代表幹事の部屋 (事務局長の小部屋・改題)


No.20 <2009年12月26日> 

事務局長職を振り返って

  2009年11月21日は木村精二にとって、誠に記念すべき日であった。この日を境に、すべての天文関係の仕事から解放されたのである。そもそも生業とは別の単なる趣味の世界だから、勝手気儘に振舞っても何処からも文句の付けようのない仕事(という言葉はマッチしないが)だったはずだが、実際には、普通の生業以上義務と責任の重い職務だった。なまじっかの職業よりはよっぽど中身があり、一般職業人の2倍、いや10倍以上の経済的効果と価値の高い仕事であった、と自負している。しかし、客観的に見れば、すべての義務と責任から解き放たれて、ご本人の生き甲斐は無くなった、と言えるのではないか。3万人がプラス1人になっても天下の情勢に些かの変化も無いであろう。ところが本人はこの世に未練たっぷり色気たっぷり、80代になってから、かねて遣りたいと思っていた新しいことをやりたいとほざいている。身体の衰えに付随して頭脳の衰えがやって来ることに気付いていないビョウキでしょう。放って置いてください。

 (追伸)先に賀状を廃止して、代りに雑文纏めに没頭、その10番目は「書き散らしの雑文集(3)」で新年1月に印刷予定です。本紙の読者で2月中に届かない方は、編集部まで。


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