本文へスキップ

Amorphousのプロフィール

プロフィールprofile

アモルファス は、バンド活動再開を目指して調整中です

Amorphous 2024 メンバー

vocal 沢田峰樹 Mineki Sawada
guitar 三永敏浩 Toshihiro Minaga
bass 検討中
drums 検討中
keyboard  検討中  

アモルファス プロフィール


アモルファスは、1988年に沢田峰樹(vo)が勤務先で結成した社内バンドがその前身となっている。その後沢田は、自部署を訪れる各社営業マンの中で楽器ができる人間を、次々と(?)加入させていった。そして忘れもしない1990年11月20日(火)、某社の新任営業マンとして挨拶に来た三永敏浩(g)と名刺交換をした直後、沢田が「三永さんって楽器やりますか?YES(そう、あのプログレのイエスである)って聴きますか?」という甘い誘い文句を投げかけた。これが今のアモルファス誕生の瞬間である。

当時まだ名前のなかったそのバンドは、沢田研二や60年代後半のロックや再結成イエスやラッシュなど、まったく節操なく様々なロックのカバーをやるアマチュアバンドであった(今も完全アマチュア指向だけど)。沢田が三永と初めて会った時期は、ギタリストが1人欠員している状態であった。そこで上記の会話となるわけだが、その時に「YES」というキーワードを出されていなければ、三永は加入に即決しなかったであろう。しかし皮肉にもその後そのバンドで YESの曲が演奏されることはなかった...。

こうして、沢田峰樹(vo)、山田 洋(b)、牧野修之(ds)、遠藤辰哉(g)、三永敏浩(g)というラインナップが揃ったのであった。非常に若いながら堅実でオーソドックスなプレイを得意とした遠藤と、現代的なスタイルでメタリックな速弾きを得意とした三永というツイン・ギターと、プログレに精通した山田のベース、ジョン・ボーナムに影響されたパワフルな牧野のドラミング、そしてエキストラ俳優としての経歴もある沢田のパフォーマンスというのが当時の特長であった。また曲によって三永がキーボードも担当した。

バンド名は、新加入の三永の発案で「Amorphous(アモルファス)」と名付けられた。「アモルファス」とは、「非結晶体の固体物質」という鉱物学用語である。代表的なものに液晶が挙げられるが、通常の固体であれば確固たる結晶となっているべきところ、固体でありながら液体のように非結晶であるという中途半端な(?)、いやフレキシブルな物質のことである。ここから転じて、ノンジャンルで何でも好きな音楽を演奏するというフレキシブルな当時のバンドのスタイルを端的に表す言葉として、「アモルファス」が選ばれた。

そして、当時の音楽仲間の紹介で、吉祥寺にあるライブハウス「Be-POINT」で初ライブを実施。アマチュアながら100名近い動員をあげ、その後そのBe-POINTで定期的にライブをおこなうようになった。強力なラインナップを誇った第1期アモルファスだが、当時学生だった遠藤が卒業後Uターン就職のため脱退。その後は正式メンバーは加入させず、ギターは三永一人体制にし、キーボードプレーヤーをサポートとして入れることになった。また山田が仕事の都合により一時ラインナップを外れた時期もあった。それでもなんとかバンドを維持していたアモルファスであるが、1992年7月に転機が訪れた。

1992年7月4日、アモルファスはBe-POINTにて初のワンマンライブを敢行。2時間で25曲を演奏し、動員も引き続き好調で大成功に終わったライブの直後、音楽性の相違を理由に三永が脱退を宣告。そして牧野が会社の人事異動で脱退を余儀なくされ、沢田と山田の二人となったアモルファスは事実上解散。短くも充実したアモルファスの歴史に終止符が打たれた。が...

1997年秋、沢田はアモルファス再結成を決意。東京を離れていた牧野と遠藤を除くオリジナルメンバー3人と、新加入のキーボーディスト MIKAKO、そしてドラマーを加えた5人で復活した。だがその後の道のりは平坦ではなかった。山田が家庭の都合で脱退。新ベーシストを入れたものの、今度はドラマーの演奏スタイルが楽曲によっては合わず、交代を検討。ただし新ドラマー候補とベーシストの相性に問題が生じることが懸念されたため、なんとリズム隊二人とも一新された。それが現メンバーの白井正人(ds)と堀田秀顕(b)である。MIKAKOも含めた新メンバー3人は、あるミュージック・スクールで講師仲間であり、一気に息のあった強力な布陣となったのである。これが2000年2月2日のBe-POINTライブにて、再結成アモルファスとして姿を現したメンバーである。

再結成アモルファスは、上記のようにプロフェッショナルなプレーヤーを3人加え、またコーラスワークにもさらに力を入れた過去最高のラインナップとなった。また特筆すべきことは、オリジナルの新曲を加えた結果、オリジナル曲の比重が高まった点である。従来どちらかと言えばカバーバンドであったアモルファスであるが、これでやっとオリジナリティーのあるロック・バンドになったと言っても過言ではない。カバー曲にも従来にないオリジナルなアレンジが施されている。アレンジングは三永が中心となっているが、全曲にメンバー全員の意見が反映されていることも付け加えておく。新しいリズム隊のコンビがファンキーな新風を吹き込んでいる。コーラスアレンジには、プロのバッキング・ボーカリストである丸茂がその力量を発揮している。そして二人のオリジナルメンバーは、年齢を重ねて枯れるのではなく、さらに前進を続けている...。

2000年2月2日ついにそのベールを脱いだ新生アモルファス。その後、MIKAKOが出産のため残念ながら脱退。2003年6月にサポートキーボーディストを加えたラインナップで、同じくBe-POINTにて3年ぶりにライブを実施、健在ぶりを示した。そして11年が経った2015年2月28日、2000年に再結成したオリジナルメンバーで沼袋サンクスチュアリーでLIVEを行った。2016年は沢田、三永以外は臨時メンバーにより秋葉原CLUB GOODMANで90分のワンマンライブを行った。2017年からは、キーボードレスの編成で活動する事になった。ドラムスの沢口が正規メンバーとなり、ベースの堀田が復帰し最強のメンバーで2017年のライブを行う事になった。

2017年のライブを最後にバンドは活動休止となりましたが、2024年に活動復活を目指し、打ち合わせ中です。

アモルファス 2024

お問い合わせ


1990年 Amorphous初代メンバー

Vocal  沢田峰樹 
Guitar 三永敏浩
Guitar 遠藤辰也
Bass   山田 洋
Drums 牧野修之