可燃物な日々

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お知らせ:苦悩するリサーチャーかしわぎ氏のご厚意というか誕生日プレゼント(今のところ、そのように解釈しております)により、感情廃棄物再利用所ができました。どなたでもお気軽に感想やご要望もしくは誹謗中傷(但し、ブスとかデブとか年増などはダメージが大きいので禁止)などを書き込んでみてください。


9月30日

 起きたら昼過ぎ。天気も悪いし、久々にだらだらごろごろして過ごす。暇だったからこんなの作ってしまいました。一応、オチもある。

 27日発売だったプチフラワーをやっと買って読む。名香智子の連載が今月号で終了ということで、早速読んでみたのだが、「こ、これで最終回でいいんかい!」という普通の内容。もっとも、1話完結式の話なのでいいんですけど、これで終わられてもなあ。まあ、きっとまたいつか再開してくれることと思って我慢します。

 同じく、プチフラワーで毎回楽しみにしている奈知未佐子の連載は今回は「カエルのポプリン」の話で、「箱入り犬」も登場し、本屋への帰り道で立ち寄ったドトールで気持ち良く泣いた。カエルの歌声を聞くとしあわせになれるそうだ。ああ、しあわせになりたい。

 しかし、ついつい仕事の話で愚痴ってしまったが、またこんなこと書くと、三重県在住のお友達が「そんなに辛いなら、こっちにおいでよ〜手伝ってよ〜」と言ってきそうで警戒。インターネット環境が現在皆無らしいので読んではいないだろうけど。
 そいつは前から「経理できる人がいるといいんだけどなあ」と粉を掛けてくるのだが、別にこっちで食い詰めたらお世話になるのはやぶさかではないが、なんだかしらんが「単に経理ができる人間はこっちにもいる。だけど、僕が求めているのは、マネーマネジメントができるような人間なんだ!」っていうお題目がどうにも理解できなくて、そもそもマネーマネジメントってどおいうことなのかもわからんし・・・・たぶん、そう言ってる本人もわかってないと思われる。

 以前も友人の紹介でとあるベンチャー企業をお手伝いして、2ヶ月で大喧嘩して辞めたことがあったが、そこの社長(といっても年齢一つ上なだけ)も、同じようなことを言ってきて私を大混乱に陥れ、それでも小さな会社だから、そりゃあ経理だけじゃ清まされないのは覚悟していたけど、「経理以外の仕事」つうのは、FM局になんの資料も持たずに売り込みにいったり(相手も無難に応対してくれたが、そのあと社長に「とりあえず、話だけじゃわかんないのでちゃんとした企画書もってこいと言われました」と言ったら、「じゃあ、作って」って、言われたってねえ。)わけわかんない得意先から入金がなくて困っていたら、相手の担当者の携帯電話番号を渡され「早く振り込むように言ってくれ」って言われて、仕方なく電話したら、向こうもこっちの社長のやり方には不満を持ってるらしく、愚痴をこぼされ、いったいなんじゃこりゃで、そんなんでしばらくは我慢してやっていたのだが、結局そいつの言う「経理以外の仕事」つうのは、いい加減きわまりないそいつの尻拭いでしかなく、しかも仕事そのものが詐欺に近いと判断したので、とんずらしたのだが。

 おかげさまで、すっかりベンチャーアレルギーになってしまい、そもそもそういう起業家精神に満ち溢れている奴等は私みたいな「地味なデスクワーク好き」という人間を理解できないようなので困る。「もっとアクティブな仕事もしてほしい」と言うと、相手が喜ぶと思っているようなのだ。
 こっちは、仕事と趣味を完全分離させているので、別に仕事で名を挙げたいとか思っているわけじゃないんですがあ、と何度言っても伝わらない。

 忘れたいことを思い出してしまったことよ。でも、あれはあれでいい勉強にはなった。はったりだけでは世の中渡れないという。
 あのころはホントに参ってて、たまに電話してくれた友達にはどおーっと語ったもんだ。皆「なんだかすごいところで働いてるのね」とびっくりしていたが・・・・

 妹が最近バイトでベンチャーなプロバイダーで働いて、たかだか時給1000円くらいの新米バイトなのに、昼間は客の苦情電話で忙殺されてしまい、バイトの身でそれの応対をするのはかなり辛かったらしく、「毎日、出勤前に吐いてしまい、これじゃ身がもたないと思って辞めた」と聞いていたく同情した。
 私も一時働いていた派遣先で、社員がどうしようもなくて、得意先からの苦情が殺到して、いちおう先方には私の身分がわからないわけだからなんとかなだめていたが、たまに社員が出払ったときには「ほんとに、おっしゃることはよくわかりますが、実は私は派遣社員で社員の方々に何か言える立場ではないのです。でも、私もおかしいとは思っているので、そのへんはなんとかちゃんとしてあげたいとは思っているのです」とホントは言っちゃいけないけど、そんなこと言って相手をなだめすかしてけっこうボロボロになっていた。

 そういう過去の苦労を考えると今の職場は楽なのだ。やはり得意先から嫌みを言われたりして、「もー、社員がちゃんとやってくれないから、あたしが苦情受けちゃうじゃない!そういう給料もらってないのよ!」とう事態もあるが、所詮はグループ内のことなので、あまり緊迫感はない。しかし、グループ外でも仕事も増えていて、そういう中でこの人たちちゃんと対応する技量があるのだろうか?とか考えちゃうんだが、それはどーも私の知ったことではないらしいのでほっとくしかない。

 上司は私が外を知っている人間だということに、ある種の疾しさを感じているらしく「なんかおかしいところあったら指摘してください」とか言うが、指摘すりゃしたで、あんましおもしろくないのも想像できるので、どの程度言ってやったらいいのかちょっと悩む。

 そういや、この間聞いた、派遣社員の友達の愚痴は「給湯室の消耗品を仕切ってる秘書の女が気の利かないやつで、来客用のコーヒー等を切らしてから発注するので困っているのだが、他の人が発注するのは許してくれなくてムカツク」という、牧歌的だけど、なんか気持ちはわかるようなもんだった。いろいろ愚痴のネタは尽きないもんだ。

 あれえ?愚痴ってる間に9月も終わり?あ〜あ。
 



9月29日

 職場にて。
 夕方、部長が社長のところに春に入った契約社員(ということは、私と同じ身分)の女の子を連れてやってきて、「彼女の契約期間は終了したんですが、そのまま社員ということで」と挨拶に来た。
 今まで、私より先にいた契約社員の人は皆辞めてしまっていたので(一人はよく事情がわからなかったのだが、事実上のクビで、それはそれでショックだったのだが)あまり自分の待遇を気に留めていなかったのだが、今日のことではっきりわかった。
 「あたしって嫌われているのかも・・・・」

 少なくとも、部長は私の待遇を上げる気はないらしい。それはそれでいいんだが、私に向かって「○○(課長)は今日休みかあ、入社手続を早くやってほしいんだけど、仕方ないねえ」などと、のんきに話しかけんでほしい。笑顔が凍って、アルカイック・スマイル状態のまま固定されてしまったことよ。
 たしかに、今の会社は社員の待遇もあまり良いとは言えず、なによりも休日が少なくなってしまうので(変な勤務形態なので、週休二日ではない)今のままのほうが楽なのだが、それにしても打診のひとつもされないので、なんだかとっても悲しくなる。

 せっかく先日の会議で新入社員君が「業務の全体像がわからない」と愚痴をこぼしていたので、せめて私が関わっていることくらいは教えてあげないと気の毒だしなあ、でもそういうのって勝手にやると不興をかう可能性もあるので、部長に相談して、表向きは部長の死時(こういう悪魔な変換するし)じゃなくて支持を仰いで、部長の自己満足に加担してやろう、とか殊勝にも考えていたのだが、いきなりやる気を失う。そんなもん知るもんかい!あたしにゃな〜んにも関係ありませんぜ。だって課の名称変わったとかいう連絡メールも私には回ってこないのだ。いきなりあとで知るとかなり気分が悪くなる。

 もう10月から行くの止めようかと、かなり真剣に思った。そうすりゃ、課長は過労で倒れ(彼に怨みはないので申し訳ないが)、部長も困るに違いない。そして私もクーリエでどっかに飛んで、半年くらい帰って来ない。へへへ・・・・・いいかも、それ。

 とにかく、それほどプライドを振りかざすつもりはないが、でもでもやはり軽んじられ続けるのには我慢がならない。
 それでも、職を失う辛さは散々経験しているので、やはり思い留まるしかないのであろう。ああ、悔しい。こんな悔しい思いをするのも初めてだ。

 そんな苛立ちの中、その部長が「ごめん、請求書打ち直して・・・」とやってきた。2枚のものを3枚に分けてくれっていう話。やらなければ、ならない。
 ムカツキながらも仕事は済ませ、速効で帰り、知人と食事。

 いやあ、美味しかったです。洋風お魚料理を堪能。やっぱり美味しいものは、心を癒してくれるわね。また喋りまくって現実逃避。(特に逃避してなくてもいつも喋りまくっているのだが)よかった話相手がいて。あのまま一人で家に帰っていたら、かなり煮詰まっていただろう。
 食後にもう一軒寄った、英国風酒場で飲んだ、アボットという英国ビールも秀逸で、「はあ、またイギリス行きたい」モード。

 すっかりゴチになってしまった。
 でもおかげさまで職場の怒りはよく考えてみたらそんなたいしたもんでもないかもしれないし、そもそもあたしそんなに仕事に情熱も持っていないんだし、ちゃんと自己あぴいるしない私も悪いんだし、「給料分だけ仕事する。あんまし金くんないなら、あんまし働かない」というぽりしいを再確認して今日はとりあえず寝よう。

 と、日記をアップするのを忘れ、曝睡してしまった。読み返してみると、なんだか自分勝手な愚痴ばかりだなあ。まあそんなもんだろう。と、妙な納得をしてしまうのであった。



9月28日

 またトワイライトな話。
 昨日の留守電「マツ○○です。また電話しま〜す」で、今日、帰宅すると、葉書が入っていて、そのマツ○○嬢からだった。
 電話番号が書いてあったので、さっそく電話してみて、「昨日、電話くれたでしょ?」「え?してないよ」

 聞き間違いだったのだろうか。電話の後、もう一度、留守電のメッセージを聴いてみたが、やっぱり「マツ○○」と言っていて、声もけっこう似ている。他にその名前に心当たりが全く無い。間違い電話だったとしても、偶然にしてはできすぎていてちょっと怖い。

 その旧姓マツ○○嬢H子ちゃんは、元気そうで、ついつい長話。1年ぶりなんで、その間した見合いの話などを披露する。あとこのページの話とか・・・「あ、それ見たい、アドレス教えてね」と言われたが、友達関係はほとんどこの膨大なテキスト量に恐れをなし、あんまり読んでくれてないようなので、どうだかなあ・・・

 H子ちゃんと仲がよかったNちゃんの話にもなった。8月末にかみちゃんが近所まで旅行したので訪ねたそうなのだが、現在は閉鎖病棟にいるらしい。どうもGWくらいには、上京できるくらいに元気だったのだが、その後お父様が急逝なさって、そのショックから立ち直れないらしい。2ヶ月もいるということは、本人に外に出ようという気力がないのだろう。相当なファザコンだったのは私もわかっていたので、そこから立ち直るには時間がかかるのは想像に難くない。かといって、何か手助けができるわけでもないので、こうして「噂話」にしかできないあたりがもどかしいが、しかたがない。

 まあでも、友達が復活してきたのは嬉しいかぎりだ。けっこうあっという間に結婚して、バタバタと遠くに行ってしまったので、ダンナにもまだお会いしていないので、どんなやつと結婚したのか見てみたいなあ。

 朝晩は冷えこむようになってきた。川沿いの二子玉川駅で急行待ちしていると寒いくらいだった。タオルケットではもう足りず、布団を1枚足した。こうやってどんどん寒くなっていく。そろそろ長袖の服も出さないと。
 H子ちゃんが戻ってきたから「飲み会やろう!」という話になったが、もう鍋パーティできるような季節だなあ。



9月27日

 昨日は早く寝たのに、電話が鳴った。無視して留守電に応答させた。ママンであった。寝た。また電話が鳴った。留守電。ママンだった。11:30PM。声が悲壮感を帯びていたので、また明日会社に電話されちゃたまらんと思い、仕方なく掛け直した。やっぱり例の話だった。
「紹介してくださった大工さんにはお電話して、お礼しないといけないと思うんだけど、どうすればいいかしら?」
 
 眠かった。なので、機嫌が悪かったので、ガあああああと捲くし立てて、先制攻撃をかましたつもりだったが、そんな手の通用する相手ではなく、逆にドおおおおおおっとまた「あんた、そんなんでいったいこの先どおすんのよ!」と、叱られた。30分ほどくどくど説教されたあと、敵もかなり気が済んだようで、いきなりオリンピックの話になったので(理解不能だが、母も話し相手に飢えているのだ)すかさず、伝家の宝刀「小出先生」を取り出した。「そういえば、そんな先生いたわねえ」と母も乗ってきてので、そのまま引き摺りまわし、やっとホントに気が済んでくれたみたいだったので電話終わり。12:30だった。なんか目が覚めてしまったので、冷蔵庫から缶ビール出して飲んでからまた寝た。

 「パブロフの犬」も出現してきて、「そうか、こっちがなんだなよな。ひょっとしてこいつが原因かもしれない」と、また新たな方向で原因究明に乗り出す。昨日書いた、(アッシャー+パスカヴィル)家(パブロフ+バスカヴィル)の犬をからませて、なんか計算したらパスカヴィルの犬という解が導き出されるのではないかと閃いてしまい、午後の会議(というか単なる業務報告会。いつもメモ帳に落書きして過ごす)の間中、いろいろ計算してみたのだが、なかなか思った通りの解にならない。
 
 しかし、なんでこうどうでもいいことには粘着質を発揮するのだろうか?わりと他人にとっては重要なことにに対しては淡白なのに。
 だが、いろいろ計算しているうちに、これはもしかしたら、「集合」で表したほうがいいのではないかと気が付いた。明日はそれで暇を潰そう。

 それにしても、メモ帳でいろいろ書いていて、「あれ?分数ってどう表記するんだ」とか「2乗の小さな2はHTMLでどう書くのだろう?」と思い、数式が書いてあるページを探して、ソースを呼び出してみたんだが、なかなかこれが複雑でどこがタグでどれが数字なんだかさっぱり分解できなかった。今後の研究課題である。

 家に帰ったらまた留守電にメッセージが。おそるおそる聞いてみたら、なんと昨年の前半に会ったきりの友人から。結婚して帯広に行ってしまったのだが、最近東京に戻っているとの噂があり、でも連絡ないしなあと思っていたが・・・・なんで午後1時に電話してくる!あたし、働いてるに決まってるジャン!うう〜ん、彼女はあいかわらずマイペースである。

 そして、洗濯などをしていたら、呼び鈴が鳴って「今ごろ誰だ?」と思いきや、「国勢調査」だった。隣の家のおじさんが来た。応対中に電話が鳴ったので、昼間電話してきた友人に違いないと、慌てて受話器をとったら・・・・しまった、ママンだった!

 「それでね、今日、その大工さんとお話したら、先方もとてもいい印象だっていうのよ」

 だ〜か〜ら〜、こっちも向こうももう会わないとわかってるから〜適当なこと言ってるだけなの!それにお互いの母親がコメントしあってるだけでしょ〜があ!ががががが!それにこのあたしが印象悪いわけないでしょ!

 まつー○、電話してくれえ。結婚して早1年。幸せかい?



9月26日

 昨晩、久々にMちゃんに電話してみた。サッカーも終わったから穏やかになっているかもしれないと思ったのだが、なんと例のクーリエの仕事が立て続けに入って(かみちゃんも先週、ウィーンだったみたいだし)予選リーグはほとんど観ていないらしい。アメリカ戦をやっとゆっくり観ていたら、負けてしまったそうだ。というわけで、未だ就職活動はしてないご様子。だいじょうぶかあ?でも、イスタンブール、デトロイト、ウィーン、エルパソで、明日またLAだって。友人二人が行った国を塗りつぶしていったら・・・・・私が空しくなるばかりか。

 まあ、それでいつものようにというか、結局朝の5時まで話していた。10時〜5時。よくもまあそんなに話すことあるもんだ。ユーゴ情勢がまた気になってたんで、その話を振ってしまったらまた盛り上がってしまうし、まあだいたいいつもの話ってかんじで、それにしてもあの会話を録音しておいてそのまま書き起こしたらどのくらいの分量になるのだろうか。

 というわけで、2時間しか寝ていないので、当然死ぬほど眠く、眠いを通り越して目眩がするような状態であった。
 そんな半覚醒状態の中で、お昼休みにぼんやり森山氏の日記を読んでいたら・・・・ああ、そうかあ「パスカヴィルの犬」じゃなくて「パスカヴィル家の犬」かあ・・・・
 どうもまた (アッシャー+パスカヴィル)家 と、頭の中で整理されていたようで、抜けちゃった、ハハハ・・・・と思い、こちらに書き込んでおこうとせっせと書いて、それを投稿して確認したら、すでに突っ込みがこちらにも入ってて、「だからあ、家がぬけちゃったのよ〜。ほら記憶力悪いから」と見ていたら、何か目の端に気になるものが・・・・THE HOUND OF THE BASKARVILLES

 え?すかヴぃる?すかヴぃるじゃないの?
 しかし、よくよく皆様の書いてあるのを見るとみんなになっている。そ、そんな・・・・20数年間私はずっとスカヴィルだと思い込んでいたのだ。今まで、その間違いが指摘されなかったのは、誰ともそんな話したことがなかったのか、話たり書いたりしても聞き流されていたのか?
 自称元文学少女の馬脚が・・・・朦朧とする意識の中、そのときこんな物語が駆け巡った。(ショックのあまり、サッカー日本敗退物語がからんできます)

 みやのさんは、しばらくゴールポストの脇でうつ伏せに倒れていました。気を取りなおして立ち上がってみると、足は立派な馬の足になっておりました。ピッチのはずれのトルシエ魔女のところに行って、こうお願いしました。
 「魔女のおじさん、お願い!おじさんの魔法で私の足を人間の足にしてください」
 魔女のおじさんは、日本語が話せなかったので、通訳さんがこう言いました。
 「お嬢さん、お安い御用だよ。さあ、かぼちゃを一つ持ってきなさい」
 「あのお、馬車馬になりたいんじゃないんですけどお」

 小さな行き違いがありましたが、魔女のおじさんはみやのさんの髪の毛と魔法の薬を交換してくれました。
 その薬を飲むと、馬だった足が人間の足になりました。蹄のかわりにガラスの靴が足を守っています。
 「さあ、早く王子様と結婚しないと、あたしは海の泡になってしまうわ」
 みやのさんは、お城のパーティーに急ぎました。でも足にマメが出来てしまい、もたもたしているうちに、王子様は他の女にとられてしまいました。「しまった!」両手を首の後ろにあて、天を仰ぐみやのさんでした。
 
 王子を仕留めた女は、蛇女でしたので、みやのさんを石に変えました。
 みやのさんは海の泡にはならずに、石になったまま海の底に沈みました。
 「なんか、ちょっと違うような気もするけど、石になれてよかった」

 それから3億年たちました。みやのさんが沈んだ海も、とうに干上がって、あたりは砂漠になっていました。
 「はやく、発掘の人達が来ないかしら。それでティラノの隣に飾ってくれないかしら」
 毎日首を長くして待っていましたが、なかなか掘り出してくれる人は現われませんでした。風が砂を運び、みやのさんの顔だけがやっと外にむき出しになりました。

 「このままじゃ、サザレ石だか、ゴコウのすりきれだかになってしまうわ」
 みやのさんはだんだん心配になってきました。あるとき大きな砂嵐が起こり、みやのさんの目の前に別の化石が現れました。そちらも女の人の化石のように見えました。
 「あら、私、この人にお会いしたことがあるわ。誰だったかしら?あんまり昔のことだから思い出せない」

 自由の女神でした。

  <終わり>

 寝不足なんです。眠いんです。もう寝ます。

 業務連絡:goo mail がなんかリニューアルしていて、上手くメールが開けませんでした。お返事はしばらくお待ちください。 



9月25に血

 いきなりこの辺間はなんなのだIME97。だいたい会社のマシンでも「町だ」が先だし、(町田)、九州支社はいつも吸収されているか急襲されたりもしているし、関西は漢才ってなによ、完済するのはかまわないが・・・・ほんとなまくらで困る。
 
 なんか、週末いろいろあったので、いつもより長く感じられ、月曜日出社ということがなにか別の世界の出来事のように現実味がなかった。しかし、これでオリンピックももう終わりなので(個人的には)、通常のリズムをとりもどさなくちゃと思っていたが、それを後押ししてくれるがごとくごちゃごちゃ雑用がやってきて、メインの請求書起こしがなかなかはかどらず、「なんか悪い夢のようだ。きっとこっちが夢で、シドニーが現実だったのかもしれない」と、またふらふらと胡蝶の夢モード。

 土曜日に雨ニモマケズ国際競技場に行った人と、給湯室で残念エールの交換。私も、もう一回くらいあそこで観たかったなあ。うう、まだ完全に立ち直っていない。楢崎が思っていたよりも重傷のようで、頭蓋骨骨折って大丈夫なんだろうか?

 昨日、脱線してしまって書きそびれた恐怖体験。(だって今日はだるだるであんましこれといって書くことないし)
 図書館帰りにとぼとぼ歩いていたら、脇道から「かすっ、かすっ」と犬の足音。(爪がアスファルトに当たるとそんな音がする)走ってくるらしい。でもずいぶん早い足音だ。どんな犬が飛び出してくるのだろうとわくわくして待っていたら、黒くて精悍そうな毛足の短くテカテカ黒光りしたリトレバー系のわんちゃんが大きく口を開け、牙を剥き出しにして飛び出してきた。完全フリー状態。(まだサッカーモード)要するにコードレス!
 
 なんか異様に興奮していて、銃声に驚いた暴れ馬のごとくもんどりうちながら迷走していて、立ち尽くす私の周りを3周くらいした。そして、走り去っていった。なんだったんだろう。人を襲いそうなかんじではなかったが、それは私が犬好きだからそう思えただけで、犬がこわい人があれに遭遇したら、かなりの恐怖だろう。
 
 よくわからないけど、そのとき私の脳裏には「パスカヴィルの犬」という文字が流れた。でも、どうしても「パスカヴィルの犬」がどういう話なのか思い出せない。そもそも犬が出てきたのか?でも、あの犬に「パスカヴィルの犬」という垂れ幕なんかを付けておけば、けっこう納得してくれる人がいたのではないかと思われる。



9月24日

 がんばってマラソン観ようと思ってたのだが、さすがに連チャン疲れで寝てしまい、3時ごろやっと起きる。高橋は見事金メダルだったようで、喜ぶ小出監督の姿を拝見し、よかったよかった。しかし、メダリスト二人も生産するなんてすごいなあ。私は見初められなかったようで、残念だ。毎朝、高校までの坂道を走ってたのになあ(遅刻ギリギリで)〜小出コーチの目には止まらなかったのね。

 だるだるだったが、がんばって図書館に行き、アーヴィングの「未亡人の一年」を借りる。私のオリンピックは終わったし、さて読書の秋がやっと来る。でも、ふと新聞コーナーを見たら、中田が頭を抱えている後ろ姿と、立ち尽くすメンバーの写真が一面を飾っているのが並んでいて、どんよりしてしまう。スポーツ新聞を2紙(ほんとは1紙づつしかとっちゃいけないんだよ)抱え込んで、食い入るように読んでいた女の子がいた。合掌。

 なんかすっかり通常モードに戻ってきたので、帰りに本屋に寄って、久々に山形氏の掲載紙チェックした。
 なんだか、CUTの書評はいろいろ語られているので、先日も読んでみたのだが、なにせ頭が南半球だったので、全然わけわかんなかったが、やっとなんとなく読めました。

 「命の価値」とかいう話になるとシンドイなあ。でも絶対的な尺度ってあるのだろうか?そんなことを考えると、あまり思い出したくもないことを思い出してしまう。私は身内の死に立ち会ったことがないのだが、友人は二人交通事故で亡くしている。二人共、20歳そこそこだった。一人はほぼ即死だったので、「ああ、いきなりいなくなっちゃたんだな」と思ったのだが、もう一人は集中治療室で3ヶ月くらい意識不明のまま生きていて、そのあと集中治療室は出られて無反応だが目を開けていたらしく、テレビを見せたりはしていたようだが、結局亡くなってしまった。あのまま生きていても、多分自分で歩けることも喋ることもできなかっただろう。結局、見舞いにいける状態ではなかったので、そういう話は亡くなったあとに御遺族から聞いたり、入院中の写真なども拝見させていただいたりした。

 彼は一人息子で、あんまりお勉強はできるタイプではなかったが、背も高く、かなりハンサムで、気立てもよく、私たちおねーさんチームはかなり可愛がっていたし、実際に彼の死後、それだけが原因ではないと思うが、精神科に通うやつや、風俗に走るやつに、いきなりイケイケになり見るからに荒んでしまった元清純派系女の子もいたりして、その出来事がかなりのダメージを周囲に与えたことは確かだった。ちなみに私は一時期酒びたりになりやした。(ウォッカなぞを大量に飲んでいた。2週間くらいだけど・・・・)

 まあ、それで、そのとき思ったんだけど、というか今でもそう思っているが、たぶんあの御両親は息子がどんな状態になっても生きていてほしかったと思う。それこそ、延命装置を使ってでも。
 でも、私は、死んでよかったと思っている。あのまま寝たきり状態で何十年も生きるのは辛すぎるから。そして、それ以上になによりも私がそれに対して何もできないのが辛いから。

 ずっと勤めていた会社を辞めてからも、たまに訃報が流れてくる。でも、葬式に行くようなお付き合いでもないので、たいてい流しているのだが、そのたびに考える。知らせてくれたから「ああ、お亡くなりになったのね」と認識するけど、もし知らせが来なければ、私はその人が生きてるのか死んでるのか知らないし、知ろうともしないわけだ。だから知らせてくれなければいいのにと思う。だって、そうやって記憶には残っているけど、たぶん一生会うことがない人って多いというかほとんどそうなんだもの。まあひょっとしたら、山の手線で偶然となりに座ることがあるかもしれないけど、お互いに連絡をとるほどの仲でもない人とは、ほんとにそれっきりなんだ。

 なんかぐちゃぐちゃしてきたけど、何が言いたいかというと、「命の重み」って、そういう相対的な距離感でしか私は計れない。
 だから、ここに書いてあるように

>ぼくが全身不随で他人に提供できるものを失ったら、ぼくは一夜のうちに見捨てられる。
>だれにも顧みられずに、汚物にまみれつつこの世を呪いながら死んでゆくだろう。

>だれにも「生きているだけでいい」と言ってもらえないぼく

 というのは「そうだろうな、きっと」と一瞬納得してしまう。そういうもんだ。
 でも、そこに「だれか」がいると違うような気がする。「だれか」がいれば、「だれにも」ではありえないはず。
 友達が、道端で死に掛けてる子猫を拾ってしまい、そのまま近所の動物病院に駆け込んで、治療してもらったが、結局死んでしまった。残されたのは、治療費の請求書(先方も事情を聞いているので、かなりおまけしてくれたらしいが)と遺体の埋葬代。彼女は、それを支払った。果たして、死に掛けた子猫にそれだけの価値があったのか?「どうしよう、このまま放っておいたら死んじゃう!」という気持ちはなんなんだろう。

 だから距離感ていうのは、「人間関係」とかじゃなくて、ほんとに物理的な距離のような気がする。見知らぬ他人でも、捨て猫でも、カエルでも、「私の目の前では死んでほしくない」のである。それは多分私以外の人でもそうなんじゃないかと思うんだけど、どうなのかなあ?少なくとも私はそういうふうにしか命の価値が計れない。
 死にたいのなら私の目の届かないところで、私に知らせずに死んでくれ。それができないのであれば、生きていてほしい。
 命の価値はその生命体と観察者の距離によって決まる・・・・ああ、こういう表現は苦手。
 
 だから多分、私は日々一生懸命、己の生命の価値を高めるために、友達に電話したりメールしたり誕生日プレゼントをあげたり、こうして日記を毎日書いたりしているのだろう。だってこの日記が途絶えたら、きっと何人かの見知らぬ人が心配してくれるはずだ。

 でもこれは「生命の価値」というものからちょっと外れてるな。どうも、「死んだふり」と「動物が死ぬ物語」とかは大好きなくせに、実際の死というものを考えると、わけがわからなくなる。だから命云々ではなくて、「死んじゃう、ど〜しよ〜」という気持ちです。

 なんか久々にシリアスなことを書いてしまいました。やはり日本敗退の余韻が・・・・スポーツの世界はわかりやすくていいわよね。いい試合しようが、ダメな試合しようが、勝てばオーライ。負ければ終わり。

 うわ、なんか読み返してみたら、ほんとにぐちゃぐちゃなんで(自分でも何を言いたいのかよくわからない)、このままアップするのがためらわれるが、まあいいや、日本敗退ということで(くどい)こういうのもありでしょう。



9月23日

 昨日の日記は、そのままうちに流れ込んできたAが側にいて、喋りながら書いていたので、なんか散漫だったな。いつも散漫だけど。

 夕方、ご飯が食べたいというAとサブウェイで食事してから別れて、私は東武線沿線のエガミ宅へ。ぎりぎり6時のキックオフに間に合う。
 エガミ嬢は、「ミヤノさん、テレビ観ててよ。私がご飯作るから」と言っていたのだが、(彼女は先週全くテレビを観ていなくて、オリンピックが始まったことにも気が付いてなかったという)私が、ギャースカ騒ぎながら観ているのに引きずられたようで、一応横で「うわあああ」くらいは言って盛り上げてくれた。偉そうにルールなんか説明してしまったことよ。

 もはや今(現在:24日の6:30)となっては、どういう試合展開だったのか思い出したくないというよりも、そもそもどちらが先に得点を入れたのかさえ忘れてしまった。(健忘症の気があるので、辛いことがあると全て忘れてしまうことがある)
 思い出すのは、いろいろ叫んでいたことだけだ。「どりゃ〜」「なんで、そこに誰もいないんだ〜」「ちくしょ〜、私が走っていって決めてやる!」などなど、平凡である。後半も押し迫ると、なぜか唄を歌い出す。なんで「ドナドナ」を歌ったのか不明。多分、ドノヴァンからの連想だと思われる。あと「今は〜もう秋〜誰も〜いない海〜」とか歌っていた。これはきっと、誰もいないところに通ったパスに対しての精一杯の抗議の気持ちを表したかったのであろう。

 「ミヤノさんがとうとう壊れた」と心配するエガミ嬢をしたがえ、延長戦に突入。二人で「もうみてらんないわ!」状態。血だらけの楢崎が痛い。顔が命なので(あんまり趣味ではないがイイ男だとは思う)、あんまり鼻が曲がってほしくない。そんでもって、とうとうPK戦。最後にうつ伏せに倒れる楢崎がかわいそうでかわいそうでかわいそうだった。
 せっかく、「う〜ん、もしこれで勝って、楢崎の血だらけのユニフォームをネットオークションに出せば、相当な高値になるはずだ」とか言ってたのに・・・・・

 まあねえ。結局、中田がまんまと外して、戦犯扱いされるのはいいのではないか、他の子だったらそれは耐えられないだろうけど、中田にそういう悲劇性を持たせるのは、あとあといいのではないかと思った。これでもしも勝ったとしても、次のスペイン戦では絶対に負けるだろうと思ったので、あの辺が実力なのではないかと、わりと敗戦を冷静に受け止めていたのだが・・・・

 試合後のトルシエのインタビュー。トルシエは淡々とフランス語でまくしたてていたが、通訳君(名前を知らない)が涙で言葉が詰まってしまいなかなか言葉が出ない様子に、なぜかとても心打たれてしまい、涙がどわーっと出てしまった。通訳君のことをずっと「こいつ、なんかうさんくさいよな。いかにも絵に描いたような伊達男っつうかんじだし」と思っていたのだが、いきなり人気急上昇した。

 放心状態のままエガミ嬢と黙々とご飯を食べて、気が付けば二人でワイン1本とラム酒3分の1をあけてしまった。
 そのあと、王子に向かい、nonorikoと合流。何年ぶりかの3D。床が板張りになっていたし、PAも良くなってた。nonorikoにも誕生日プレゼントとして、アンモナイトをおすそ分け。かなり喜んでくれて、「これの箱を作る!」と言っていたので、それでいいのができたら私のも作ってもらうことにした。アンモナイトは好評でエガミ嬢も「なんかこれって幸運を呼びそう!」と喜んでくれたので、意外に女性受けするみたいだ。もっと購入して配りまくろうかしらん。

 二人が私にくれたプレゼントはなんと「velfarre」特製のパンストと油取り紙だった。先月、知人がDJしたときに遊びにいって「これって笑える」ということで用意してくれていたらしい。「こっちはギャグ系なのに、いきなり化石もらっちゃって、しまったと思った」そうで・・・・勝った!

 DJで呼ばれた魅了さんと、レコード運び係「今日はボーヤです」のダンナさんのABI氏も到着。ABI氏はサッカーチームの練習のあとメンバーと試合を蕎麦屋で観戦していたらしく、なんだか魂抜かれた状態。サッカーの話で盛り上がるというか盛り下がるというか・・・・
 ABI氏の情報によると、あの通訳氏は家柄の良い方らしく、日本でも本当は別の職業があるのだが、トルシエに見初められたのかなんだかしらんが、通訳をしているらしい。

 魅了さんのDJで、今日の無念を床にぶつけるかのごとく、バリバリ踊ってしまった。そういや腰が悪かったんだよな。でも全然平気だったので、ダンスフロア完全復帰だな。偶然というか、昔の知合いも同じくDJで来ていた。なんだか今週は懐かしい場所で懐かしい人に会ったな。

 帰りの電車の中でもABI氏とサッカー談義に花を咲かせ(散ったのか・・・)、やっと家に帰ってきました。
 なんか久々に密度の濃い週末であった。いろいろ恋愛談義もしたし。

 某氏の新しい彼女は、前前彼女とクリソツである。前彼女の立場は・・・・
 10歳年下の男と果たしてまともに付合えるもんか?
 向こうから告白されたけど、お断りした相手(いわゆる、お友達でいましょうってやつ)と今度旅行(基本的に別行動だけど、行き先が一緒)することになったが、それでいいのか?

 などなど・・・・いろいろあるのね。(他人事)
 



9月22日

 誕生日。
 会社帰り、いそいそと新宿に向かい、久々のA嬢と待ち合わせ。また遅れてきた。(笑)Aとは、たまに電話していたものの、あれ以来会っていなかった。喫茶店で時間を潰し、9時にアルタ前で、かみちゃん、J君と合流。かみちゃんが行きたがっていた、イタメシ屋に行くが、行ってみたら「南欧食堂」だった。けっこう流行っているようで、ほんとは8時くらいに予約をしたかったのだが、9時にさせられてしまったというわけ。

 なるほど、けっこう混んでいて、しかも女性客ばかりで、声がよく聞えないくらい賑わっていた。J君はやや居心地悪そうである。
 お料理はなかなかおいしかったけど、一皿を4人で分けると量が少なくて、ちょびちょびいろいろ食べていて、お腹がいっぱいになったようなならないようなでも肉食ったらまあ満足したかなと、でも、デザートも食べたいよね〜とオーダーしたら、店長みたいなおにーさんが慌ててやって来て、「あの、お誕生日ということで、デザートはこちらで御用意させていただいておりますが・・・」

 つうわけで、やってきたのは、大皿にデザート5種類くらい盛り合わせてあって、皿の周りに「Happy Birthday!J君&みやの!」とチョコレートで書いてあり、ろうそくが立てられ、店内の照明が落とされ、「本日、お誕生日の方がいらっしゃいま〜す」と、他のお客さんを巻き込んでのハッピーバースディ大合唱(?)に、J君と「よかったね、一人じゃなくて・・・・」と照れまくる。
 遠くのテーブルにいたおにーさんが私の美しさに敬意を表して、ワイン奢ってくれるし・・・・あとでわかったが、そのテーブルにも誕生日の方がいたようで、同じ店内に誕生日3名いたことになる。

 夜勤のJ君が出動したあとは、女3人でなんかいろいろ喋り、なんか話しも盛り上がってきたので、じゃあこれからカラオケでも行こうということになり、でも私はちょっと歌舞伎町の昔のシマで、友人が久々にDJしていて、ちょこっと顔を出さなければいけなかったので、他2人を待たせてお店に向かう。

 久々に会ったK君は元気そうで、私が「今日誕生日なんで・・・・」と言ったら、「いくつ、いくつ、何歳?」と騒ぐので、ぼそりと「34」と言ったら、「オレ26歳!」と言うからムカツいてひっぱたいてやりました。でも、酒奢ってくれたので許す。(でも、その後も周囲の若者に私の年を吹聴いてまわり、あいかわらずだこいつと思った)

 まあ30分くらいいて、また友達のところに戻り、それからいざカラオケ。朝まで均一料金のところに入り、久々のX2000で、ゲルニカ、ハルメンズ、戸川純、などYenレーベル系を一通り、フリッパーズ、オリジナルラブなど渋谷系を一通り、だんだんと洋楽大会になり、かみちゃんなぜスーパートランプ?それじゃあ、わたしはボヘミアン・ラプソディ。などとやっていたら、もう5時過ぎ。さすがに、声も枯れてしまい、眠いし・・・・

 帰ってきたら、もう6時。
 はあ、素敵な誕生日でした。
 さて、今日はアメリカ戦観戦後、また昔のシマ(王子)に行くのである。なんか、不思議なかんじである。



9月21日

 お昼にメールチェックしたら、謎のメール有り。goo mail の方だったので、てっきり読者の方からだと思い、開けてみたら、

 「ひさしぶりー。ナカタです!」

 ・・・・誰?誰なの、ナカタって・・・・まさか、ヒデ?でも他にナカタって思い付かないし・・・・これはサッカーにトチ狂っている私に向けられたイタズラめーるなのではないか・・・・今まで、真面目なメールしかいただいたことなかったのに、ついに来たか、それもこんな精神状態のときに!

 と、ドギマギしながら、先を読んでいるうちに謎が判明した。中学・高校を共にした旧友だった。
 そして、海よりも深く反省した。旧友の名前がすぐにわからないなんて・・・・・サッカーに魂を売り渡してしまったのか?
 
 というわけで、かなり正気に戻りました。また23日に、うっかりアメリカに勝ってしまい、イタリアもしくはスパイン(コックニー訛り採用。映画マイ・フェア・レディより。つうか単なる打ち間違いなんですが・・・)との試合になれば、また熱きラティーナの血が騒ぐかもしれませんが。

●化石来る

 ついに購入してしまったこれ。自分用の誕生日プレゼントであるが、小さなアンモナイトがたくさんあってとても愛らしいので、誕生日仲間にも差し上げようと思う。ちなみに、今週末お会いする予定のnonoriko嬢が私のために用意してくれたプレゼントは「柔らかくて、持ち運べて、それがあるともしかすると男心をそそるかもしれないもの」という、かなり怪しげなものである。なんなんだろう?化石と交換すべし。
 nonorikoは「箱アーティスト」なので、化石用の箱を依頼してみようかなあ。値段交渉次第。

●対数

 また対数と出会ってしまった。この間、15年ぶりくらいに再会して「あんた誰?」状態だったが、けっこうしつこい。対数グラフだってさ。そんなもん知らないぞ。

ハイパースペース・サーフィン

 これと、ミチオ・カクの「超弦理論とM理論」を自分用誕生日プレゼントに買った。なんたって「高次元宇宙を理解するための六つのやさしいレッスン」だもんね。ほんとなんだろーな。これで、10次元まで、一歩近づいた。オリンピックが終わったら取り組む予定。
 ミチオ・カクについては、「今、私がもっともピンポン・ダッシュしたい人」であるゆえ、(だって、この人の書いた「サイエンス21読んだら、ひもがバイオリンの弦のように共鳴していてうんたらかんたら書いてあって、あれでいきなりすっとんでしまったのさ)おとしまえをつけてもらおーじゃないのでも高いよ6500円まあいいかシャネルもグッチも買わないし質量保存の法則で脳みそにしわを寄せておけばあまり顔にしわがよらないかもしれないから美容液でも買ったつもりで・・・・

 しかし、私についつい本を買わせてしまう森山氏にも、被ピンポン・ダッシュ候補に上がってもらったほうがいいのではないかと思う今日このごろってあんた昨日まで、白黒ボールに釘付けだったくせに。

 森山氏といえば、今配信されている、ネットサイエンス・インタビュー・メールでの平藤せんせーのお話がかなり気に入っている。「桃源郷」というからなんのことやらと思っていたが、ほんとに私が心に思い浮かべるとおりの「桃源郷」で、要するにごろごろしながら、ふと手を伸ばすと、食べ物がなっていて、すぐに食えるという極楽。コバエを吸引するという下りでは、かつて一生懸命、掃除機で吸い取っていた己の姿を思い出し、「やっぱ吸うのが正しいのだな」と御満悦でした。会社でお腹が空いたら、もぎたての完熟バナナが食べられるのだな。まんまとビル・ゲイツの後妻に収まったら(まだそんなこと言ってる)この方に研究費を寄付しようと思う。308億円くらいでいいかなあ・・・(まだ言ってる)

 ふー。なんか久々にまともなこと書いたな。それほど、長い期間ぶっとんでたわけでもないのだが、本人には永遠の時間のように感じられていた。昨日も書いたけど、時間が均等に流れないし、シャッフルされちゃうしで、かなりヤバヤバだったのは確かである。
 文章書いていても、自分が何を書いているのかわからなくなってしまい、タイプミス連発するしで、よくぞまあ仕事していたという・・・・でも、不思議と数字は大丈夫だった。

 今日、けっこう回復してきたのも、午前中にまたメンドーな表の作成をしていて、それの目鼻立ちがそろってきたので、や〜れやれと思っていたら、午後にまたドドーンと重たい表作成を依頼されて、黙々と数字入力していたのがかなりのリハビリになったらしい。

 それにしても、キャッシュ・フロー計算書って、月ごとに作るとなんかいいことあるんですかねえ?
 どーも、納得いかなくて、なんか言ってやりたくてしかたないんだが、どう言えばいいのか/言わないほうがいいのかがわからない。
 もっとも、それがなくなると、あたしの仕事がひとつ減るわけなので、どんなに無意味でも、やってりゃいいんですけど・・・・



9月20日

 横浜国際競技場でブラジル戦観戦帰りである。
 てっきり私のオリンピックは今日で終わり(女子マラソンの高橋というか小出コーチの応援が残っているが)かと思っていたのだが・・・・

 会社の同僚たちと行ったのだが、同じ年くらいのスポーツ大好きおねーさん(ビリヤードまで観戦するという根っからの球技好き。試合が終わったあと、バレーボールの練習に行ったようである)がなかなかノリの合う人で、「シュンスケって、アップで観るとたいしたことないよねえ。でも、フリーキックしてるときはかっこいいよねー」「そーだよねー、シュンスケはやっぱ引きで観ないと・・・・」などと会話しながらキャーキャー観ていてなかなか楽しかった。
 それにしても、ブラジルはあれでいいんですかい?明らかに格下である日本相手にあんな露骨なファールばかり。そりゃあ、私だってなんとなくシュンスケのユニフォーム引っ張りたくなりやすがねえ。(俊輔は明らかにいじめられっこ顔である)

 しかし、南アフリカ対スロバキアの試合速報が画面に現れるたびに、大歓声があがり、先に向こうの試合が終わったら大騒ぎだったが、結局日本は再度のセットプレーの末に一点も入れられず、まあよく守ったともいえるが、でもあんなにカウンター攻撃でへなちょこだったブラジルに助けられた形でしたねえ。

 しかし、そもそも、ブラジルが南アフリカなんぞに負けるのがいかん。どーしたブラジル!

 なんかまだ支離滅裂なんですが、それも今日限りで終わるかと思っていたのに、どーしよー、決勝リーグだってよ?
 なんか言語中枢に異常をきたしてしまい、頭の中がきちんと言語化されていないし、なにやら時間軸が狂っているようで、仕事をしていてもぼんやりしてしまい、ほとんど「恋煩い」状態。こりゃ辛い。

 そーいや、W杯のときもこんなだったしなー。あんときゃ失○中だったんで、ほとんどフランス時間で生活しておったが、どーも国際試合には弱いよーだ。まあ、今回はどーせ日本が決勝トーナメントに残れなかったら、地上波ではやんないだりょーしと思っていたのだが、少なくとも日本の試合はやるわけだから、まーいーか。

 つーわけで、みやのさんの崩壊状態はしばらく続きそうでごじゃりますので、文章がまともに書ける状態ではにゃいのですが、(ほんとに、頭の中のことがきちんとローマ字変換されないので、書くのにえらく時間がかかるのだ)こういうのは軽い、失語症というのれしょーか?
 とにかく、わたしの精神衛生のためには、日本にさっさと敗退していただきたい!(なんか思いの通じない相手にさっさと死ねといってるみたいだにゃ)

 こんなですが、一応、暫定的に掲示板ができましたんで、(いやになったら消してもいいらしい。でも、どーいうふーになったらいやになるのかよくわからないのであった)あまり書き込みが無いのも寂しいかと思われますんで、てきとーになんか書いていただけると喜ぶと思います。私の魂を南半球から引き戻してくれるよーなキョーレツなネタもモチロン歓迎。
 22日がお誕生日なんで「おめでとー」の一言でもよいのではないでしょうか?でもあまり執拗に繰返されると、年が年なので不機嫌になりそーです。(乙女心は難しいのだ)



9月19日

 昨日の日記を書いていたら、友達から電話。
 ここんとこ、また電話モードに入っている。日曜日も遅くまで長電話していたのだが・・・

 結局、また長電話。なかなか愉快な話題が仕入れられたけど、ここに書くことができないのが残念。特に、Y君の近況は最高だった情報源はMG氏で、彼は私が今までに会った人の中でも、最も出力パワーに優れた「人間スピーカー」である。いったいどんなアンプを搭載しているのだろうか・・・・とにかく、MG氏の話を友人が聞いて、また私に話してくれたのだが、それでも可笑しいエピソードばかり。
 書いちゃいけないんだけど、メモ代わりに書いておこう。

 「Y君はどーやらまたバージョンが上がったらしい。本人の弁によると、1.25になったらしい」

 25%増量つうのは、いいほうなのだろうか?
 他にもダメダメな話を多数聞き、この夏、昔の仲間たちはかなり好調だったご様子なので、笑いながらも、まあがんばってくださいっつう感じ。

 昨日に話しを戻すと、会社でぼんやり仕事しながら、ブラジル戦に思いを馳せる。わかりやすく説明すると、カンガルーのサンバ隊が頭の中でカーニバルをしているかんじである。
 そのうちに、なぜか急に「宇宙の真理」が閃いた。

 そうだ、ブラジル戦に備えて、部屋をキレイにしなくてはならない!

 謎の御神託を大切に暖めて、家に帰り、洗濯して布団には乾燥機かけて、不要な本は捨て、不要な服も捨て、しまいには天袋にあった不要なものまで片付けはじめ、ゴミ袋3つがあっという間に満杯。完璧とはいえないものの、部屋にかなりの隙間ができて、これで買い物もできるという気分になる。

 というわけで、今日はさっそく「自分への誕生日プレゼント」購入。また化石買ったし。また本も買った。そんなんでいいのかなあ、とも思ったが、なにせ今、熱病状態なのでもうどーでもいい。

 日曜日にかみちゃんから電話があり、タイに行ったときに、象ものを買ってきてくれたらしい。
 「たしか、誕生日が9月でしょ」
 「そーなの、22日だよ」
 「え?ホント?」

 なんと偶然にも、J君と同じ誕生日だそうで、さっそく「合同誕生日会」が企画された。それにしても、前にも会社に同じ誕生日がいたが、これで二人目だ。けっこういるものなのねえ。

 なんか支離滅裂だけど、とにかく明日はブラシル戦だ。
 なんでこんなに入れこんでいるのか、自分でもよくわからないけど、頭の中のでマシュ・ケ・ナダが鳴り響き、なんだかちゃんとものが考えられない・・・・書けないし、読めない。唯一読めたのが、「ロバと歩いた 南米アンデス紀行」だけだった。ロバがサンバに勝った・・・・のか?
 だから、ロバとカンガルーとコアラのサンバ隊が・・・・



9月18日

 いい天気だ。会社から見えるマンションに、これ見よがしに布団が干してあって、とてもうらやましくなる。

 会社でサッカーの話で盛り上がっていた。「日本が決勝リーグに出られるか、もうそういう問題じゃないでしょう!本気のブラジルと試合ができるんだよ、そっちのほうが凄いじゃないですか。それを楽しみましょう!」いうご意見に賛同する。そうなのよ〜、わたしもそう思ってたんです。お互いに消化試合にするつもりだったのに、これは降ってわいた幸運ではないですか。

 それからなんだか、サッカーのことで頭がいっぱいになり、20日はまた6時にはキック・オフだから、急いで帰っても前半は観られない。なので、無料開放しているとニュースでやっていた、国際競技場に行ってしまおうか・・・・そこでサポーターの方々と大画面で観戦するのも楽しいかもしれない、と考える。天気にもよるな。国際競技場には入ったことないのだが、ビールとか持ち込んでもよいのだろうか?

 そしてなんだかしらないけど、ぼんやり仕事しながら



9月17日

 朝のお勤めも果たして、昼前には解放されたので、BOOTSなどを久々に覗いてあれこれ塗ったくって遊ぶ。NYではBODY SHOP並みの値段だったHOだが、なんだか高いぞ。もう立派な中年なので、アンチ・エイジングものに心惹かれ、あれこれ塗っていたら、店員に声を掛けられ、「そろそろ乾燥対策ものを買おうかなと思ってるんです」と言ったら、「そうですね、やはり25歳を過ぎたくらいで、肌質によっては保湿成分が不足しますからね」とアドヴァイスされた。
 ああいうところの店員は、客の年齢を若めに言うだろうけど、25歳と言われたつうことは、20代後半と読まれたっつうことね、ふふふ・・・・と、ちょっと機嫌がよくなり、やはりこんなもん必要ないわと、いつも使ってるものだけしか買わず。店員の教育を考えたほうがいいのではないだろうか、あの場で「やはり30代も後半になりますとね」なんて言われた日には、うっかり一番高いの買いそうだ。

 図書館から連絡が入っていて、金曜日にリクエストかけたのがもう入ったというので、なんだろうと行ってみたら、レイモンド・カーヴァーの「必要になったら電話をかけて」でした。原題 Call If You Need Me ううむ。なんかいいな。Call Me If You Need じゃないあたりが・・・
 いや、なにも違わないのかもしれないけど、なんか前者だと「電話したくなったら、電話して」ってかんじで後者は「私と話したくなったら電話して」って感じで・・・電話すること事体が必要なのか、私が必要なのか、ということは重要だと思う。
 しかし、人気作家だと思っていたが、違うのか?(ちと不安)

 そして、近所の信濃屋を探索するが、スロバキアの酒は発見できず。輸入食材店も見たが、やはり無い。そもそもスロバキアって何が名物なんだろうか?昔はチェコ・スロバキアだったよなあ。
 収穫なく家に帰ると、留守電が沢山入ってるし。母が2回。父が1回(母に電話しろと言われたのだろう)とりあえず無視してサッカー観戦。
 うむ、やはりスロバキアはなかなかルックスの良い選手が多い。ユーゴとかあの辺りは、わたしのようなナマクラにわかサッカーファンにとっては「美男の産地」と称されている。W杯のときも「あそこのキーパーはいける」とか「どこそこのディフェンダーにいいのがいた」とか情報交換していたもんだ。

 と、また敵国応援モードに入りそうになっていたが、日本チームがなかなかいい試合してくれたので、やはりそっちを応援。中田が調子悪いんだか、マークがキツイのかよくわからんが(なにせよくわかってないもんで)精彩を欠いていたが、中村がいいプレイをしていたように思えて、手の平を返したように「ああ、やっぱこの子って天才だわ」と「この子」呼ばわり。
 とかなんとか、けっこう盛り上がっていたところに、中田が目の醒めるような完璧なヘッドで決めてくれて、「うおおお!」とか一人で叫んでしまいました。中田の得点観るの久しぶりのような気がする。中田の無邪気な笑顔にかなり心洗われる。
 後半はスロバキアも死にもの狂いの猛攻で、はらはらさせられたが、なんとか逃げ切った形で終わり、ふー。なかなか面白かった。しかし、ブラジルが南アフリカに負けたあ?どうしたブラジル!しかし、これで、次の試合がますます面白くなるということだな。

 おかげさまでけっこうテンション上がったんで、実家に電話。
 母が出て「サッカー観てたんでしょ。こっちも観てたのよー」だそうで、あちらもテンション上がってる。母娘ともども「日本ちゃちゃちゃ」モードで本日午前中の業務報告。
 例の見合い相手とお会いしたのである。先方が午後のヒコーキで帰るとのことで、10時待ち合わせという「なんじゃそりゃ?」だったので、無茶苦茶機嫌が悪くなっていたのである。

母「どーだった?」
娘「どーもこーも、まあ和やかにお話しましたけど、1時間くらい。」
母「で、どお?」
娘「どーもこーも、なんか4年くらいはあっちらしいよ。それってどーすりゃいいの?」
母「どーするって?」
娘「それで、1時間ばかり話したって、どーもこーも言えませんよ。前回同様『こんな人と会うのもう絶対にいや!』っつうほどでもないけど、じゃあ次回っていうのは、正月かあ?」
母「でも、私の友達も転勤するからってそのまま追いかけていって、そのまま結婚式も挙げずに一緒になっちゃたわよお」
娘(心の中で)「だから何度も言ってるけど、付合ってて転勤しちゃうのと違うでしょ・・・・なぜその大きな違いがわからない!」

娘「とにかく、私は1回会ったくらいで向こうにわざわざ会いに行ったりしないだろーし、向こうは忙しくて滅多に上京できないんだから、やっぱ仕方ないんじゃない?」
母「まあ、いいわあ、親が口出ししてもしょうがないから、あとは本人たちで連絡とりあってちょうだい」
娘「はあ・・・まあ、ほっといてください」
母「でも、それが上手くいかなかったら、ちゃんと破談になったって報告してね」

娘(心の中で)「これって破談っていつ判明するのだろうか?しかし、この件がキープされていることにしておいたほうが、しばらく楽なのではないのだろうか。そうだ、やっぱりあの人がいい、あの人じゃなきゃいやだということにしておけば、少なくとも正月まではとやかく言われずに平和に過ごせるはすだ・・・・そうしておこうか・・・・」

 しかし、やっぱりそんなUSO800(こう表記すると国際基準みたいでいいな)は口にできなかった。

母「また、これがダメだったら、他に声かけるから」

 ブチ。っと来た。

娘「いいけど、今度はせめて首都圏在住にしておいてよね。あとはねえ、私の性格を考えるなら、海外にすれば、遊びにいっちゃおっかな、とか言い出すかもしれないから、国内遠距離なら、地球の裏側の方が可能性高いと思うよ。アルゼンチンとかペルーなんていいなあ」

 冗談というか嫌みのつもりだったのだが・・・

母「なあに?外国がよかったの?外国の話だったらいっぱい来てたのに、あんたあのころいやがって、全部断っちゃたじゃない!なんであのときはだめだったのよー。ほらあの近所にいらした佐藤さんちの息子さんのお友達がみんな海外赴任だっていって、ヨーロッパの人だっていたのよ。佐藤さんちの息子さんだって、どうかしらっていわれてたのに、とっくに結婚しちゃったわよ!まったくあんたって・・・・(以下、海外赴任の殿方がいかに余っているかという話が延々と続いた。)」

 母の苦悩は当分続きそうである。もーしわけございませんねー。
 弟よ、ハワイで嫁でも拾ってこないか?いいよなあ、ハワイ人の嫁さん。冬には家族で遊びに行けるし・・・と、また逃避モード。



9月16日

 もう泣きたい。泣きそう。泣いちゃえー。逃げたい。逃げそう。逃げちゃえー。
 無意味な活用をして憂さを晴らす。気弱なあたしだわ。詳しくは明日の結果による。たぶん、わたしの予想が正しいと思うのだが・・・
 それにしても、気の進まない用事で日曜日に早起きしなくてはならないなんて・・・・はあああああああ、と深い溜め息。
 
 ところで、なんでシドニーオリンピックでは、英語より先にフランス語のアナウンスが入るのだろう。
 誰か教えて欲しい。はああああああああ・・・・・深い溜め息。

 それにしても、今日の天気はいったいなんだったんだろう。
 どうして、一日中、雷が鳴っているのだ。
 誰か説明してほしい。うううううううううう・・・・拳を握りしめて、歯を食いしばっている。

 雷が怖くて、外に出られないじゃあないですか。
 まあ、どーせ、二日酔いで昼過ぎまで寝てたんですけどね。けっ
 そもそも、午前中に母から電話がありまして・・・ぐぐぐぐぐぐ
 思いっきり不機嫌になりました。

 そんでもって、雷が怖くて閉じこもってたら、ますます機嫌が悪くなり、夕方やっと外に出て買い物。
 稲光の中を歩くのが怖くて怖くて。
 どうして、みんな平然と歩いているのか不思議だ。

 そりゃ、真上で鳴っているわけではないけれど、前方に稲妻が見えたら足がすくんでしまうではないですか。
 屋内から鑑賞するのは好きだけど、野外観察は怖くてできません。

 まあいいや、明日の用事は午前中で済むし、ポジティブ・シンキングで

 スロバキア戦はちゃんと観られるわ

 つうことにしておこう。スロバキアワインを探す時間もある。
 
 で、明日は早起き(というほどのもんでもない。平日と同じ時間でよい)しなくちゃならないけど、やっぱ「ビバリーヒルズ」は観なくちゃね。ちゃんとやるんだろーな、NHK!(やらないとかなり機嫌悪くなり、なにするかわからなくてよ)

 荒れ模様なので、大島弓子の「つるばら つるばら」と「秋日子かく語りき」を読む。荒れてるときに読むとしみる。



 
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