1.サーモスタット シリーズ2。現在パーツは無く…。
 モンテカルロは夏場の渋滞時でもオーバーヒートの兆しも無く、温度で注意する事は無かった。しかし、冬場に来てエンジンがなかなか暖まらず、おまけに高速道路を飛ばしていると冷え過ぎてオーバークールになり暖房が働かず寒い思いをした。どうやらサーモスタットが開いた状態で固着していて、常にラジエターに水が流れてる様だ。早速BAYLESSでパーツを取ったら、来た物は自分に付いてるものとはえらく違う形をしていた。調べるとシリーズ1とはパーツの共有は無く、シリーズ1と2とは形以外に機構的にもちょっと違っている。シリーズ2のサーモはウォーターポンプ側にヒーターホースに繋がる様、T字になっている。シリーズ1からの改善策で、恐らく下から引張るよりサーモスタットのウォータポンプ側に、ヒーターホースダクトを付ける事で暖かい水が効率よくヒーターへ流れて行き易いためだろう。
 シリーズ2のサーモは本国でも欠品がつづいている状態でいつ出るか解らない。それなら作るしかない。単純にウォーターポンプ側に穴を空けヒーターホースへつなぐ差込をつければいいだけだ。で、その加工品は写真参照。
 ちょっと気になっていたのはサーモの形の違い(下の写真を見るとよく解る)。外して中を比べるとサーモの付いている向きが違っているようだが、その基本的な機能は変わらないので良しとするか。
交換後は水温が常に一定で、70度を指し安定している。エンジンには良くなったが、でもまだ寒い。やっぱヒーターコックが固着しているのが原因らしい。この交換は厄介そうだ。

交換前



交換後

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