1)レポート作成 |
まず、住みたい理想の我が家を、取り敢えず予算を考えずに書き出します。
実際、私達の家計も一般的なレベルで決して裕福では有りません。
しかし、今後一生を過ごす『終の棲家』を作るので、
毎月苦労して払うローンも納得のものでなくてはいけないと私達は考えました。
夢を思いっきり書き出したのなら、HM巡りをする際に、
相手に自分達が建てたい家の具体像を伝えることが出来ます。
良い営業マンと巡り会えれば、相手はこの道のプロです。
実現できる方法を一緒に考えてくれます。
(諦める時も納得して諦めることが出来ます(笑))
その際、『現在、住んでいる家』の『良い点』『悪い点』も書き出しましょう。
せっかく建てる我が家。今の家より良い家にしてくてはいけません。
今の家の『持ち越したい点』と、『改善したい点』を書き出しましょう。
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参考までに、『我が家のレポート』はこちらです→■ |
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2)聞き込み |
急にレポートを書くとしても、常日頃、理想の家を考えて生きてきた方は少ないと思います。
私達夫婦もそうでした。
実際、『我が家のレポート』に書いた『雨天でも洗濯物を干せるサンルーム』も、
聞き込みの時、実際に家を建てた知人から『有って良かった物』として強く勧められてレポートに加えたものでした。
まず初めにおこなったことは、このサイトに辿り着かれた方の中にもいらっしゃるかもしれませんが、
インターネットでの情報収集。
女性ならば家事の動線からインテリア、
男性も『書斎』や『趣味』を生かしたスペース等、見習いたいサイトさんがたくさん有ります。
それと、親戚や友達、会社の人等、身近な人たちで実際に家を建てた人たちを探すことです。
情報だけならばインターネットだけでも充分ですが、身近な人に話を聞くのは大変に重要なメリットが有ります。
それは『良い営業マン』を紹介してもらえる点です。
HMは車のディーラーと同じで、
モデルハウス等で出会った人が自動的に自分達の担当になります。
私達は夫『りぅ』の人脈のお陰で、いろいろな人たちからお話を聞くことが出来、
この点は大変良かったと思える点でした。
家作りにおいて『工法』や『建築資材』に重きを置くのはもちろんですが、
最終的には人が人の住む家を作ります。
満足出来る家作りを行うに当たって、良い担当営業マンの出会いは必須だと私達は思いました。
また、大半のHMは行っていると聞きますが、『紹介者制度』というものが有る場合が有ります。
この場合、特典が付く場合も有るようです。
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3)図面を引いてみる |
これは私達夫婦にはとても楽しい作業でした。
私達が使用したのはフリーソフトの『イエスマイハウス』というソフトでした。
『りぅ』が休みの日に2人でパソコンをにらみながら、理想の家の図面を作ります。
この作業を『究極のパズルゲーム』と私達は呼んでいましたが、
『コチラの部屋の日当たりを取ると、コチラの部屋は北向きになる』
『この場所にこの部屋を持ってくると1Fばかり大きくなる』等、素直に図面は仕上がらず・・・
面白くもあり、難しくもありました。
建築までに時間の有る方はチャレンジしてみられてはどうでしょう?
私達はこの自分達で図面を引くという事を経験していたお陰で、
『理想の我が家』のイメージが夫婦共にしっかりと持てました。
また、この時点でイロイロと気がつき、諦める希望要項も有りました。
この事でハウスメーカーさんに手渡すためのレポートにも変更を加えることが出来ました。
(例)
りぅが夢見ていた広いLDKを採用すると延べ床面積が80坪を越える(?!)ので大幅に縮小。
同じく坪数が減らないので、はるりの欲しかった和室も用途を考え、6畳を4.5畳に変更。
りぅの欲しかったBARスペースを縮小・・・など。
今、諦めた希望要項を読むと、本当に家造りの事に知識が無く、
夢ばかりを詰め込んだ図面であった事が伺えます(笑)
そんなこんなで、実際にHM巡りをする前に、
『素人なりにこれ以上は考えられない理想の我が家の図面』を引きました。
但し、その時点でも延べ床面積57坪。
いくら大きくなりやすい二世帯とは言え、予算を考えるともう少しシェイプアップしたい。
後は出会う建築士さんの腕前に期待でした。
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4)1社に絞らない |
最後。
これは既にHM巡りをする時のお話しになりますが、
上記の3つをこなすと、
『家についてまったく知識が無く、木造でも鉄筋コンクリでも特にこだわり無いわ。』
という状態から、例えば
『やはり木造の在来か2×4で、基礎のしっかりした機密性の有る家が良いかも。』
等と、有る程度の方向性が見えてきます。(上記の例は我が家の場合です。)
そこから自分達に合いそうなHMのモデルハウスを訪れたり、
紹介で営業マンと会う機会を設けたり、
本格的な行動開始です。
そして『もう、この1社(HM又は工務店・建築士)しか考えられない!!』という事で無いのであれば、
かならず自分達家族の要望に近いHMを3つは当たりをつけて、お話を聞いた方が良いと思います。
家を建てる事には、とてもたくさんの専門的な知識がついてきます。
3社ほど絞ってお話しすると、それぞれのHMでそれぞれのお話が聞け、大変に勉強になります。
また最終的に1社を決め本契約する際も、満足度が違うと思います。
ただ、この『競合』は自己の知識強化や冷静に各営業マンの話を聞けるという大きなメリットが有る反面、競合する事になった各HMの営業マンが素晴らしい人物であった時は、1社に絞り込む際は、まさしく断腸の思いの決断になります。
私達は建築日記の方で『B社』と紹介いたしますHMと、契約する事になった『三井ホーム』とで最後まで悩みぬき、『マリッジブルー』ならぬ『ハウスブルー』のような状況になりました。
しかし、それでも、競合した方が良いと私達は思います。
最終的に一社に絞り込むまで、非常に良いと思えるHMから、個人的にはあまり褒められないHMまで、それぞれ学習した部分が多分に有りました。
詳しくは建築日記にてご紹介します。
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