展 示 内 容



           【メイン展示】悲しみの底に何がみえるか
             プロローグ:1956年4月、幼い姉妹を「奇病」が襲った
             クロニクル:映像と写真でたどる水俣病と私たちの40年
             展示1:水俣の美しい自然・豊かな風土
             展示2:水俣病の被害とは何か
             展示3:水俣病の原因は何か
             展示4:水銀はなぜすぐ止まらなかったか
             展示5:水俣病患者たちのたたかい
             展示6:現在の水俣と水俣病事件
             エピローグ:「水俣」から「私たち」へ

           【実物展示】残された物こそ雄弁に語る
             水俣病発症量の有機水銀
              水俣湾にあった水銀ヘドロ
             原因企業チッソが本社に設けた鉄格子(一部)

             一人芝居の砂田明さん(乙女塚)のお面と衣装
             不知火海の漁業を示す漁具
             数々の患者遺品 ほか

           【写真展示】多くのレンズが失われた声を聞いた
             W.ユージン・スミス+アイリーン.M.スミス
             桑原史成「水俣病・原点から」
             塩田武史「深き淵より」
             芥川 仁「厳存する風景」
             C.S.パーキンズ、石川武志、河野裕昭、山本紀之、田中史子 ほか

           【美術展示】事実は表現されて真実となる
             丸木位里・俊「水俣の図」(レプリカ)
             石牟礼道子+丸木俊・位里 絵本「みなまた 海のこえ」原画
             秀島由己男 版画「霊歌」「彼岸花・春」「花ひらく」
             中村正義「何処へゆく」「おそれ」(レプリカ)

           【関西特別展】関西と水俣のつながりを知ろう
                   ………なぜ大阪で水俣展か………

            「水俣病と関西」―関西は全国で最も県外患者の多いところ―
             チッソ本店は今も大阪に/大阪であった株主総会
             知ってますか? 関西の水俣病患者のこと
             関西に転出した人々/水俣病の認定を申請した人々

             和解を拒否して今も続いている関西訴訟
             学会も認める水俣病認定基準の誤り
             小学校で体験を語る患者たち/水俣病と教育

             パネル紙芝居「なにわの水俣まんだら」 

            「砂田明コーナー」(特別展示)《起ちなはれ−砂田明の世界》
                          (一人芝居に使ったお面と衣装も実物展示)


           【患者遺影】死者たちが来場者を見つめる
             記録映画作家・土本典昭夫妻が1年間水俣に滞在して
             遺族を訪ね収集した500影を空間一面に展示

           【語り部コーナー】その人にしか語れないことがある
             患者はじめ支援者、研究者などが展示棟内で語る
             患者インタビューや水俣病映画のビデオを上映

           【ビデオコーナー】水俣病を通して現代社会を考える
             「チッソはなぜつぶれないのか」「水俣の魚は食べられるのか」
             などの設問にQ&A方式で答える
             8本の新作ビデオ(各3分)の視聴ブースを用意
             演出:佐藤 真

           【書店・物産展】
             水俣病を知り、水俣と出会おう



           【ホール企画               

9月4日(土) Dホール(地下2階)      
(午前10時30分〜)講演「水俣のまちづくりに学ぶ」          
       水俣市長 吉井正澄氏              
(午後2時〜)TVドキュメンタリー「埋もれた報告」(NHK)上映および
 大治浩之輔氏のお話             
(午後5時〜)映画「阿賀に生きる」上映および旗野秀人氏のお話    


9月5日(日) コンベンションルーム1(6階) 
(午後2時〜)シンポジウム「薬害エイズと水俣病」 大阪HIV訴訟原告
団代表・花井十伍氏ほか (詳細はこちら) 


9月18日(土) コンベンションルーム1(6階)
(午後2時〜)シンポジウム「関西訴訟は今…」 原告患者さん等のお話 
            (詳細はこちら) 

(午後5時〜)アイリーン・スミス氏が語る「私とユージンの作品」   

9月19日(日) コンベンションルーム1(6階)
(午後2時〜)シンポジウム「世界に広がる水俣病」          
原田正純、柳田耕一、中地重晴の各氏



トップ アイコン
トップ

メール