森の恵みと沢にひたるツアー
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ハイイロシメジ

シロノハイイロシメジ

2005 11/12 otari
こんないい形のがまとめて採れるとうれしい
白い「シメジ型」きのこで、傘の表面が淡い灰褐色。クリーム色がかった白だ。

人によっては中毒するとされ、あまりきのこがりの対象となっていないが、網焼きにするとムチャクチャうまい!うまみ系のキノコの中では上位に入るはずだ。

森と水ツアー中に3名、持ち帰って3名+αに食べていただき、中毒していない。tryされる方は自己責任にてお願いします。

晩秋から初冬、地面から。



2008 11/12
晩秋で落ち葉をかぶっていて、見つけるのが難しいかも。2m四方にまとまっているもの、10mぐらいに広がっているもの、径30m大菌輪を見たことがある。ひとつ見つけたらすぐ立ち止まり、足元からまわりをよく見よう。
とてもおいしいのだが、公式見解としては「当たる人もいるから要注意」となろうか。
図鑑により「味・姿ともすばらしいきのこ」(高木)というのもあるが、「日本のきのこ(山渓カラー名鑑)」にはハイイロシメジのみ掲載され、「人によって中毒することもある」とされる。

山渓フィールドブックス「きのこ」では、ハイイロシメジが「人によっては中毒する」、シロノハイイロシメジが食菌扱い。総合すると、これが正しいように思いたい。が、シロノハイイロシメジは「日本ではまれ」となっており、狙ってもいないのに3山域以上で見ている私は勘違いしているのか?と一抹の不安。
食べ方
網焼き
焼いてしょうゆを少しつけるだけ。絶品です。

水分が抜けて縮むぐらいよく焼くとうまみが濃い。ゆでてから焼いても同じ味でした。ゆでただけだとうまくない。

寒い時期に採れるので、毛糸の帽子をかぶってたき火のおきであぶると最高です。
てんぷら
水分が抜けるようにこんがり揚げるとうまい
ソテー
バターソテーもうまいけれど、元々味が濃いせいか、ややしつこい
褐色がかったイモムシ系のが柄から入る
保存
うまくいってない。そのまま冷凍し、自然解凍してみたら、ぐったりしてピンク色になってしまった。ソテーして食べたら味はあるが、しつこい。その夜、おなかの具合が悪くなった。こいつのせいかどうかは不明だが。
食べるなら新鮮なうちに食べた方が無難。
自然解凍すると別物になる