傷病手当・出産手当の試算をさせる
労働者が入っている健康保険には傷病手当と出産手当の制度があり、病気や出産で働けない人に対し雇い主にかわって保険から手当が給付されます。
しかし、国保にはこうした制度がないため、私達中小業者が病気や出産で休まざるを得ない時、たいへん困っています。
国民皆保険をうたっている今の社会保障制度のうえで、国保加入者だけ劣悪な条件になっています。
そこで私達は、かねてから広島市に対して国保に傷病手当と出産手当を支給するよう要求してきました。
そして、この度広島市からその実現にむけて第一歩として、もし実現するとしたらいくお金がかかるのかという「試算」が出されました。
これによると、傷病手当で23億円、出産手当で3億円あれば、制度を新設させることができます。
引き続き運動を強化して、国保にも傷病手当、出産手当を新設させましょう。
No1323 2003.11.03
傷病手当金等の試算について
広島市社会局保険年金課
傷病手当