私は山間部に広がる街に来ていた。この山の中央にはケーブル電車が走っており、これを境に街は西と東に分かれ、対立をしていた。(対立している理由を私は知らない)(注1)
いつもは小競り合い程度の対立もその日は違った。街中の全ての住人がその争いに参加をしているようだった。その日、私は運悪くケーブル電車に乗っており、その最中に争いに巻き込まれてしまった。
どちらにも組しない私はただ争いが納まるのを電車の中に身を潜めて待っていた。あちこちから聞こえる発砲音と悲鳴。
争いは西が有利な情勢に見え、そのまま西の勝利で終わるかに見えた。実際、争いも概ね沈静してきている。しかし、私は嫌な予感がしてならなかった。
(ここにいては駄目だ)
そう思った私は、すぐ近くにいた友人の『青い猫(注2)』に『空飛ぶ竹とんぼ(注3)』を借りその場を脱出することにしたのだ。
空飛ぶ道具を使い空へと脱出する私。その瞬間に山の頂上に突如現れた全長40mはあろう巨大な人馬!(注4)だ!情勢不利と見た東が起死回生を狙って呼び寄せたらしい。
いななきと共に跳躍した人馬は今まで私がいたケーブル電車をその蹄で踏み潰し巨大な剣で西の勢力を蹂躙し始める。まさに間一髪!
そのまま山の側面へと避難する私と青い猫。遠くでは人馬が今尚暴れまわっているのが見える。
「これからどうする?」という私の問いに「う〜どうしよう(大山のぶよ風)(注5)」と考え込む青い猫。
ふと遠くに見えていたはずの人馬の姿が消えている事に気が付く。その次の瞬間、考え込む青い猫の背後の地面から巨大な剣が空に向かって突き出る!
なぜだか人馬は地中から私と青い猫を追ってきたようだ。慌てて空へと逃げる私達に跳躍を繰り返し迫ってくる人馬。
「北から来た者を逃すわけにはいかない」そう人馬はつぶやいた。
どうやら私と青い猫は“北から来た者”としてなぜが人馬に追われることになったらしい。(注6)
しつこく追ってくる人馬を巻くために山の中腹にある森の中に逃げ込む。
すると人馬は私たちの姿を見失ったようだ。単に木陰に隠れているだけなのだが、人馬に私達の姿は見えていないようだ。
そう、人馬は極端な鳥目だったのだ。その後も仲間のカニ(全長30m)(注7)を呼び寄せあたりを探し回る人馬であったが、幸いにもカニも極端な鳥目であったらしく、私達は見つかることなくなんとかその場をやり過ごすことができた。(注8)
とはいえ、木陰に隠れる私のすぐ目の前まで迫り、あたりを執拗に探し回る人馬とカニの迫力といったらなかった。寿命が縮む思いであったことを最後に付け加えておく。
…という初夢を見ました。(注9)
おわり
注1:いいかげんな様ですが本当に知らないんです。
注2:ドラえもんではありません。青い猫です。
注3:タケコプターではありません。空飛ぶ竹とんぼです。
注4:多分…カオスブリンガーではありません。
注5:あくまでドラえもんではありませんし、大山のぶよ“風”です。
注6:なんで私が北から来たものかとか、どうして追いかけられるのかは聞かないでください。私も知らないのだから。
注7:多分…パンアームズではありません。
注8:なんで馬やカニが鳥目だったのかなんて事は私に聞かないでください。
注9:すみません夢落ちです。
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