![]() 森の恵みと沢にひたるツアー |
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ギョウジャ ニンニク (アイヌネギ) |
![]() もっとでかくてもおいしい |
にんにくとニラを足したよう。クセモノでうまい! 葉は中華ぽいエキゾチックな香りもする 山菜の中では早いほうだと思うが、むしろ遅い時期に、雪が多くて人が入らないところに見つけることが多い |
手で根元から折る やわらかくて折りにくいのでナイフで切るとよい 引っ張ると根っこから抜けてよろしくない(うまく中身だけ抜けることもある) 葉が開いていないものがやわらかくて好まれるが大きくなっても十分おいしい 地際の薄皮が赤いのが特徴的だが、色がうすいのもある 人がよく採る場所では細くなり、葉が一枚だけになる。成長すると葉が2枚以上になると聞いたが、衰えてはえなくなる前にも葉が1枚になるとも聞いた めったにみられないのは局部的に絶滅したのか? 10万本ぐらいありそうなところから気兼ねなく数百本いただくのがよろしいでしょう |
![]() まん中はヨブスマソウ |
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![]() コバイケイソウ(毒)の細いもの いろんな角度から見ればわかる |
毒のコバイケイソウやバイケイソウと間違えやすいというが、これらは太くて葉の折れ方がアコーディオンカーテンのようにきついので区別できる ごくまれに細くて開き方もギョウジャニンニクに似ているものもあるので、怪しいときはにおいや周囲の同じものの生え方などに注意 |
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食べ方 | ||
赤い薄皮(ハカマ)ごと食べてもよいが、内側に土が入っていることが多いので、取って洗った方がいいでしょう 葉の分かれるマタにも土が入っているので流水をあてて洗うとよい |
油炒めが一番 炒め上がりにしょうゆをかける 強烈なニンニク臭にほのかな中華風の香りが抜群 豚バラと相性がよい。 辛みそ(みそ+豆板醤、好みでごま油、しょうゆ)もよいがもともと十分クセがあるのでそこまで味付けしなくてもよい 開いた葉っぱでよく、その方がボリュームもあっていいかも |
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おひたし(ゆでてしょうゆ)はマイルドで甘みがある 生で白い茎を食べてもよい(つけるならみそ)が私はネギ系の生が腹にこたえるので苦手 |
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餃子 塩としょうゆを加えてもんだひき肉に、ゆでてしぼって刻んだギョウジャニンニクとおろししょうがを加えて皮で包む。ひき肉の倍ぐらいギョウジャニンニクを入れる。 ニンニク味とニラの歯ごたえがあるため、手間が省ける。山でやるにはいい。 |
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保存 | ||
もちがよい。1週間ぐらい冷蔵しても平気。ポリ袋に入れておくと底にたまった水に触れているあたりから傷む。味噌漬けだとわりとフレッシュなまま保存できるが、手間も場所も必要な割にうれしくないので、 | ||
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オススメはしょうゆ漬け。1ヶ月ほどすると辛味も消え、2ヶ月ほどで全体にしょうゆがしみて茶色になる そのまま保存してもよい。2年は問題なくOK。が、だんだんしょうゆのヒネた香りがしてくるので、つけたまま冷蔵するか、夏前に中身だけ取り出して(刻んで)冷蔵すると香りがよい。つけたしょうゆもニンニク風味のしょうゆとして使える。 細かく切って雑炊やお茶漬けにかけるとサイコー。チャーハンやいためものにもよい。 少し塩抜きして酒のつまみにも |
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広口ビンの高さより短めに切ってから詰める。ぎっしり詰めてからしょうゆを入れれば少量ですむ。特に葉っぱは浮いてくるので、小びんかなにかで沈めてふたをする | ![]() |