![]() 森の恵みと沢にひたるツアー |
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笠堀川光来出沢 東又沢・中滝沢 2009年9月29日−10月2日 L三井 工藤(AIST) 小河原(新潟大D2) AIST(産業技術総合研究所)の工藤さんが加茂地域図幅地質調査の最終段階。東又沢はジッピなど狭いゴルジュが多く、泳ぎをまじえて楽しい。中滝沢出合までの光来出沢はとても美しい。中滝沢は下部浸食地形をすぎて平凡になってくる。アプローチの道が非常に疲れる。 9/29 笠堀ダム915−石小屋沢1210−白根沢下滝下1310/30−栃ノ木沢1455 9/30 715発−東又沢出合830−流木滝で引き返す1300/20−出合1320−テン場1630ごろ 10/1 730発−東又沢出合820−中滝沢出合920−崩巌沢出合1000− 600m過ぎ引き返す 1240/1300−テン場1700ごろ 10/2 830発−白根沢下滝下930−石小屋沢1050−大川出合1120−ダム1450 9/29 笠堀ダム−栃の木沢 雨のちくもり 朝雨。夜中は雨が強く降っていた。予報は今日が回復傾向、明日が晴れかくもり、あさってがくもり時々晴れ、しあさってが雨。今回の調査はアプローチに1日ずつ、調査が2日なので、ぴったりできる予報を信じてカッパを着て出発。二人は普通の服に沢靴だが、おれはネオプレンタイツにスパイク長靴。荷物が重い。予備日も含めて5泊分の食事。ロープは8.1mmの40mと12m、ハーケン4枚、カム4つなど。40mは使わず、カムも1回なくても済むところで使っただけだが、しかたない。この季節で泳ぎがあるから着替えも要るし、テントでシュラフ。沢靴はザックに入らないのでくくりつけて歩く。 以前にも歩いて知ってはいるが、やはり歩きにくい道をえんえんと歩く。ダム湖の横でヒルを見た。大川出合の高台から先がまた歩きにくく、うっかりすると道を見失う。途中、川に下るコンクリの階段があるがわかりにくい。雨量観測所?に行く道らしく、大川に行くにはこれを下ってから川を下るそうだ。石小屋沢を通るところにはテン場あり。悪くはないがまき集めは大変そうだ。すぐ先にも森の中にテン場になる広場あり。歩きにくい道をたどり白根沢下の滝の下で川に下る。 ![]() ![]() 9/30 東又沢 くもり 踏跡を歩き出す。これが歩きにくく、2,3回見失って苦労した。本流に下り少し歩いて魚影がなかったが、東又沢出合で走った。出合のテン場は岩の上でたきびをすれば気分がよかろう。まきを運ぶのが大変そうだが。東又沢に入り数百m進むと、狭いV字状ゴルジュの入口。去年ここで引き返したそうだ。 ![]() 胸までつかるところが少しある程度。少しゴーロを歩くと狭いトンネル状の淵。流れはゆるく、楽に泳げる。地質は2種類が交互に現れているそうで、二人がたんねんに観察している。魚影は濃く、調査の隙を見て竿を出した。釣りエサがないので川虫取りをしていたらでかいヘビトンボがいて、さわるのがおっかない。記録をとっていないが、このあたりから狭いゴルジュが断続して楽しい。大体はなんとか登れるが、4mほどの滝は登れず、手前右の壁を登り、トラバースしてから懸垂下降した(巻き下ることもできる)。小河原君は初めての懸垂下降で、レクチャーしてからおれが降りてロープを持ち(引けるように)、ロープにATCをセットするところを工藤君に確認してもらった。その後も遠目にダメか、と思うような段差が次々に現れるが近づいてみるとなんとか登れた。 ![]() しかし落ち口に倒木がひっかかった3m滝は頭からシャワーを浴びて通過できるかどうかというもの。帰りも水流の中への懸垂下降になるし、時間的にも余裕はないので、ここで引き返した。二人は記念の石を苦労して採っていた。 ![]() 二俣は段差2m。念のため私と工藤君は巻き下ったが、小河原君が巻かずに飛び降りて足をくじいた。浅いから注意しろと言ったのだが。なんとか歩けるようだ。本流もついでに水流通しに下った。濡れるのをいとわなければ巻き道よりもはるかに楽で早い。栃ノ木沢の出合滝を過ぎてすぐ右岸に取り付くとテン場だ。 ![]() 既に暗く、料理環境も悪いので、イワナ3匹は簡単に丸ごとムニエルでいただいた。目的の半分を達し、明日の天気もよい予報で、気持ちよく飲み食いして寝た。 10/1 中滝沢 はれ 小河原君は足が治らずギブアップ。2人で今日は朝から本流沿いに行くことにし、数百m巻き道を歩いてから川に下りて遡行した。濡れるが楽で早い。 東又沢出合から先はとても美しい。 ![]() 魚影も濃い。途中の釜付き滝は水流右手を登ってロープで確保した。中滝沢出合の滝はまく。はっきりした踏跡はない。滝上には魚影なし。岩盤の中央がトイ状にえぐれた地形を歩いてゆくと、崩巌沢を分ける。このあたり、予想外の岩が現れ地質変化が多いそうで、丹念に調査している。2筋3mは右の水流の上の小石CSをつかんで体を引き上げる。洞付き3mは巻く。なんとか懸垂なしで戻れた。4mだったか、強引に登るのもあるが、段々平凡になり、インゼルの上で530m二俣。時間的には帰った方がよいが、天気もよく、もう少し行きたいとのことで、600m過ぎまで登り、引き返した。洞付きはドボン。 ![]() 最後のたき火はつまみが少なかった。明日は昼前から雨だそうだが、まあ帰るだけだ。 ![]() 10/2 下山 くもりのち雨 朝はくもりだが悪くない。帰りは荷物を小河原君にたくさん持たせるつもりだったが、足が治ってないのでそうもいかない。本流に下り、泳ぐ淵を右岸から巻き、白根沢出合上のテン場から滝を巻き下る。おれはデポした長靴に履き替える。調子はよかったが、この辺から疲れ始める。大川出合あたりから雨が降り始め、足も疲れてきた。ダム湖岸はびしょびしょになりながらヒーヒー歩いた。湖岸後半ではヒルがたくさん付いた。これだけ疲れたのは久しぶりだ。ダムの天板をほっとしながら歩き、車に濡れた荷物や服を押し込んだ。いい湯らていで汗を流し、燕三条のホテルに泊まって居酒屋で打ち上げ。うまい魚と酒で生き返った。 技術度**** 体力度***** 雰囲気***** 総合**** |