AMらじお
専用ICで作るAMラジオです。比較的簡単に出来て高性能です。
一番簡単なラジオは電子工作大好きな人なら一度は作った事の
あるゲルマニウムラジオだと思います。どうですか?スピーカー
からがんがん音が出ましたか?出るわけないですよね。
原理から考えても放送局から送られてくる微弱な電波を只検波
しても大きな電力が得られるわけがありません。
このラジオはAMラジオ用として三洋が開発したLA1050を使用
しています。
回路もメーカーが出している標準仕様の殆どそのままです。
LA1050で高周波増幅をして検波しますから感度はいいですが
スーパーヘテロダインには及びませんので大きな期待はやめま
しょう。せいぜいNHKがよく受信できてあと民放が2.3入れば
恩の字です。記事なんかだと感度抜群スピーカーががんがんな
るよ。とか書くんでしょうが、ホームページは気楽で良いです。
スピーカーをならすのにパワーアンプを使用しています。東芝の
A7368Pですがこれは手軽に使えるICだと思います。
使用部品 数量 使用部品 数量
LA1050(三洋) VR 10kΩ A型
TA7368P(東芝) 3.3μF
* PA−63A 100μF
* バリコン 330kΩ
スピーカー 4.7kΩ
220μF (電解) 電池ホルダー
0.1μF 基板
使用部品について電子関係リンクで調べてみるのも
良いでしょうし(有)エレキングさんへ頼むのもいいでしょ
うし、日本橋や秋葉原へ直接行って買うのもいいかも
しれません。自由なんですよ。良いですね。好きなように
出来るのは。日本バンザーイ!!
さてPA−63Aはバーアンテナでマックスと言うメーカー
で製作されています。バリコンも入手の難しい部品です
スピーカーは8Ωを使って下さい。電力消費は少しです
からW数は小さくていいです。秋月電子通商さんなどの
部品通販の会社を利用したほうが行かなくて済むぶん
いいですが、部品調達も楽しみのひとつですから暇の
ある人は挑戦してみて下さい。
回路図
back top