ヒント1、5より、やはりアルファベット順(しかも原題)ではないかと思います。一冊目は"The ABC Muders"ですが、一応定冠詞はないものとして、森先生はクリスティお好きだと思いますし、"ABC"は「詩的私的ジャック」のルーツと言えなくもないでしょう。さらにヒント4を生かして、「一般的なミステリィの範疇に入らないもの」がどちらかに含まれるとすれば、森先生の傾倒ぶりからして当然萩尾氏の作品が想定されます。「まさに上質のミステリィ」(ダ・ヴィンチ誌)との批評から森先生がこの作品をミステリィの範疇に含めているのは間違いないし、しかもうまい具合に頭が"Z"。というわけで百冊目を決定しました。これだと確かに簡単過ぎるかもしれないですね。 |