ所×1分半)÷42.195km=6.2分/km
 33km以降にある2連ブリッジでの減速を見込んでおく必要がある。練習では、km当たり7分〜5分半ぐらいで、(秋・冬には)できるだけ長い距離を走るようにするのが良いのではないかと思う。トップランナーのマラソンのベストタイムはハーフマラソンのベストタイムの約7%増しというデータをランニング雑誌で見たことがある。4時間半をマラソンの目標にするのなら、(ハーフマラソンの10%ぐらいタイムが落ちると考えて)、まずハーフマラソンを2時間ぐらいで完走することを目標に練習すれば良いのではないかと思う。42kmは長いです。
 4時間半/2×(1.1〜1.07)=2時間2分〜2時間6分、
 マラソンは中間地点を過ぎてから、これからハーフマラソンが始まるんだと思えるくらい(練習を積んで)前半は余裕をもって(イーブンペースで)走りたい。マラソンの練習は先ず距離だ。(佐々木功著「ゆっくり走れば速くなる」という本を読んだことがある)。
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 大会当日は天気予報通り2月にしては暖かく、ゆっくり派のランナーには絶好のマラソン日和だった。自分で作った(鰹と梅しそまぶしの)おにぎりを二つを持って、昨年より少し早目に家を出た。9時前に大会会場に着いた。受付でゼッケン(ナンバーカード)等を受け取り、いつもの所で荷物を下ろす。(体調や天候の変化などを)余り考えても仕方がないので、今日は夏用のランニングシャツとTシャツとの重ね着で走ることにして準備を始めた。
 ナンバーカード2枚をランニングシャツに取り付け、ゼッケン番号の書かれている荷札をバッグに取り付けると、2時間後のスタートまでにやらねばならないことは次の通りだ。
 @乳首にバンドエイドを貼る。Aトイレ。Bウオーミングアップ(30分〜40分)。Cおにぎりを食べ水をとる。D着替え(シャツと靴)。ランニングパンツは家からはいていっている。靴下もそのままではきかえない。手袋を忘れない。E着替え中、要所にワセリンを塗る。(昔はサロメチールやタプソール8も塗った)。Fキャンディを2つランニングパンツの内ポケットに入れる。G靴ひもを調節する。Hスタートの20分前までに荷物を預ける。Iスタート10〜15分くらい前に(お茶の残った小さなペットボトルを持って)スタート集合場所に並ぶ。スタートの数分前にお茶を飲み、時計のモードをストップウオッチの位置にしてスタートの合図を待つ。以上だ。@を忘れると後で痛い目をすることになる。
 スタートの合図はよく分からなかったが、周りの人が動き出したので、それと分かった。(ストップウオッチのスタートボタンを押す)。ゆっくり走り始める。スタートラインの幅が狭いので普通には走れない。ペットボトルは走り始めてからスタートラインを越えるまでにあるゴミ箱に捨てる。スタートラインを越えれば後はただ走るだけ。走り始めると緊張が解ける。さあ、これからだ。
 3kmの標識でタイムを確認しペースを少し調整する。(5kmの手前でカミさんと娘に会った)。5km、10kmの標識位置でラップタイムを確認する。10km過ぎで(会社勤めをしていた時に世話になった)ヒノさんに抜かれたが、ペースを維持して走った。抑えて走っているので体は楽なのだが、時間の経過がゆっくりで走っているという快感がないのが残念だ。
 ただ走る以外何もすることがないので、妄想でもしながら走ろうかと思うのだが、ほとんどの血液が脚の方へ流れて行っているためか、想像力が老化したためか美しいストーリーが思い浮かばない。(老化で血液や何やらが変質しているのかもしれない)。
* * * * * *
 4年〜9年程前、頭の毛細血管が詰まって思考力(理論的構成力)が大分低下していた時期があった。思考力の低下に気付くのに3年以上かかったと思う。(その間に血流の不具合で聴覚神経が死んで、片方の耳が聞こえなくなった)。(理論的構成力が極度に低下していたので)その間、何年間も妄想していなかったようである。そのことに(突然)気が付いて馬鹿らしくなって、定年の少し前だったが会社を辞めた。(その間のことは幻想だったのだと思うことにしている)。(魑魅魍魎は人間の姿をしている。これは幻想ではない)。その後(日時の経過と)、娘との脳トレやジョギングとで妄想力も大分回復したように感じている。美しくて合理的で柔軟な想像力が妄想の真実味を増す。ゆっくり走り続けると妄想の品性が向上するように思う。
* * * * * *
 (そうこうしているうちに中間点を過ぎた)。風もなく日差しも暖かい。今日はゆっくり走る派の市民ランナーにとっては最高の日だ。沿道の応援も温かい。元気が出る。中間点も30km地点も予定よりほんの少し早かった。後半バテても関門で引っかかるおそれは無いだろう。(まだ少し余力があるように感じる)。兎に角ペースを守って走ることにした。
 33km地点を過ぎるといよいよ田尻スカイブリッジに入る。考え事(ゴールタイムの予想等)をしながら橋を上っていると、折り返して対向車線を走って来た(以前同じ会社で働いていた)ナカガワさんから声を掛けられた。(突然だったので振り返って手を挙げるのが精一杯だった)。上りは極端にペースが落ちる。(急激に体力が消耗していく)。橋の中程にある鋼鉄製の大きな櫛歯状エキスパンション部分が飛び越せない。
 スカイブリッジを降り、泉南マリンブリッジを上り降りしてしばらく行くと給水ポイントがある。水を取った後、バナナを一切れ貰おうとしたら、おじさんが皮をむいて出してくれた。さすがに気持ちが悪かったので(それを断り)、手を伸ばして(奥の方にある)皮付きバナナを貰った。(ごめん)。皮はすぐ横のゴミ箱に入れた。(皮をむいたバナナを手渡すのは勘弁してほしい)。
 最後の関門(39.4km)は少し余裕をもって通過できたが、折り返し後の最後のスカイブリッジの上りはちょっと辛かった。腕を振って顔を上げて走った。首を回して海の方を見る。橋の上から見る海は美しい。橋を降り、美しいマーブルビーチの横を通り過ぎるとゴールは近い。ゴール手前500mくらいの所で、前を走っていたはずのヒノさんに追い付かれた。ふたこと三言言葉を交わした後、私は最後の力を振りしぼってダッシュし、前の5〜6人を追い抜いてゴールした。(今日初めて「走ったという感じ」がした)。その後ヒノさんには会っていない。
 完走Tシャツを渡してくれたのは、間違いなく(素敵な)女子高生だった。バスタオルを肩に掛けてくれたのは若いご婦人だった。しかし、胸のナンバーカード(ゼッケン)に付いているトルソータグ(記録計時用発振器)を外してくれたのは(笑顔の)男だった。(これだけは避けたかった)。(断ろうと思ったが疲れていて断れなかった)。(情けない)。(問題はあったが)今日は格別に楽しい日だった。豚汁も美味しかった。来年も参加できるよう練習を続けます。
15第36回武庫川
  新春ロードレース
開催日:2010年1月10日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3000円
参加申し込み者数:2729名
    (内ハーフ1156名)

 来年から計測はトルソータグによる自動計時システムが採用されることになり、それに伴い参加費(ハーフ大人)は3500円になるようです。荷物預かり料は別に200円必要です。
 コースは陸連公認コースではありません。今はまだ手動計時なので、記録証は自分で記入することになっています。自動計時になるとどうなるのでしょうか。大会運営や参加賞にはお金を掛けないで貰いたいものです。荷物預かり所の運営はちょっとお粗末です。マラソン大会は公的援助や企業の寄付が無いと大変なのでしょう。
 ここの河川敷は気持ちが良いです。ここで走ると心が洗われるような気がします。走れるだけでありがたいという気持ちになります。今年も良い年になりそうな気がします。走り続けたいです。
 14↓ 第22回大阪リバーサイドマラソン大会 ↓    2009年11月10日記す。 追記修正2009年11月13日
第22回大阪
リバーサイドマラソン
開催日:2009年11月8日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3600円
参加申し込み者数:2952名
    (内ハーフ1306名)















 今日は暖かく良い天気です。京阪電鉄京橋駅から、大会会場の最寄り駅である枚方公園駅まで約20分です。9時前に枚方公園駅に到着。自宅から1時間少しです。トイレは到着ホームにはなく、(出口のある)反対側ホームの中央付近にあります。駅から大会会場のある淀川河川公園に行く間にも小さな公衆トイレがあります。河川公園にも、小さいが綺麗な簡易水洗のトイレが数カ所あります。大会本部の近くには仮設トイレが数基設置されていました。手洗い用の水も用意されていました。
 淀川河川公園はどこまでも広く、大会会場の近くで緑化フェアーが同時開催され沢山の人でにぎわっていましたが、混雑している風ではなく、緑の芝生が広がり、横を淀川がゆったりと流れています。遠く北摂の山々がかすかにけむり美しく、清々しい空気が辺り一面に広がっています。大会会場付近全体が楽しげな雰囲気に包まれています。
 今日は自分で、大きなおにぎりを2つ作って来ました。食の安全(と倹約)を考えてのことです。中は2つともオカカです。スタートは11時だから1個は9時半頃食べ、残りの1個は走った後で食べる予定です。
 ここは初めての大会なのでどんなコースか楽しみです。久しぶりの大会なのでどれくらいのタイムで走れるのかも楽しみです。脚の調子は良いです。イーブンペースで走れれば良いのですが。スタート時刻までたっぷり時間があるので、写真を撮ったりウオーミングアップをしたりして時間を過ごしました。スタートの2時間ぐらい前に大会会場に着くようにすればゆっくりできて良です。それからスタート・ゴール地点の近くに主催者の運営する無料の荷物預かり所がありました。荷物の出し入れは1回だけということなので、スタートの少し前に預けることにしました。(参加料はちょっと高めだが)無料預かりはうれしい。
 コースは工事中の一箇所(往復2箇所)を除きほとんどフラットで、小さなカーブが数カ所あるだけです。狭い化粧コンクリート舗装路の部分や土・芝生の部分を走る箇所もありますが、過半はアスファルト舗装路です。路面の変化はありますが、(工事中の短い急坂を除き)アップダウンの無い脚に優しいコースです。アスファルト舗装路は広くて走りやすい箇所と路面の荒れた少し走りにくい箇所があります。車の通る道路ではないので概ね走りやすい明るい河川敷のコースです。走っている横を時々サイクリング自転車が通ります。
 風は全く無くちょっと暑かったので、1回だけ10km付近の給水所で水を取る予定にしていました。しかし折り返し点から少し行った給水ステーションでは、(水やコップが少なくなり)給水が追いつかない(給水ができなくなりつつある)状態だった。紙コップに水が注がれるのを待つかそれとも給水を諦めるか、葛藤と焦りがあったが、少し待って係員から水の残っているペットボトルをボトルごといただいた。走りながら半分飲んで、前を走っている大柄な人(欧米系の男性)に追いついて水の残っているペットボトルを渡した。(男性に並びかけながら、大きな声で私)「ハイ、ウォー」。(欧米系の男性、おっと助かったという顔で)「ありがとう」(日本語の発音だった)。(喜んでもらえて私もうれしいです)。
 水を飲んだおかげかペースが上がり、ゴールまで力いっぱい気持ち良く走ることができた。ゴール計時は靴につけるタイプのランニングチップによる自動計測です。(私はマジックテープで足首につけています)。計測はスタート・ゴール地点だけのようです。
 ゴール後のTシャツは汗びっしょりだった。残ったお茶で塩だらけの顔を洗い体を拭いて着替えを済ませると、(楽しかった)今日の仕事は終わりです。
 残しておいたおにぎりを食べた後、受付時にサービスの豚汁引換券をいただいていたのを思い出したので、少し列んで一椀いただいた。アットホームな雰囲気の楽しい大会でした。「大会主催者殿、来年は給水切れが無いようお願いします」。

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旧シーズン参加した大会の印象(2009年春〜2008年秋) 修正更新 2009年2月22日
 13↓ 第16回泉州国際市民マラソン大会 ↓    2009年2月18日記す。2月22日修正。   
第16回
泉州国際市民マラソン
開催日:2009年2月15日 出場種目:マラソン
参加料:7000円
出場予定者数:3185名
    (内女子337名)










 9時頃に大会会場の浜寺公園に着くよう朝8時半前に家を出た。泉州国際の時はカミさんに浜寺公園の前まで車で送ってもらうことが多い。この時以外、車に乗ることは滅多にない。風邪をひいている娘もカメラを持って一緒に来てくれた。途中コンビニでおにぎりを2つ買って行った。天気予報によると今日は少し暖かくなるようだ。
 昨年の春頃あまり練習をしなかったので、42kmを走り切る力が付いているのか付いていないのかが今回一番の心配点だ。
 昨年11月の終わり頃、走り込みの仕上げと持久力の確認のため大泉緑地で小雨の中を傘を差しながら42km走った。変な走り方だったのが原因か、その後右の足首が痛くなって5日程走れなくなってしまった。その間、ママチャリで練習を続けたのだが、持久力の練習になったのかどうか自分ではよく分からない。
 自転車を使っての練習は、安全や負荷を考えると練習できる場所は少ない。そこで今年の1月中頃から時々市立体育館のトレーニングルームへ、トレーニングマシーンを使った練習に行くようになった。エアロバイク(自転車のペダル漕ぎ)の他、各種マシーンを使ってのトレーニングも少しするようになった。現在ランニングマシーンは無いが、4月頃に入ってくる予定とのことである。腹筋の練習で尾てい骨付近の皮がめくれて痛くなった以外、目立った変化は無い。(1ヶ月しかたっていない)。トレーニングルームへ練習に行くのは夕刻か夜が多い。朝はおばさん連中のたまり場のようになっていて、トレーニングしづらい雰囲気がある。
 トレーニングルームの使用料は1回(1日は午前・午後・夜の3回に分かれている)200円だが、温水シャワーが只で使えるので無駄遣いという感じはない。トレーニングには何時も石鹸とシャンプーを持って行っている。シャワールームは少し寒いが風呂代だと思えば安いものだ。そういえば最近湯槽につかった記憶がない。トレーニングができて体が洗えて200円は安い。相当昔の話だが、ジョギングの後体育館へシャワーを浴びに行ったことが何度かある。「無料」にちょっと気が引けてしばらくして行くのを止めたが、シャワー設備の利用規程がハッキリしないところがミソだ。
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 ※注(2009年4月からトレーニングルームは、朝9時から夜9時まで連続して共用使用できるようになりました。(休日や共用使用できない時間帯の有る日もありますが)1日200円で使用できるようになりました。また新しく3台のランニングマシーンが設置され、エアロバイクも9台に増えました。2009年5月30日追記
 ※2(背に腹は替えられない)。 トレーニング室へ行くようになってから、ジョギングの後でも時々体育館にシャワーを浴びに行くようになった。月に10日程度体育館のシャワーを利用するとすれば、月に2000円〜4000円ぐらいの風呂代が節約できる。昨年から散髪も自分でするようになったので、合わせて年間4万〜6万円ぐらいの節約になる。トレーニング代もマラソン参加料もシューズ代もこれでまかなえる。髪形は長目のスポーツ丸刈りだが、後頭部の髪の様子はよく分からないので、手探り(指探り)で切っている。虎刈りや刈り残しがあっても気にしないことにしている。(一応娘の簡易チェックは受けている)。

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 しかしマラソンの練習の基本は(長い距離の)ランニングだ。トレーニングルームへ行くようになったのがプラスになっていれば良いのだが。
 9時頃浜寺公園に着いた。公園入り口付近から荷物受付所付近の方まで大会参加者等でにぎやかだ。受付でゼッケンや大会冊子等の入った袋をもらって着替えをする場所を探す。何人か知っている人と挨拶を交わしていると、そばを高石ともやさんが通って行った。荷物受付所近くの緑地の端で着替えることにした。前回と同じようなところだ。最初にゼッケンをTシャツに付け、着替えの準備をする。それからいつものようにおにぎりを食べ、ゆっくりウオーミングアップに向かった。スタートまで1時間半ある。トイレには数回行った。寒くなかったので早めに着替えて荷物を預けた。ゆっくり体を動かし(トイレにも行き)時間をつぶしてから、スタート15分前位にスタート位置に並んだ。スタート位置は列の大分後ろの方だ。気温が上がりそうだったので、少し残ったお茶の入った小さなペットボトルを持って行った。(スタート直前に飲むつもりだ)。右足の靴ひもの結び方が気になって、何回か結び直した。スタート時刻が気になる。
 11時にスタートの号砲が鳴った。走り始めて5kmを過ぎた所で、目の前、沿道の最前列にカミさんと娘がいるのに気が付いた。写真を撮ってくれた様だった。格好良く走っているところを写してもらおうと思っていたが、彼女らに気付くのが遅かったようだ。すれ違いながら元気よく手を振って分かれた。さあこれからだ。今日は暖かいというより少し暑いといった方が近いかも知れない。給水を確実にとるようにして、予定のぺースより少し速かったがそのまま走り続けることにした。沿道の応援に切れ目がない。忠岡、岸和田、貝塚では鉦や太鼓の応援がすごかった。今日の太鼓は良い。元気が湧いてくる。
 25km当たりからペースが落ちてきた。右の腰が少し痛い。30km地点手前のガードの下をくぐっている時、左の太ももの前側がちょっとつった。ちょっと足が苦しくなってきた。後たったの12kmだ。大泉緑地ならたったの4周だと言い聞かせて走る。だが足があがらない。ケイレンしそうで足が上げられない。往路のマリンブリッジを下を向いて上っていると、復路の反対車線から「おい」と大きな声をかけてくれる人がいた。大泉緑地RCのミゾテさんだ。顔を上げて「おおっ」と小さく返事をした。少しでも走れば確実に残りの距離は減る。「もうすぐ写真撮影ポイントですよ〜」というスポーツ写真屋さんの声でバテたランニング姿勢を立て直す。少しの間だがペースが上がる。
 「あと5km」の標識を通り過ぎてから、給水所の水で(ゴールを意識して)塩だらけの顔を拭った。全ての給水所ではたっぷり水をとった。スポーツドリンクと水の両方を飲んだ時もあった。今日の気温は大分高めだ。しかし後半はゆっくり走っているので、暖かいのがうれしい。暑いといっても2月は冬だ。腕を振って黙々と走りつづける。しばらくして白い玉石が敷き詰められている海岸が目に入ってきた。その途端周りの空気がはじけて生き返ったような気分になった。少し遅過ぎたが最後に3〜4人抜いてゴールした。制限時間まで残りわずかだった。大きな完走タオルを肩に掛けてくれたのは年配のご婦人だった。来年はもっと頑張る。幸運にも恵まれたい。今日は風呂に入る。
 12↓ 第35回武庫川新春ロードレース大会 ↓    2009年1月13日記す。1月21日修正。
第35回記念 武庫川
新春ロードレース大会
開催日:2009年1月11日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3000円
参加申し込み人数:1869名
    (内ハーフ 644人)









コース図
 今年は、現地で安いランニングシューズがあれば買おうと思って少し早めに家を出た。朝9時頃JR阪和線経由紀州路快速で西九条に出て、阪神西大阪線(尼崎乗り換え)〜阪神本線で武庫川まで行った。自宅から会場まで1時間だ。地下鉄よりJRの方が便利で運賃も安い。インターネットの乗り換え時刻検索は便利だ。ハーフのスタートは12時20分なのでゆっくりできる。参加人員も少なく走りやすいグーな大会だ。
* * * * * *
 一昨日9日にメタボ検診を兼ねた半日ドッグへ行ってバリウムを飲んだ。昨日はその後遺症で糞詰まりになって3時間トイレに入っていた。苦しかった。水圧(ウオッシュレット)で粉砕できるような固さではなかった。(遅ればせながら下剤を多めに飲んだ)。今頃下剤など飲んでも何の役にも立たない。(苦しみに耐えかねて)最後にイチジクを使った。(イチジクは強烈だ)。数十秒で解決した。本当に苦しかった。カミさんには人に言えないような世話になった。久しぶりにありがたいと思った。そんなこんなで、今日はまだ下痢気味だ。昨日の苦しみを思えば、今日はちょっとぐらい漏らしてもOKだ。走れるだけでありがたい。
* * * * * *
 受付テントの近くで「京都キャロット」というスポーツショップが店を開いていた。アシックスの「ゲルエクセル定価9975円」が5500円だったので購入した。2月に新製品がでるようだ。スポーツ飲料などのオマケもありちょっと得をした気分になった。
 今日はちょっと寒い。長袖を着ようか、ランニングシャツと重ね着しようかと思案したが、半袖Tシャツ1枚にした。長袖は肘の内側に汗をかくし、重ね着で汗をかけば却って寒くなる。
 本部テントの横に有料の荷物預かり所がある。(受付窓口は一箇所)。預けた荷物は一度しか出し入れができないので、スタートの直前に預けようとする人が多く、受付窓口は混雑し行列ができる。(スタートに遅れそうになる人がいる)。預かり料「200円」の札をみると、預ける気が引っ込みそうになる。サービスというよりビジネスという気がします。(領収書はくれません)。
 12時20分時間通りスタートの合図があった。キャンディを一つ口に入れスタートしたが、体が冷え切っていて思うように脚が動かない。ハーフの距離なら、走り始めから少しキツイなと思うぐらいまでいっても大丈夫だ。(いけるだけいってみろと自分に言う)。先ずは目の前にいるランナーが目標だ。いけるだけいってみる。ゴールラインは次のスタートラインだ。思うようにいかなくてもまた始められる。(いけるだけいってみろ)。(言うのは簡単だ)。
 レースは外見淡々と走って終わった。何も変わったことはなかったが、色々とあらぬ事を想像し、風力や重力の影響等を(良くは分からないが)計算しながら頑張って走った。(考えていたことは忘れてしまったが)楽しかった。昨年の春は少し練習をさぼったが、夏前から真面目に練習をしてきたおかげか、タイムは昨年より良かった。今年も走ることができたことに感謝です。
 レースが終わって河川敷の松の木の横で着替えをしていると、小雪がちらついてきて新春マラソンらしくなった。コンビニの残ったおにぎりでは足らなかったのと寒かったのとで、出店の熱いきざみうどんをいただいてから帰路についた。一杯350円が300円に値下げになっていたのが一番の理由だったが。
→第20回 三田国際 開催日:2008年12月21日 参加種目:ハーフマラソン
参加料:3000円
参加申し込み数:3883名
    (ハーフのみ)
  11↓ 第26回吉野川ハーフマラソン ↓ 2008年11月4日追記修正。11月18日再修正。
第26回
吉野川ハーフマラソン
開催日:2008年11月2日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3500円
参加申し込み人数:1842名
    (内ハーフ1660人)



五条駅〜大会会場へ
ガソリンスタンド位置図


第26回大会パンフレット


第26回記録証の葉書


コース図
第26回大会(2008年11月2日開催)の追記印象記「柿の葉すしについて」
 第26回大会に参加して気づいたことを記します。
 大会会場で売られている「柿の葉すし」の値段が、五条駅の柿の葉すし専門売店(五条駅ショップ)で売られている「柿の葉すし」より高いことに気が付きました。
 柿の葉すし本舗「たなか」の(当日五条駅ショップでいただいた)パンフレット(印刷番号08.10.01.30)によると、「さば7個入り(紙箱)」が840円(1個120円)で、「さけ7個入り(紙箱)」が1029円(1個147円)になっていますが、(パンフレットには載っていない)「さば3個とさけ4個入り詰合わせ(紙箱)」の値段(120×3+147×4=948円)が、大会会場では「950円」で、五条駅ショップでは「945円」で売られていました。(私は大会会場でお土産用に1個買いました)。大会会場で販売されている物の方が(正規販売店の価格より)高いとは驚きでした。(定価よりも高い)
 (釣り銭が面倒だから、臨時販売所だから、客には分からないだろうから2円〜5円ぐらい高く売っても構わないと思ったのでしょうか)(11月18日、「たなか」のホームページで確認したところ、同商品の価格は「945円」となっていました)。(5円返せば済むという問題ではありません)。 (五条駅ショップの店員さんは、このことを知っていました)。
 五条駅ショップでは「あなごすし」や「いなり」、「しぐれ巻き」や「ちらしすし」等色々売っていました。あまりに美味しそうなので「あなごすしと、べにとろすしと、巻きすし」のセットになったものを追加で1個買いました。これからは五条駅ショップで買おうと(その時は)思いました。しかしよく考えてみるとこれは柿の葉すし本舗「たなか」の商方針に関する問題ですから、(少し安く売っているとはいえ)五条駅ショップで買うのが正しい(よい買い物の仕方)とはいえません。マラソン大会参加費に交通費を加えると五千円を超します。節約にもなるので今後はお土産に「柿の葉すし」を買うのは止めにします。
12月11日インターネットで「たなか」の柿の葉すしの価格を再度確認しました。さば7個(紙箱)840円とさけ7個(紙箱)1029円の値段は変わっていなかったのですが、さばと鮭の詰め合わせセットの内容(個数比率)が変わっていました。(安い)さばが3個から4個に増え、(高い)鮭が4個から3個に減ったことにより、さば4個と鮭3個の詰め合わせの定価は(120×4+147×3=921)921円となっているはずなのに、以前の「さば3個と鮭4個」と同じ値段、945円のままでした。(実質値上げです)。921円が正価なのですから、釣り銭が問題なら920円とするべきでしょう。
 用事のついでに、天王寺の柿の葉すしショップで値段を確認したところ、鮭7個(紙箱)定価1029円が1030円で販売されており、さば4個と鮭3個の詰め合わせで(120×4+147×3=921)921円となるはずの売価が、(定価より高い)950円となっていました。(さば4個と鮭3個と明記してありました)。
この会社の価格管理・経営感覚(経営者の社会理念)はどうなっているのでしょうか。

五条駅ショップのお姉さんが話しているのを聞いたのですが、缶ビールの自動販売機が駅の近く(駅から南に出て少し行った所の信号を右に曲がった所)にあるようです。
今年も24号線沿いのガソリンスタンドでトイレを借りました。エッソ石油に看板が変わっていた元モービル石油のガソリンスタンドで借りました。(トイレの様子を覚えていたので間違いないと思います)。(間違いであればよいのですが)。(ありがとうございました)。近くにもう一軒あるはずのガソリンスタンドが無いので「何か変だな」と思いましたが。元のエッソ石油(大会会場に近い方)のガソリンスタンドが何になっていたのかは覚えていません。廃止になったガソリンスタンドの従業員の皆さんはどうされたのでしょうか。元気で働いておられると信じたいです。
 当日の天気は、これ以上はないと思われる程の快晴で、マラソンにはちょっと気温高めの暖かい日でした。3箇所の給水所ではきっちり給水をとって、ちょっと頑張って走りました。
 スタート地点は参加人員に比べ道路幅が狭く混雑します。ゴール着順はランニングチップによる自動計測ではなく、ゼッケンの一部にある着順片を収集する方式です。一列走行の狭い(追い越し禁止の)ゴールエリアでも追い抜きしようとする人がいてちょっと危険です。計測方法等について検討する必要があるように思います。
 コースは起伏があり景色も良いので面白いのですが、大会会場は混雑しておりゆったり過ごすことができません。スタートラインに並ぶのも、押し合いへし合い横入り自由で混雑します。他に面白い大会があると思うので気分を変えて、来年11月は別の大会で走ろうと思っています。またどこかでお会いしましょう。練習に励みます。

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旧シーズン参加した大会の印象(2008年春〜2007年秋) 修正更新 2008年1月22日
 10↓ 第34回武庫川新春ロードレース大会 ↓    2008年1月22日修正記す。
第34回武庫川
新春ロードレース大会
開催日:2008年1月13日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3000円
参加申し込み人数:1671名
    (内ハーフ 601人)







コース図






参加賞
 昨夜は雨だった。河川敷の走路に何ヶ所か水たまりと広いぬかるみがある。ローカルの小さな大会なので気にはならない。これが当たり前の状態ではなかろうか。(当たり前であることが普通にあると嬉しい)。曇り空だが気温はそれほど低くはない。
 コースは昨年と同じだが、今日は少し北風が吹いている。北方を望むと六甲の山並みが凛として美しい。少しずつ広がってくる青空が清々しい。遠慮無く腹一杯空気を吸う。
 私がこの大会を選ぶ理由は、一番の目標にしている2月開催のマラソン大会との間隔が適当であり、大阪から近い割に参加人員が少なく走りやすいということと共に、この武庫川河川敷を取り囲む自然環境が清々しく、また控えめな参加者や外連みのない落ち着いた大会の雰囲気が河川敷の空気に溶け込んでいて、自然との一体感を感じる大会だからである。
 (私事ですが、2月に走る予定で申し込んでいたマラソン大会は、定員オーバーのため参加出来ないという連絡が来た。支払った参加費は500円引きで送り返されてきた)。(そんなあんなで)最近練習に身が入っていない。それでも今日はどこまで走れるか楽しみだ。
 ハーフマラソンのスタートは12時20分だ。ゆっくり出来る。コンビニのおにぎりを一個いただいてからゆっくりウオーミングアップを始める。河面に浮く水鳥がゆっくり流れていく。鴎が風に舞う。私は風に流される様に川に沿ってゆっくり走り始めた。
 スタートの10分前に集合の合図がかかったが、少人数なのであわてることはない。レモン味のキャンディをひとつ口に入れる。スタートの合図と共にゆっくり走り始める。前半は走路面をよく見てぬかるんでいる所を避けて走る。泥濘(ぬかるみ)に点々と足跡が残っている。前の人に付かず、前方の走路面を見て走る道筋を選ぶ。
 スタート後しばらくして、雲間から太陽が顔を出したが長くは続かなかった。少しの間だったが日差しが強く少し汗をかいた。良い天気になってきた。(手袋を外す)。
 三度目の折り返し(約11km地点)で再び北へ向かう。向かい風が少しきつくなってきた。前屈みになって腕を振るがなかなか前へ進まない。よたよた走っているので周りに風除けになる人がいない。一転して寒くなってきた。手が冷たくなってきた。(面倒だが手袋をはめ直す)。少し走り折り返せば今度は追い風になる。少しの間の我慢だ。
 強風のため距離表示板が立てられていない。(練習不足もあって)自分の走っているペースがさっぱり分からない。折り返し標識板は「コンクリートの重し」だけでは足らず「係員の体重」で押さえている。久し振りのちょっと強目の向かい風の大会だ。しかし楽しい。
 最後の折り返し(約16km地点)を折り返すと、今度は強い追い風だ。追い風を受けてさっき背中にかいた汗が冷たくなってきた。背中が寒い。風が私を追い越して飛んで行く。最後の5kmだと思い私も頑張ってペースを上げた。(上げたつもりだけだったかも知れない)。
 (風が強いので)「2g分のv2乗γ」は(平米)何Kg位になるのかとか、追い風と向かい風とはチャラになるのかとか馬鹿なことを考えて走っていると、さっき追い抜いたおっちゃんに追いつかれた。さらに頑張って走ったが、若いお姉さんにも(あっと言う間に)追い抜かれた。(ガンバルゾー)。(自分自身に「スマイル」と言った)。追い抜かれただけで今年は何も起こらなかった。それに昨年より11分も遅かった。(そんなことですから今回は、何も話すことがありません)。(次回頑張ります。「スマイル」です)。
 参加賞は、主催者名入りの白いランニングキャップです。
→第19回 三田国際 開催日:2007年12月16日 参加種目:ハーフマラソン
参加料:3000円
参加申し込み数:3764名
    (参加者3177名)
  ↓ 第25回吉野川ハーフマラソン ↓ 2007年12月5日思い出しながら記す。
第25回
吉野川ハーフマラソン
開催日:2007年11月4日 出場種目:ハーフマラソン
参加料:3500円
参加申し込み人数:1757名
   (内ハーフ1554人)



五条駅〜大会会場へ
ガソリンスタンド位置図


第25回大会パンフレット


第25回記録証の葉書


コース図
25回大会印象記(2007年11月4日開催)
■始めにトイレの話しをします。大会の印象は昨年とほとんど同じです。(大会の印象については、昨年の印象記(2006年)をお読みください)。
■この大会では大会参加者の使えるトイレは、大会会場である五条東中学校の東端にある運動場に設けられている仮設トイレだけなのです。学校のトイレは使えません。この仮設トイレが設けられている運動場は、大会会場の受付テントや更衣室から最も遠い所にあります。この運動場でウオーミングアップをする人もいますので、これらの間を行き来する人で会場内は混雑します。またこの仮設トイレは、スタート地点からも最も遠い運動場に設けられていますので、集合時刻間際にトイレに行くと、置いて行かれるのではないかと少々心配になったりもします。トイレは早めに済ますことが肝要です。
■ウオーミングアップの前にトイレに行こうと思ったが、昨年、仮設トイレの長い列に並んでいる時、列に並んでいるお姉さん達が、「男の人も同じトイレというのは不公平だ」と言っていたのを思い出した。どうしようかと仮設トイレの近く迄来て考えているうちに、仮設トイレに並ぶ人の数がどんどん増えていった。何分待てばよいのか予想がつかない。私は並ぶのを止めた。トイレの数が少ないのだ。大会会場を出ると、会場近くのコンビニにも、トイレを待つ人たちの列が出来ていた。
■ウオーミングアップのついでにトイレを探すことにした。最終候補は(大会会場から西方1.3kmの)五条駅のトイレなので、五条東中学校の北側をはしる国道24号線沿いに少し西に向かって走ってみることにした。コンビニかガソリンスタンドか何処か貸してくれる所があるだろう。駄目なら五条駅に行けばよい。
 ジョグで20分〜30分ウオーミングアップするとすれば、片道2km位が調査圏内だ。五条駅も十分圏内に入る。24号線を大会会場から西へ700mほど行くと、エッソのガソリンスタンドがあった。行ってみるとトイレの前で(マラソン大会の出場者らしき人が)一人待っていた。(貸していただくことにした)。並んで待っているとガソリンスタンドの店員さんが、給油に来たお客さんに「マラソン大会があってちょっと混んでいます・・・」と、トイレが使用中であることを説明している声が聞こえた。申し訳ない気持で超特急で用を済ませた。ここのトイレは事務所側にも扉があり、お客様用と事務所用と兼用になっているようだった。
 まだウオーミングアップは終わっていない。エッソを出てからさらにジョグで西へ200mほど行くと、モービル石油のガソリンスタンドがあった。一旦その前を通り過ぎたが気持ちが落ち着かないので、5〜6分ほど走って折り返し、このガソリンスタンドでもトイレを貸していただいた。ここのトイレはお客様専用のトイレらしく照明は消されていたが、広くてきれいなトイレだった。何れのガソリンスタンドでも気持ちよく貸していただきました。(ありがとうございました)。(ご迷惑でしょうが今後ともよろしくお願い致します)。
■地図で見ると、大会会場から24号線を東へ500m程行けば、ゼネラル石油のガソリンスタンドがある。昨年まで、ウオーミングアップには24号線を東の方へ走っていたのだが、このガソリンスタンドのことは思い出せなかった。ガソリンスタンド以外にも貸していただけそうな所はあったが、それ程の緊急事態ではないのでお願いしなかった。
 いつものことであるが、スタートラインに並んでいる時に、コース横の少し下った畑の陰でトイレする男達が少なからずいます。(すいません)。トイレは何処のマラソン大会でも重要な問題だと思う。もう少し(女性の立場になって)トイレを増やしていただけたら嬉しいです。それ迄は取り敢えず、橋本駅、五条駅で必ず用を済ませ、(緊急の場合は)ウオーミングアップで国道24号線を走り、ガソリンスタンド等を利用させていただくというようにされてはいかがでしょうか。
■大会当日は秋晴れの本当に良い天気でした。少し暑くなりそうだったのでランニングシャツで走りましたが、日陰に入ると肩がちょっとひんやりとして、秋の深さを感じさせる絶好のマラソン日和でした。今年も柿の葉すしを買いました。来年もお会いできるよう頑張ります。

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旧シーズン参加した大会の印象(2007年春〜2006年秋) 修正更新 2007年12月2日
 7↓ 第14回泉州国際市民マラソン ↓
第14回
泉州国際市民マラソン
開催日:2007年2月18日 出場種目:マラソン 参加人数:2848名
   (内女子323人)

行ってきます











2007年泉州国際、30km手前のガード下、ここからだんだん苦しくなる。

■泉州国際市民マラソンは、浜寺公園(堺市)をスタートし、泉佐野市のりんくうタウンまで走る片道コースである。前日は雨であったが、雨は(天気予報通り)夜明け前にあがった。更衣用の体育館はスタート地点から遠い。(片道コースなので)荷物預け所の近くで着替える選手が多いが、(前日の雨にかかわらず)屋外での着替えに支障は無かった。■トイレは臨時の簡易トイレだけでなく、公園内にもきれいなトイレがあちらこちらにあり、ウォーミングアップ中に容易に見つけられる。
■荷物預け所(荷物搬送トラック)からスタート地点は近い。荷物さえ指定時間内に預けておけば、急いでスタートラインに並ばなくても良い。スタート集合地点は混雑しない。ゆったりした空間がある。スタート直前に(列を抜けて)トイレに行っても(スタートに遅れなければ)問題は無い。スタート直前まで着ていた防寒着を、すぐ横にいる見送りの人(応援の人)に預けるランナーも多い。
■天気はどんよりした曇り空であったが、気温は高からず低からず、良いマラソン日和だった。■ゼッケンは2枚ある。計測は胸のゼッケンに接着されているチップ(1個)で行われる。以前は足に取り付けるタイプのチップが使用されていたが、(正確に計測するため)競技規則に従い変更されたものと思われる。
■ヘリコプターが上空を旋回している。いよいよスタートだ。
■号砲を合図に浜寺公園をスタートすると一旦北東へ向い、4.5km程走り大浜中町で折り返す。折り返し後一路南西へ向かいひた走る。道路の高低差はほとんど足には感じない。14km地点ぐらいから、時々弱い向かい風に出会い始めるが、気になる程の風ではない。■28.5km地点(泉佐野)までは、堺狭山線、堺阪南線(旧国道26号線)を通るほぼ一直線のコースである。沿道の応援がとぎれない。
■給水はスポーツドリンクと水があり、給水テーブルとテーブルの間が離れており給水が取りやすい。あわてることはない。給水係員も親切だ。登録選手用のスペシャルドリンクテーブルは別に設けられている。日照が無く給水は少なめで良かった。■選手にとって給水は不可欠だが、距離表示も無くてはならないものだ。高校生の距離表示係員が、距離表示棒を持って立ってくれている。ラップを確認する。ありがとう。
■泉佐野(約28.5km地点)で左折し空港連絡道(側道)に入る。少し走ってUターンし、りんくうタウン方向へ向かって再び空港連絡道(側道)を走る。しばらくして短い地下道のような所(南海本線の下)をくぐって少し走ると、もう(まだ)30km地点だ。りんくうタウン内に入ると、何度か右折左折する。33km地点を過ぎるといよいよ田尻スカイブリッジに入る。続いて泉南マリンブリッジだ。2連続の大橋を往復するのだが、勾配は三田国際マスターズ後半のアップダウン程のことはない。たいした坂ではない(と思いたい)。だが少々疲れてきている。スカイブリッジを上り始めると、反対車線に<後2km>の標識が見える。どんどんランナーが帰って来ている。橋を上り始めたこちらは、まだ34kmの標識が見えない。その差約6〜7km。坂は登りも下りも脚に応える。ここからが勝負だ。■泉南マリンブリッジを降りてからUターンし、再びマリンブリッジを上るまでの平地道路の3kmが長く感じられる。給水係員や走路監視員・応援人などの「大きな声援」が、背中を「グイグイ」押してくれる。ちょうど良いところにバナナが置いてある。(残り4kmを切ったところから)再び泉南マリンブリッジを上り始める。マリンブリッジを下りたところに最後の関門(39.4km、4時間14分)がある。スカイブリッジを上り下りしてりんくうタウンに入ると、後はゴール迄2km無い。余力があればラストスパートといきたいところだ。
■残り約1.5km地点では、海岸の白い玉砂利のすぐ横を走る。走路のすぐ横に海が寄せて来ている。美しい浜だ。数百メートル走ると防波堤に遮られて見えなくなるが、ほんとうに美しい海岸だ。ゴールに向かうのが惜しい気がする。■ゴールはりんくう公園高架下の駐車場だ。(日光が遮られていて少し薄暗い)。ゴールすると大きなタオルを掛けてくれる。これは少し恥ずかしい。続いて完走Tシャツをいただくと、目の前に豚汁コーナーがある。ゴールして3〜4分で暖かい豚汁がいただける。(ちょっと急がされている感じもするが)。(豚汁をいただいたり、着替えをしたりする)柵で囲われたゴールエリアがちょっと狭くて暗い。(そして寒い)。(豚汁は着替えてからゆっくりいただきたい)。ゴールエリアは大会関係者とランナーしか入れないようになっている。
■泉州国際市民マラソンは、少しずつコースやゴール地点が変わってきている。今回走ったコースも楽しく美しいコースだ。ゴール少し前、間近に見える海は美しい。海に浮かぶ連絡橋や関西国際空港も美しく見える。このマラソンコースは過剰な私設給水所もなく、走りやすいすばらしいコースだ。■制限タイム4時間半は、他の市民マラソン大会に比べ少し厳しいが、ゆっくり楽しく走る派の市民ランナーでも歩かなければ何とか完走できる時間に近い。完走するためには、諦めずに走り続ける以外方法はないように思う。
現在の大会参加費は7000円である。参加希望者は多いようだが、参加費を高目にすることで抽選によらず申し込み順で定員3000人にしているように思われる。ボストンマラソンの「QUALIFYING」というような方法を採用すれば、参加人員がもっと多くても、レースはスムーズに進むのではないかと思われる。また性別や年齢差による不公平感が少なくなるのではないかとも思われる。(70〜60歳の制限時間が4時間半なら、30〜40歳は3時間〜3時間半位が適当ではないか)。「懐の寂しい人は参加を見合わせたらどうか」というような(考えの)マラソン大会参加人数制限方法であれば、マラソン(スポーツ)の基本精神に反するのではないかと思われる。(公的補助や寄付によって運営されているので無理は言えないが)もう少し参加費が安くなれば良いのだが。
 8↓ 第33回武庫川新春ロードレース ↓ 2007年11月29日思い出しながら記す。
第33回武庫川
新春ロードレース
開催日:2007年1月14日 出場種目:ハーフマラソン 参加申し込み人数:1568名
      (ハーフ579名)





コース図



2007年武庫川新春ロードレース、参加者に小中学高校生が多い。



■大阪梅田から武庫川駅まで阪神電車(急行)で15分位だ。武庫川駅は武庫川の真上にあって見晴らしが良い。足下に河が見える不思議な感じのする駅だ。思っていたより少し早く着いた。競技は始まっているが、ハーフは最後の種目だからゆっくり出来る。
 スタート地点(受付場所)は武庫川右岸(下流に向かって右側、西宮市側)の河口に近い広い河川敷だ。堤防の上ではなく広い河川敷を走る。
 河川敷にはキャッチボールやサッカー或いは犬の散歩をしている人など、それぞれに朝の空気を楽しむ人たちの姿があちらこちらに見られる。コンビニのおにぎりを食べながらゆっくりと時間を過ごす。
■開催種目には、3km(小学生〜60才以上、227人)、5km(中学生、高校生、一般、40代、50代、60代、計281人)、10km(中学生、高校生、一般、40代、50代、60代、計481人)、ハーフマラソン(高校生、一般、40代、50代、60代、計579人)があり、申込者数合計1568人である。参加人数は多くないが種目は細かく分かれており、小学生、中学生、高校生の育成にも気を配っている大会のように思われる。
■20年以上前になるが、距離がまだ10マイルだった頃に走ったことがある大会だ。その当時と河川敷の雰囲気や大会の様子はほとんど変わっていないように感じられた。(記憶によれば)変わったのは、距離が長くなった分少しスタート付近の様子が変わったことと、出場者に欧米系の人が目立つようになったことぐらいかと思う。ここらではこれが普通なのであろう。スポーツに国境はないのだ。
■出場者はそれほど多くないので慌てて準備する必要はない。スタート10分前に集合すればよい。ちょっと寒い。しばらくの間、朝のジョギング(ウオーミングアップ)を楽しむ。今日はマイペースで走ろうか頑張って走ろうかと色々と思う。武庫川の河面がゆったりとしていて清々しい。
■ハーフマラソンのコースは、スタートすると一旦海側へ向かい、すぐUターンして山側に向かう。山側に5キロ少し走って再びUターンする。Uターン4回2往復のコースである。(ゴールちょっと手前で計時の都合のためかUターンするので、計5回Uターンすることになる)。未公認コース。走路面はほとんどが舗装されていない乾いた地道である。凸凹もあり草が生えている所もある。砂を被ったコンクリートの部分もある。(あまり変わりは無さそうに思うが)走りやすそうな所を選んで走る。(乾いた地道はちょっと滑るような感じがするが気のせいであろう)。最短コースが最良のコースではない。
■走路の巾は河川敷であるから20m以上の広い所もあり概ね十分であるが、一ヶ所だけ(ガード下をくぐる所では)、(橋の補修工事のため)走りながらではすれ違うのがやっとの所がある。自転車が真横を通ることもある。走路の要所には係員が立っており、見通しも良いコースなので危険はないが、他の人を押しのけてまで走るほどのことではない。■交通規制の無い公園や河川敷のコースで(安全に楽しく走るために)は、周りの通行人や自転車にも(時には犬やカラスにも)気を配ることが大切だ。
■ゆっくりスタートする。少しして体が温まってくる。ちょっとペースを上げようと思うが思うように足は動かない。足はマイペースだが心臓はちょっとだけ苦しい。なかなかペースが定まらない。前の走者が何人か入れ替わるうちに10kmが過ぎた。後半分だ。(少しペースを上げる)。
 最後の4回目の折り返しの少し手前(14〜15km付近)で、私の前を苦しそうな顔で走っている(欧米系の若い)女性がいることに気が付いた。私は、その女性を追い抜く時に女性の方を向いて、「スマイル」と声を掛けてすれ違った。(女性はちょっと驚いた風でこちらを見た)。(私はそのまま走り続けた)。
 折り返してしばらく行くと、こちらを向いて笑顔で小さく手を振って走っている女性とすれ違った。先ほどの女性だ。(何か言ったようだった)。(良く聞こえなかったが、手を上げて分かったという合図をした)。私は何だか嬉しくなり、残りの4〜5km程をむちゃくちゃ頑張って走った。
 今日は無茶苦茶苦しかった。今日はこれで十分だ。(このことは誰にも話していない)。
第18回 三田国際 開催日:2006年12月17日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:3689名
    (参加者3043名)
 6↓ 第24回吉野川ハーフマラソン ↓
第24回
吉野川ハーフマラソン
開催日:2006年11月5日 出場種目:ハーフマラソン 参加申し込み人数:1845名
    (ハーフ1639名)



完走証の葉書


コース図


このTシャツは参加
賞ではありません。

■この大会のコースは、吉野川に沿って走る快適なランニングコースである。途中4つの橋を6回渡る。橋から(ちらっと)見える吉野川の景観が実に素晴らしい。小さなアップダウンが10ヶ所以上あるが、足にこたえるほどの坂はなく、気分転換にちょうど良いぐらいの変化あるコースである。スタート地点の道路幅が少し狭い。歩道までランナーでいっぱいになる。■当日は良い天気で、少し日射しが強いように感じたが、気温はそれほどでもなく、日陰に入るとひんやりとした山里の清々しい空気を感じる絶好と言って良いほどのマラソン日和だった。
■スタート地点から3km〜4km(復路20km地点)間ぐらいだけが、山中(山裾)の林間道というような感じで周りの景色がよく見えないが、大半はコース沿いに田畑が広がるのどかで開放的なコースである。コースは総て舗装されており道路幅は(ほんの一部を除き)広い。部分的に両側(完全)交通規制が実施されている。コースの過半は片側のみの交通規制であろうと思われるが、対向車両に出会う箇所が少ないので、安全で非常に走りやすい。風が気になるところも無かった。給水テーブルは適当に長く、また係員も多く給水は取りやすい。
■スタート・ゴール付近を除けば過剰な人出(見物応援)は無い。所々時々に、数人の農作業の手を休めた人達や家族と一緒の子供達が(手を振って)応援してくれている。ランナーが手を振り返すと、「有難う」という声が聞こえる。見物人や応援してくれている人がそれほど多くないので手を振ることが苦にならない。4km地点位か記憶がはっきりしないが、療養所と思われる所と幼稚園と思われる所では、往路復路共応援してくれる人・子供達がいた。元気が出る。
■この大会は中学生・小学生高学年を対象にした5kmの種目も設けられている。陸連公認種目(ハーフ)も設けられている。参加人員は少なくないのだが、自動計測チップを使用した計時は行われていない。
■(五条駅のある)JR和歌山線の電車本数は少ないが、南海高野線等他線と接続の良い電車もあるので、予め時刻表を見て乗車電車を決め、大会会場(五条東中学校)でゆっくりするのが良い。五条駅前には、小さな喫茶店(ビールは無い)が1店しか開店していない。(五条駅には売店がある)。五条駅から大会会場まで少し距離(約1.3Km)がある
■ここの「柿の葉すし」はうまい。自分で食べるのは勿体ない。お土産に最適だ。「さば7個入り」(紙箱)780円、大会会場で販売している。(五条駅の売店でも販売している)。
 この大会の参加賞はトレーナーであるが、過年度実施した大会の参加賞である(残った)「トレーナー」(2500円)や、参加賞のトレーナーと同じ(色違いもある)絵柄のTシャツ(1500円)も販売されている。(参加賞のトレーナーの品質は大分前からすごく良くなっています)。しっかり運営されている大会だ。売り子が若くて明るい。ついついTシャツを買ってしまった。

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旧シーズン参加した大会の印象(2006年春〜2005年秋) 修正更新:2008年12月22日
 5↓ 第26回篠山ABCマラソン ↓
第26回
篠山ABCマラソン
開催日:2006年3月5日 出場種目:マラソン 出場者数:7159名
   (朝日新聞による)







■この大会のコースは以前と大分変わったようだ。緩やかな上り下りはあるが、ランニングに影響の出そうなアップダウンは無く、(スタート付近を除けば)全体に走りやすいコースだ。特に30Km以降は緩やかな下り(ほとんど平坦)が続きとても走りやすいコースになっている。
 当日の日中気温は10度以上あり、暖かい1日でしたが、向かい風が気になる箇所が所々にありました。(前半は右折左折が多い)。■30Km以降は(弱いけれども)ずっと向かい風で、歩き始めたランナー(?)にはちょっと寒くて長い道のりだったのではないでしょうか。
■コースの途中に(競技中の選手用に)シシ(猪)汁の給水サービスがあります。腰を掛けて食べている人、歩きながら食べている出場者もいます。また多数の私設給水所で色々な飲食物が提供されています。子供達もキャンディーやチョコレートを渡そうと一所懸命声を張り上げています。(「何故ありがとうと言って受け取ってくれないのか」と言っているように聞こえます)。(公設か私設給水所かよく分かりませんが)ゴミ対策のためか、親切心か、バナナは皮をむいて並べられていました。特定個人専用の私設給水所も沢山ありました。「もうすぐおにぎりができます」というマイク放送もありました。
 給(食)水は、量・内容とも過剰を通り越して溢れているように感じました。
■スタート地点の道路が非常に狭く、スタートラインを越すのに時間がかかるコース設定のため、早めに並ぶ出場者が多く、結局トイレを我慢せざるを得ない状態になったのでしょう、スタート後、あちこちでトイレをする人をたくさん見かけました。(仮設トイレも多数設置されています)。
 トイレ現象の主原因は、スタート以前にあるように思われます。もう少しゆっくりスタート準備が出来る大会運営なら良いのですが。それと大会当日出場者は、飲食物の内容・量と共に摂取時刻にも気を配る必要があります。
■この大会には沢山の人が、それぞれの形で関わっています。そしてそれぞれの人の求めるものも異なっているように感じます。マラソン競技に参加しないゲストランナーもいます。出場者に対しても、曖昧なものも含め沢山のものが求められているように感じる大会です。
■マラソン大会の魅力がマラソン(競技)そのものに無ければ参加する人は少なくなるのではないでしょうか。(マラソン大会なら)。
 レース出場者は、練習結果以外のものを得ることは出来ませんし、また競技中は走ること以外(の方法)では自分を表現することは出来ないのではないでしょうか。ゴールまで諦めず走り続けること以外、(競技中の大会参加者には)為すべきことは何もありません。(ランナーなら無いはずです)。
 篠山に来て、「応援すること」がこんなにも難しいことだったのかと考えさせられました。マラソン大会なら私設給水所は制限されるべきです。このマラソン大会の「主役」は、沿道の物資提供者や運営協力者といってよいでしょう。「脇役」が有名招待選手なら、大会参加者は「その他大勢」ということになります。その他大勢ですから黙々と走れば良いのでしょうが、主役や脇役の一挙一動が気になります。
 大会の雰囲気は、二十数年前に初めてマラソンを走った頃とは大分変わっていました。当時から私設給水所はありましたが、(良いことをやっているのだという)押しつけるような雰囲気は無かったように思います。
■「町おこし」なら参加者数が多く賑やかな方が良いのでしょうが、マラソン大会の良し悪しと参加人数とは関係ありません。応援とは何なのか考えさせられる大会です。(考えてもらいたいものです)。
 4↓ 第51回 河内長野シティマラソン ↓
第51回 河内長野
シティマラソン
開催日:2006年2月19日 出場種目:ハーフマラソン 参加申し込み人数:1344名
    (ハーフ669名)




河内長野コース図
■スタートする場所は大会会場の長野小学校から少し離れた中村池公園前の道路である。大会会場でゆっくりし過ぎると置いて行かれる。(私はおいて行かれそうになって慌てて追いかけた)。
■コースは面白いの一言に尽きます。滝畑ダム横の滝畑第二トンネルを通ります。(R218河内長野かつらぎ線〜R61堺かつらぎ線)。「三田国際マスターズマラソン」よりも、「吉野川ハーフマラソン」よりもさらに「タフで面白い」コースです。数えられない(憶えられない)ほどの(ちょっとキツイ)アップダウンが繰り返されますが、(あまり長い坂は無いので)飽きることがありません。登りが得意な人は登りで、下りの得意な人は下りで、(諦めなければ)逆転することが出来るかもしれません。(風は無く良いコンディションでした)。■最後の給水ポイントが下り坂の下に設けられているため、スピードコントロールが難しく、走者が多いと非常に危険です。給水は3回ある真中の1回だけにした方が安全です。ゴールは大会会場の長野小学校です。
■地元の中学生や高校生もたくさん出場しています。このコースを走る切る地元高校生がたくさんいることは、本当に驚きです。■豚汁美味しく頂きました。甘酒はお代わりしました。■参加人員が少なく走りやすい大会です。大阪からの交通の便も良いので、是非一度走ってみてほしい大会です。(難波から河内長野駅まで南海高野線で30分足らず)。開催日が泉州国際市民マラソンと同じなのが残念です。
 3↓ 高槻シティ国際ハーフマラソン ↓
高槻シティ
国際ハーフマラソン
開催日:2006年1月22日 参加種目ハーフマラソン 参加申し込み人数:5324名
    (ハーフ2605名)









■計測用チップが(足ではなく)、前面ゼッケン(胸の袋の中)に2個収納されている。(競技規則からいえば計測は胸か)。ゼッケンは胸・背用の2枚あり。ゼッケンが2枚あると何故だかうれしい。■競技場ではスタートのほぼ直前までインストラクターの指導でエアロビクス体操を行っている。(ウオーミングアップはランニングの方が良いと思う)。エアロビ体操に走る格好で参加すると寒い。エアロビが終ってから(ゆっくり)スタート地点に並びはじめる。スタート地点は同じ競技場のトラックだから、エアロビが終わるまでは(ウオーミングアップを済ませ)上着を着て暖かくしておくのが良い。スタートには十分間に合う。
■コースは淀川沿いの(細い)道路と淀川の堤防上を上り下りして走る。堤防上の道も狭いが、堤防を登り降りする道はもっと細くて急である。スピードを落とさなければ危険と思われる箇所が多い。しかし自分一人だけ(突然)スピードを落とすと後ろの人の支障になり、(自分も含め)よけい危険かも知れない。■走路の幅・形状に対して参加人員が多いのが問題とも思われるが、この走路には、レースコースとして基本的な問題がある(ように思われる)。(堤防上の走路は狭く、ちょっと横に外れると落下する)。堤防の上は風が強くちょっとこたえる。堤防の上り下り以外にアップダウンは無い。胸のゼッケン袋の中の計測用チップ同士がぶつかり「カチャカチャ」とちょっと気になる。
■給水箇所の道路が狭く給水テーブルも1〜2台。他のランナーと接触しそうな危険な給水個所がある。最初の給水個所では水を取らない方が良いと思う。■斜行・横行して(他のランナーを腕力で押しのけ)割り込み給水しようとする人、風で飛ばされた帽子を追って(流れの中のランナーを突き飛ばしながら)狭い堤防上を逆走する人等信じられない光景を目の当たりにした。レース参加経験の少ない人が多い大会かも知れないが、走路に余裕がない。(競技に必要なコース幅が無い)。
大会主催者が陸上競技規則第一主義なのではなかろうか。陸上競技規則以外にもルールはあり、規則より大切なものもある。大会係員の多くはお役人口調である。更衣室となっている体育館内で、二人組の大会関係者らしき人(年配の女性)から強い(命令)口調で何かの寄付を求められたのには驚いた。大会の運営がお役所的だ。
 大会主催者等の長い挨拶や立派なマーチングバンドの演奏もあり外形は立派な大会だ。陸上競技場のトラックからスタートする大会は少ない。これはちょっと晴れがましく気持ちの良いものだ。しかしマラソンコースそのものに安全上の問題がある。初めてこの大会に参加する人にも参加経験のある人にも、実際のコース形状をよく見てゆとりを持って走ってもらいたいと思う大会である。(競技会ではあるが)このコース(大会)は、参加者が余裕を持って走らないと、事故が起きる可能性が高いと思う。
 (ゼッケンは2枚だが)競技志向の人にも、楽しく走る派の人にもあまり向かない大会のように思われる。私はただ走るだけ走って何もしないで帰った。
■ゲストの谷川真理さんには会えませんでしたが、石上みよさんをお見かけしました。(スタート時、私の前に並んでいらっしゃいました)。背中のゼッケンに名前が書かれていました。
■大会当日の朝は、JRと阪急の高槻駅前から大会々場まで臨時直通バス(210円)が出ます。早くて便利です。帰りは大会々場前にバス停があり、通常のバスルート便(増発されています)を利用します。
この大会は、NHKの朝の連続テレビ小説の「てっぱん」のなかで、ヒロイン(瀧本美織)と同じ下宿に住むマラソンランナー(長田成哉)が起死回生を掛けて力走する、マラソン大会のロケ地になりました。(後日記)
 2↓ 三田国際マスターズマラソン↓ 第20回、第19回、第18回、第17回大会印象記。更新2008年12月22日
第20回 三田国際 開催日:2008年12月21日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:3883名
      (ハーフのみ)
第19回 三田国際 開催日:2007年12月16日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:3764名
    (参加者3177名)
第18回 三田国際 開催日:2006年12月17日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:3689名
    (参加者3043名)
第17回 三田国際
マスターズマラソン
開催日:2005年12月18日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:3776名
    (参加者2823名)


大会会場有馬高校付近
   

2005年17回大会


2006年18回大会


2007年19回大会


2008年20回大会


三田国際コース図
■第20回大会の印象(追加印象記)(2008年12月22日追記)
■第17回大会から連続4回目の参加です。朝7時45分JR三田駅に早くも到着。(マラソンのスタートは10時30分)。大会会場の受付テント前はガラガラで、TシャツサイズはMにしなくてもよかったようです(第17回大会印象記参照)。ちょっと早く着き過ぎましたので、コンビニのおにぎりをゆっくり食べてから、有馬高校から武庫川の堤防(ジョギングコース)の方へ向かって、トイレ探しとウオーミングアップを兼ねてゆっくりジョギングを始めました。
 途中有馬高校から北へ約100mの所にある三田市総合文化センター(郷の音ホール)と、北東へ約300mの所にある総合福祉保健センターに寄ってみました(地図参照)。■両センター共1階ロビーで大会参加者が、着替えをしたりソファーでくつろいだりしていました。これらのセンターは、日曜日も市民が利用できるようになっているのか、それともマラソン大会参加者のために臨時に開放しているのか分かりませんでしたが、利用者の多くは大会参加者のようでした。もちろん快適に暖房されていました。トイレは綺麗で沢山あり、場所によってはガラ空きでした。三田市の温かさ(思い入れ)が伝わってきました。(迷惑そうにする職員や来館者は一人もいませんでした)。(ロビー等で着替えをする(通常は異常・迷惑・軽犯罪とも思える)行為を容認(黙認)する対応方から、マラソン大会のため特別に許可(黙認)されているのではないかと思いましたが)ありがたいことです。
■スタート時は少し曇が出ていて、12月にしては暖かい日でした。昼を少し回ってから雨になるとの予報でしたので、ビニールのゴミ袋をランニングパンツのお尻に挟んでスタートしました。暖かかったので前半から体は良く動きましたが(このお返しが後半に出たのか)、二つ続く後半の大きな坂はやっぱり足にきました。雨になったら大変と頑張って頑張って何とか走りました。雨はゴール少し前に2〜3滴落ちて来ただけだったので、ゆっくり豚汁が食べられると、ちょっとほっとしました。雨は帰路、少しパラパラときましたが、傘を開くほどには降りませんでした。(雨が降らなかったので、今日のマラソンは最高だったということにしました)。
■でっかいカボチャの入った豚汁をいただきました。ここの豚汁は具沢山です。応援の人も遠慮なく食べられます。参加賞のTシャツの他、お餅と無料入浴券もいただきました。三田牛他豪華賞品が当たるという抽選はスカ(飴玉一つ)でした。(運は他にとっておきます)。来年も頑張ります。
■第18回大会印象記(2007年1月30日追記、修正再追記12月17日)
■第18回の大会(2006年12月17日開催)に参加した時に気付きました。大会会場の県立有馬高等学校では、日当たりが良くポカポカと暖かい教室が更衣室として提供されています。(教室は暖房されていません。第17回大会印象記記載時に誤記がありました。お詫びし訂正します。2007年12月17日)。男子は2階で女子は3階でした。参加者全員が入れるスペースは無いようで、廊下で着替えている人もいました。それでも、屋外よりよっぽどましです。校舎内の生徒用トイレが一部使用できます。ありがたいことです。大会運営が主催者側中心ではなく、参加者や応援者を中心に考えてくれていると感じる大会です。
■足自慢のランナーにも、ゆっくり楽しく走る派の人にも是非参加してもらいたい大会です。応援の人も遠慮無く暖かい豚汁がいただけます。
■第17回大会(2005年12月18日開催)印象記、第19回大会(2007年12月16日開催、追記12月17日)
■9時を回ると受付にやってくる参加者が増えてきて、受付はちょっと時間がかかるようになる。同じテント内であるが、@ゼッケン引き換え所と、A参加賞受け取り所と、Bお楽しみ抽選所が別々に設けられているので、(物欲を満足させるためには)2回並び直さなければならない。さらに参加賞としていただけるTシャツは、サイズごとに並ぶ列が違うので、間違えれば並び直すことになる。(待っている人の列が長いので、前の方の様子がよく分からない)。(私は並び直した)。これにはすごく(無駄な)時間がかかる。
 TシャツはLサイズの人が圧倒的に多いので、大柄でなく気の短い人はMサイズにしておいた方が良いかもしれません。(大会参加申し込み時に決めておく必要があります)。
 私は大会会場に到着するのがちょっと遅かった。アップする時間が少なかったので、お楽しみくじは(その時並ばず)、ウォーミングアップが終わって(並んでいる人が少なくなって)から抽選させてもらった。(のこり福は無かった)。大会会場へは少し早めに(2時間位前には)行った方が良い。
■気温は大阪より大分低い。(前日は雪が降り)気温は低かったが風は無く走りやすかった。走路面の一部が僅かであるが凍っていた。解氷剤が撒まかれているが、車の通らない日陰の隅の部分を走る場合は路面状態に十分注意してほしい。(2005年12月18日第17回大会)。
■コースは前半の小さなアップダウンに続き後半には、長めのアップダウンが2箇所ある。長い上りもちょっとキツイが、下りの勾配も脚にこたえる「ちょっとタフ」なコースである。(フラットな所が走りたくなる)。■ニュータウンの中に小さな私設給水所が2〜3ヶ所出ていた。過剰なものにならなければ良いのだが。時節柄サンタクロース等の扮装をしたランナーが2〜3人走っている。
■参加賞はTシャツの他、地元産のお餅やお味噌もある。レース後の豚汁もお餅もたっぷりで(遅いランナーでも豚汁は)あまり並ばなくてもいただける。お餅の窓口は二つなので、(豚汁をいただきながら)ちょっと並ばなくてはいただけません。私は残しておいたコンビニのおにぎりを食べたので、お餅は今度にしました。
 中学生や高校生の裏方さんも沢山いて本当に一生懸命やってくれていた。(ありがとうございました)。レース後は温泉までの無料送迎バスもある。(第17回大会)。
 (今年19回大会のお土産はお餅とお茶でした。また温泉までの無料送迎バスが無くなり、会場から徒歩10分位の所にあるお風呂屋さん「しんち湯」の無料入浴券に替わっていました。)
■JR三田駅から大会々場まで歩いていけます。駅前には数人の(グリーンのジャンパーを着た)大会関係者がいて、大会会場までの道順等親切に説明してくれます。大阪から案外近い。来年も参加したくなる大会です。
 1↓ 忍者の里伊賀上野シティマラソン 、2007年10月1日伊賀線新会社に経営移管、
忍者の里伊賀上野
シティマラソン
開催日:2005年11月27日 参加種目:ハーフマラソン 参加申し込み数:2174名
    (ハーフ573名)




伊賀上野コース図
3kmコースのスタート
位置が2002年の時
と少し違っている。
■スタート地点が近鉄伊賀線の踏み切りの直前である。スタートするとすぐ伊賀線の踏切を渡る。踏切の遮断機が上がっていないとスタート出来ない。復路は踏切を通らず、その踏切から1キロ程離れたところで、土手を走る線路の下の小さなガードをくぐるので心配はない。ランニングコースは小さなアップダウンや村中の細い道を走ったりと変化があり面白い。ローカルならではのコース設定である。参加人員が少人数なので走りやすい。沿道の応援はアットホームな雰囲気だ。■忍者(らしき人)も走っています。小学生や中学生が出場できる部門もあり地元の人がたくさん参加しています。
大会主催者の伊賀市は、2004年11月1日に、上野市・伊賀町・阿山町・島ヶ原村・大山田村・青山町の1市3町2村が合併して誕生した新しい市である。2002年に参加した時は上野市の主催(上野シティマラソン)であった。今回は伊賀市の主催(伊賀上野シティマラソン)である。大会パンフレット表紙の(色違いの)絵柄は前と同じだが、大会名等の文字が少しだけ違っている。
■レース後の(伊賀山麓豚使用の)忍者豚汁(引き換え券が必要)は人気が高くかなりの人だかりでした。(一口味わいたかった)。■お楽しみ抽選会は、ほとんどの選手がゴールした後に始められる。(遅くなりそうなので途中で帰った)。地元農産物(柿など)の販売もあります。
■近鉄伊賀線と近鉄大阪線との接続は、近鉄特急を利用しないと無茶苦茶不便。この特急料金では大阪からでも交通費が嵩む。(他社なら快速電車で特急料金など不要だ)。これが私にとって最大の難点。★近鉄電車のダイヤがいびつで特急(快速)料金が高すぎる。帰路は特急には乗らなかった。乗り継ぎ駅(伊賀神戸)で特急に乗らなかったのは私だけだった。伊賀線の(近鉄大阪線方向の)運行は近鉄特急に合わせたダイヤになっているようだ。(待ち時間は長かった)。当日私の乗った近鉄大阪線には、往き帰りともマラソン参加者らしき人は一人も乗っていなかった。バス便はない。「遠方の人は自動車でないとしんどい」というのは何か変だ。マラソン大会はたくさんの協力で成り立っていると思うのだが。
2007年10月1日伊賀線の運営は近畿日本鉄道(近鉄)から(新会社)伊賀鉄道に移管された。(「近鉄が伊賀線を区分して管理するだけ」と言った方が分かりやすい)。伊賀鉄道の大株主は近鉄(98%)である。(当然)伊賀鉄道の代表取締役は近鉄の役員である。(近鉄98%の)伊賀鉄道は近鉄から鉄道施設を借りて営業する。現在の車両は全て近鉄線の(廃物利用ではないかと思われる)古〜い中古だ。身内(というより同一者)の貸し借りだから損は無い。
 実質近鉄が運営(経営)する会社であるが法的には別会社なので、運賃は単独の会社線として決められる。(実質は上下共近鉄でも)法的に上下分離方式にしておけば、公的援助や処分手続きが容易になる。(黒字化の見込みはゼロだ)。
 運賃は値上げされた。さらに近鉄線と共にこの線を利用する乗客の運賃は、別の会社線に乗り換える(初乗り運賃を2回支払う)ことになるので相当の値上げとなる。乗り換えも不便だ。赤字区間(路線)・黒字区間(路線)とりまとめて(運賃等の)許認可を受けているのに、赤字区間(路線)だけ取り出して策を弄するのは卑怯だ。
 大きな赤字が伊賀線に出ていても、原因は伊賀線(地元・周辺)だけにあるのではない。(地元だけに原因があるのなら、近鉄から伊賀鉄道に変わっても、経営改善される見込みがないことになる)。(このままでは収益改善の見込みは無いが、(公共交通を)どうしたら良いか考えるより(近鉄を守るため)「取り敢えず公的援助」を確保して様子を見るのが無難という考えか)。
 JRや近鉄、大阪線や奈良線にも原因はある。近鉄は、地元(自治体)の負担と運賃値上げで近鉄伊賀線の運営を継続しながら、近鉄の赤字だけが減る方式を作って、これを(自慢そうに)利用者、(地元)自治体、近鉄(事業者)の三位一体の新方式だとはよく言ったものだ。(公共交通だから、利用者・自治体・事業者が協力し合うのが当たり前だ)。(公的援助等を合法的に容易に吸い上げることのできるフィッシング方式を確立しただけである)。これからも黒字路線も赤字路線も近鉄の都合(体制)でやっていこうとしているのにだ。公共的事業の事業者は利用者や自治体等と協力してやっていくのが当たり前だ。三位一体などと声高に言って(経営改善の方針も示さず)(経営の)他力本願・責任転嫁を正当化するのは卑怯だ。黒字路線の利益を「どうしようもないもの」に使いすぎだ。
 利用者が守らなければならないものは(近鉄)鉄道ではなく公共交通だ。公共交通を運営する意志・能力がないのなら公共交通事業から撤退すべきだ。表向き伊賀線を運営しているのは伊賀鉄道だが実体は近鉄だ。(自分で切った)切れかかった尻尾(しっぽ)を持ってウロチョロしている蜥蜴(トカゲ)を想像する。
 残り2%の株主は(このマラソン大会の主催者である)伊賀市だ。伊賀市は近鉄の赤字を負担するために株主になる。伊賀市の負担は税金だ。近鉄(線)の赤字(の一部)を税金で補填するということである。こういうのは(経営)改革とは言わない。こういうのは経営(努力)とは言わない。改革とは創造だ。経営とは責任だ。公共のための(鉄道)事業を行う事業者として(赤字路線運用費等に当てるため)貰えるものは貰えるだけ貰っておいて、不動産事業や観光事業等の失敗の責任を、「織り込み済み赤字路線」の沿線住民に転嫁するのは間違いだ。黒字路線の利益を「どうしようもないもの」に使いすぎだ。
この路線の特徴は他のローカル線とは少し違う。JR関西本線と近鉄大阪線とを結ぶ田舎の連絡線だ。需要は時間的に両方向に同時に発生する。平均需要は少なく連絡はすこぶる悪い。不安定需要の短距離・単線の伊賀線は(鉄道としては)単独黒字は無理だ。この地域を含む広範囲の公共交通の一区域として考えるべきだ。伊賀線の利用範囲は非常に狭い。伊賀線を公共交通として残すのであれば、他の公共交通と同じルールではなく工夫が必要だ。
 自転車や単車も乗客と同じように乗せるとか、耕運機等農作業用具の運搬を認めて、利用者の活動範囲をもっと広げる工夫が必要だ。今のままだと下車しても次の乗り継ぎ電車が来るまで何も出来ない。
 レールを取っ払って、自転車とバスだけの専用交通路にして、隣接する市道も専用交通システムに組み入れ複線交通とするのもいいのではないか。この沿線部分だけでなく、通学も含めもっと広い地域全体の公共交通について考えるべきだ。伊賀市には、町中に自転車専用道路を造ってもらいたい。(既存の歩道に細切れの自転車マークをつけて、車道から自転車を追いだすことを自転車道整備事業などといっている自治体があるようだが、あきれて開いた口がふさがらない)。本格的な自転車を中心にした交通網を考えてもらいたい。自転車も乗せられる路線バスも良いのではないか。自転車やバスの利用範囲が広がる。
 伊賀線は、自家用車の普及で(通学利用を除いて)地元住民の利用が激減しているという。(良いとこ取りは出来ない)。伊賀市は都心からそれほど離れてはいない。大阪へ通勤する人も多い。伊賀線は地方の過疎地の鉄道ではない。(伊賀線は単に不便だということだ)。(住民の不便さを自家用車が軽減してもその結果、鉄道の乗客が減り伊賀線の不便さは益々増大する)。不便なのは近鉄大阪線(のダイヤ)にも原因がある。短距離・単線で運行本数が少なく、接続路線への乗り換えが異常に不便ということが利用客の減少につながっている。自転車や単車でそのまま電車に乗れるようにするとか、他の路線への乗り換え時間を短縮するとかしなければ乗客は増えない。
 大勢の忍者ファンや鉄道ファンは毎月・毎週・毎日来ない。不便な単線の駅で自動車から電車に乗り換える(旅行)客がいるとは思われない。(史跡巡りは自家用車の方が遙かに便利だ)。単線は安全面からも(容易に)輸送量を増やせない。臨時便など危なくて出せない。単線鉄道そのものが大きな欠陥を持っている。(対向車を回避できない単線鉄道は、100%正面衝突しない物理的運行システムに変更するべきだ)。
 伊賀鉄道は全線単線で、路線距離は16.6kmである。端から端まで自転車なら1時間位で行ける。急げば30分〜40分だ。マラソンの練習にちょうど良い距離である。(単線鉄道より、車両が自由に往復できる)専用道路の専用バス等の方がはるかに便利で安全だ。通学バスが専用道路に乗り入れられれば利用者に便利だ。自動車より鉄道の方が優れていると思われる「安全で速い、多量輸送が容易で単位輸送コストが経済的」といったような優位性が、ここ(短区間・単線・利用者数少)では逆転したりしている。ここでは速度や量に重点を置く必要は無いように思う。安全な交通構造システムと自由度の高い運行運営が重要である。
自転車専用道路の整備拡充は未来につながる。自転車専用道路を造ることで、三重・近鉄の伊賀市も世界の伊賀市になる。自転車を公共交通システムに組み入れるべきだ。
ゴルフ場・不動産開発の失敗やスペイン村失敗の責任を伊賀市民に負わせるのは間違いだ。「人まね」のあげく失敗の責任を他人に押しつけるのは間違いだ。失敗の責任は近鉄社員が負うべきだ。近鉄バファローズはどうなったか。OSK日本歌劇団はどうなったか。近鉄不動産はどうなったか。近畿工業はどうなったか。大日本土木はどうなったか。経営責任(命令責任)を回避する者の意見に従っていては駄目だ。とんびは鷹を生まない。とんびは鳶だ。
相当以前に行われた集改札の自動化や受変電施設の無人化、周辺業務の外注化などによる人員(経費)削減策が、その結果生じた余剰人員の再教育や活用を図らず、関連子会社などに能力の無い社員を押しつけるだけだったのであれば、経営に改善の効果をもたらさなかったのは当然であろう。偽出向や偽装請負は止めなければならない。(正)社員(労働組合員)を大切に育てることと、ぬるま湯に漬けて甘やかすこととは全く違う。将来の席を約束されて(経営者の言うがままに)毎日をのほほんと過ごしている労組幹部は、社員(労働組合員)の為にも会社のためにもならない。そのような彼らが(同じ職場で働いている)労働組合員以外の労働者を仲間だと考えていなくても当然のことと思われる。複雑な気持ちになるマラソン大会だ。
■■このコースは(個人的な感覚ではあるが)、「5百メートルくらい距離が短い」のではないかと思われる。後に、そのような意見の大会参加者にも出会ったので追記することとした。

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