電子ルーレット


どんなものか: ルーレットのように真っ赤な発光ダイオードが次々と回転しているように点滅してゆっくり止るもので
ケースに数字を書いておけばその数字があたりとなります。電子サイコロの原形となった回路構成
動作原理: 4ビットのカウンターを動作させて16進のデコーダーにパルスを入れます。この次々と
来るパルスがデコーダーの出力を変化させます。この関係はつぎのようになります。
0000 0100 1000 1100 16進では16個目に桁が上がるので英
字を使用して数字の代用としています
すなわち9の次は10ではなくAでFの次
が10です。とまどうかもしれませんが、
このようにしか表記しませんので慣れて
下さい。
0001 0101 1001 1101
0010 0110 1010 1110
0011 0111 1011 1111
この結果それぞれの出力線は順にLレベルとなってここに接続されている発光ダイオード
が点灯する事になります。
回路構成: パルス発生回路とカウンターとデコーダーからなります。    回路図  配置図
要パーツ
品名 数量 品名 数量
SN74154 1 ダイオード
SN7493 1 330Ω
2SCタイプ 1 33kΩ
2SAタイプ 1 0.05μF
LED 16 1μF25WV
スイッチ 47μF10WV
基板 電池 単三
電池BOX ねじ類 少々
ケース 配線 少々
製作 実験回路は穴空き基板を使用しています。パルス発生はトランジスターを2個使用しています。タイマー
ICを使った回路も実験しましたがトランジスターの方が止まり方がスムーズだと思うので採用しました。
カウンターはSN7493を使います。4ビットのカウンターです。14ピンに
入力を入れて12,9,8,11の順でバイナリーコード(4桁2進数)出力
を取り出します。この出力をデコーダーであるSN74154に接続します
23ピンがA 22ピンがB 21ピンがC 20ピンがDとなります。
発光ダイオードは1ピンから17ピンまで繋ぎます。12ピンはGNDです
図はSN7493です。
                     回路図      配置図
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