6.吸気系キャブ交換 一挙にパワーアップ
 パワーアップする為のメニューで、始めに思いつくのはキャブレーターをツインにする事だろう。ワンキャブのひん弱なモノより、ツインの見た目も音も、よりレーシーになれる。そこで、ツインキャブセットなるものをFLMCから購入した。ウエバーDCNF40にアルカッテーのインテークマニホールドが付くキットだ。リンケージも付属するので大きな加工なしで取り付けられるが、オルターネーターを奥に寝かせないと、インマニに当ってしまう。そのためオルターネーターのブラケットを延長する事と、それに合わせて長いファンベルトを用意しなければならない。それ以外では、デスビが邪魔なくらいで問題なく組みあがる。
 ジェットセッティングについて言うと。キャブに始めから付いている、メイン125、エアー220だと、多少カブル感じがするので、メインを130、エアーを190、アイドルを60に換えてみたら良くなった。参考までに。
 ツインにして見て、目が覚めるほどの強烈な加速感、とまでは行かないが、やっと120馬力ぐらい出ているかなって感じ。でもノーマルと比較してトルクもパワーも増して、走りやすくなった。と言うのが率直な感じだ。気持としてもっと吹け上がりの軽さや、加速感が欲しいが、この辺はカムの交換や圧縮を高くするなどが、必要になってくる。
 ツインにして一つ問題なのが、写真を見てもらうと判るが、右側のエアークリーナーが低い。それは、エンジンフードを立てる棒が、フードを閉める時に当って閉められないので、仕方なく低いのに替えている。これだと高回転時にエアーの吸い込みが薄くなってしまう。
今その改善策を検討中。

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