事務局長の小部屋


No.1 <2006年1月20日> 

★ 寿岳さんから早くも6年度会費が
 毎年年末或いは1月早々に、協会の翌年度会費を送って下さる寿岳潤さん、今年もご寄付を含め、お手紙を添えて、頂戴しました。2年余り前に病に倒れてから、リハビリに努めて居られます。「…医者から宣告されたとおり本質的な変化はありません。…4冊の合本レターを折にふれて読み返しています。今年度の会費といささかの寄付を同封…」(’06.1.17)受。全快の一日も早いことを、そして皆さんと歓談の機会が訪れることをお祈りしています。

 ハーシェルツアは3月9日に出発
 イギリスのハーシェル協会年会などに参加する我が協会ツアは、3月9日木曜11時35分に成田を、全日空201便でロンドンに向けて出発します。同日早朝に札幌を出るメンバーを含めて、今のところ3名です。何名かプラスの可能性があります。本隊の帰国は15日。貴方もこのチャンスに英国に遊びませんか。国内からの出発は同料金で連絡は事務局へ。
 同上年会(11日9時半、会場バースRLSI <Royal Literary & Scientific Institution>)では、恒例により、日本ハーシェル協会活動報告の時間がセット済みです。チャップマン博士の名著『ヴィクトリア時代のアマチュア天文家』日本語版出版・ウイリアムの金属鏡複製(第3番目)・全天88星座の七宝作品制作の進捗状況など、時間の許す限り盛り沢山の報告が期待されます。

 恩人ファニングさん急逝
 わが協会創立大会(1984年11月)に祝辞を寄せて下さって以来、ずっとお世話になっていたスラウ・ハーシェル天文協会事務局長・A. E. Fanning さんが亡くなり、葬式が1月6日に行われた由、英国ハーシェル協会からの通知で知りました。同上大会記念ハーシェルツア(85年3月)で、須川・初代会長のスラウ市長表敬訪問を始め、スラウ近辺のハーシェル縁の教会やイートン校等の名所訪問もファニングさんのお蔭でした。ハーシェル兄妹の旧宅調査レポートの寄稿(ニューズレター86〜7号、98年。後日、英国協会の機関紙に転載)、七宝作品展の開催(00年と04年、スラウ博物館)でも一方ならぬお世話になりました。
 私信は昨秋10月31日付けが最後。角田さんの翻訳事業を褒め、3月にバースで我がハーシェルツアのメンバーに会うのが楽しみ、と結ばれていました。こちらからは11月25日付けでニューズレター137号に手紙を入れ、3月にはNさんも行くでしょう、と書きました(続いてのクリスマス挨拶は一方通行になった模様です。138号も送りましたが…)。
 ファニングさんのことは、改めて執筆できれば、と念願しています。
 


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