やっぱり・・・。
 

 
 「総合病院だけあって混んでるなー。」
 
 「かれこれ3時間は待ってるよね。」旦那に言った。

 なにをかくそう、みゆいぬはこないだの病院の帰りに買った甲状腺の本を熟読してスッカリおじけづいてしまっていた。バセドウ病の症状が箇条書きになっていて、それのほとんどが自分に当てはまってしまい、「バセドウ・・バセド・・バセ・・・・」とずっと頭の中で回転していた。

 そんなわけで今日は旦那が付き添ってくれていた。 と言っても、この病院は7年位前に肺炎で入院していたから、勝手は知ってた。

 み「バセドウ病で入院してもここさー、ご飯おいしいからいいっか。」・・・

 ほとんど自分で自分に言っていた。
 だからバセドウ病でいい、なんて理由が一つも思いつかない。

 ・・・・・そしてみゆいぬの番、

 ズラッとならんだ診察室の1つに呼ばれると、そこにはキューピーさんが・・・、 いや、キューピーに似た先生が座っていた。

 いくつか問診があって血液検査・尿検査・心電図・レントゲンの指示がでた。

 しかしこの病院は検査好きだよなー。
 あっ、でも他の病気が見つかるかもしれないし・・・。
 スタンプラリーのように検査をこなし、、、

 、、そして、、、

 次の週、みゆいぬは落ち込んでいた。U;_ _U

 私は・・私は・・・

 甲状腺機能亢進症・・・・・バセドウ病だった!!・・・
 

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