No1314 2003.8.25

商工ニュース広島

国保請願署名スタート

 なんとかして高い国保料を下げさせようと運動をしている国保をよくする会の世話人会が12日(火)にありました。
 民医連や民商など9団体10名が集まり広島市議会に対して5項目の請願をすることにしました。
 主な項目は国保料の引き下げです。
 現在広島市では収入の少ない世帯(最低生活費の130%)に対し、申請減免の制度があります。
 しかし、この基準に該当しない人でも国保料の負担は耐えられないくらい高くなっています。
 なんとか国保料そのものを下げようということで、民商以外の他団体の人とも協力して、署名運動を取り組みますのでみなさんも協力して下さい。
 また、10月24日(金)に「国保崩壊」という本を出版しているジャーナリストの矢吹紀人氏を講師にむかえての学習会をすることも決定しました。
 みなさんぜひ予定しておいて下さい。

【請願事項】   
一.国と県・広島市の国保会計への助成・繰入れを大幅に増やし、国民健康保険料を引き下げること。
 当面、一世帯一万円引き下げること。

二.生活困窮者等諸事情がある場合は正規の国保証を発行すること。
 また、条令で定める申請減免をしてない生活困窮者が多数存在します。減免制度を周知徹底するための具体的手立てをとること。

三.健康診断に対する市の助成を増やし、未然に病気を防ぎ保険給付の負担を減らすこと。

四.国保に傷病手当等を新設するための試算をすること。

五.国保や年金、医療など社会保障制度についての総合的な相談窓口をつくること。
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