ミスターシービーに会いに行く
2000年10月20日号
10月20日 曇り
今日は初めて馬好きのネット仲間Gぃ氏と共に千葉県内の牧場見学をしてました。
ネットの掲示板での書きこみが面白い御仁でこちらから見学プランを出したところGぃ氏も快諾!
この日の見学となりました。
いつもの通り厩務員さんに見学許可をもらった。
シービーは厩舎にいるそうだ。
外では一頭シービークインが佇んでいた。(右の写真)
この日も数人の見学者が厩舎の中にいた。
相変わらずの人気ぶり。
今日のシービーは前に伺ったときよりは元気そうでした。
僕らが近づくとスッと顔を出してくれました。(右の写真)


カイバ桶に顔を入れるシービー。黙々と食べる・・・
食べる・・・食べる・・・完全復活は間近か、この時はそう思いました。(上の写真)

カイバを食べた後、しばらくそっぽを向いてこちらを見てくれなかったものの
別れ際にはこちらを向いてくれました。
拝啓、ミスターシービー様
別れは突然です。まさかこの日が見納めになるとは思いもしませんでした。
三冠馬のあなたがこの世に別れをつげたと聞いて、ふとシンザンの事を思い出しました。
数年前に「シンザンを見よう!」と思い、初めて北海道の谷川牧場を訪れた日シンザンは体調を崩して
見学できず翌朝のニュースでこの世を去った事を聞かされてショックを受けて以来
「名馬見学で後悔するまい」と心に決めて積極的に様々な馬と出会うように心がけてきました。
その後千葉にイシノサンデーやミナモトマリノスが来たりしてビックリしている私に
とどめにさす様に三冠馬のあなたがやってきました。
初めて千明牧場にお伺いしたときのことは今でも忘れられません。
「住宅街に住む三冠馬ミスターシービー」
住宅地を抜けるとそこには小さな牧場があって馬がいて・・・驚きました。
その奥に小さな厩舎があってそこにあなたがいました。
優しい厩務員さんの計らいで厩舎から出てきたあなたは本当にカッコ良かった。
それ以来時間があれば街の中にある牧場に遊びに行くようになりました。
あれから1年しか経っていないのに残念でなりません。
あの世でもお元気で。
(↑1999年12月6日)
最後に一言。
私のようなシービーの現役を知らない世代のつまらない質問にも
しっかり答え、気を使って下さった千明牧場の厩務員さまありがとうございました。
本当に感謝でいっぱいです。