４歳牝馬特別（ＧU）観戦リポート
２０００年３月１２日
３月１２日 日曜日 晴れ
今日は阪神競馬場に来た。
１月下旬、大阪に出向に来て以来ほぼ毎週末の自分の日課だ。
「今日も阪神競馬場に来てしまった」と言ったほうが正しいかもしれない。
馬券を買って「行けぇ〜」とか「差せぇ〜」とか騒いでいるのも好きだが
競馬場の雰囲気が自分は好きだ。（右の写真は阪神競馬場のパドック）
スポーツは生で見るのが最高だがギャンブルである競馬もそうなのだ。
競馬は競馬場での観戦は最高だと思う。
さて今日のメインレースは「４歳牝馬特別（ＧU）」だ。
このレースで３着までに入着すればＧ１レースの「桜花賞」の優先出走権が得られると言う。
収得賞金の足りない馬たちにとっての「晴れ舞台」への最後の切符なのだ。
このレースに出走してくる主な馬たちを見てみよう。
１番人気は若手の石山騎手鞍上のサイコーキララという馬だ。（右の写真）
新馬戦から負け知らずの３連勝で「桜花賞の最有力候補」ともっぱらの評判の馬だ。
レース前から「４連勝で桜花賞だ」なんて言われている馬なのだ。
過去のレースや直前の追いきりを見る限り死角は見当たらない。
追いきりなどを見ていると「そんなにバシッとやっていいのか？」と思ってしまうくらいだ。
２番人気の馬は藤田伸二騎手騎乗のシルクプリマドンナ。
新馬戦を１６馬身差をつける圧勝、続く２戦目も直線抜け出しの危なげない競馬で連勝。
唯一の不安材料があるとすれば芝経験が無いことらしいが
両親を見れば芝でこそ走りそうな配合なので問題は無いだろう。
３番人気の馬は武豊騎乗のエアトゥーレ。（右の写真）
父は今は亡きトニービン、母はあのスキーパラダイス。
将来的にも楽しみな馬と評判だ。
その他でも３歳小倉チャンプのアルーリングアクトや３歳新潟チャンプのエンゼルカロや
アグネスヴァーチなども伏兵視されていた。
（↑とくにアグネスヴァーチのダートでの差しきりは圧巻だった）
左からアルーリングアクト、エンゼルカロ、アグネスヴァーチ。
自分が応援している馬はこれらの馬ではなくもう一頭の有力馬なのだ。