東京文京区の坂-無意味つづり-

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傾斜　★★★☆☆　（16-17度・29-31%）
長さ　★☆☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★★☆☆☆

小石川台地は、西は茗荷谷から神田川の谷筋（水道通り）、東は千川通りの谷筋に挟まれた台地（地形図参照）。

この坂は茗荷谷から山筋の春日通りへ上る坂。

坂下に地下鉄丸の内線のガードがあり、ガードをくぐると向かい合う形で切支丹坂が小日向台地に上っている。

傾斜ランキング細坂部門ランクイン。

今井（いまい）坂　　

傾斜　★☆☆☆☆　（9度・16%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★★★☆☆

別名新坂。

庚申坂の南東、水道通りから春日通りに上る坂。

徳川慶喜終焉の地らしい。

（春日2丁目の私道）　

傾斜　★☆☆☆☆　（9度・16%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

今井坂の南東、水道通りから少し入った路地から春日通り方面へ上る無名の坂。

丸の内線をガードで越えて、途中から階段になる。

「私有地であり、、、」の注意書があちこちに貼られている（ポインタを画像へ）。

金剛寺坂　こんごうじざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（8-9度・14-6%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

さらに南東、水道通りから春日通りへ上る。

途中ガードから丸の内線を望むことができる（ポインタを画像へ）。

堀坂　ほりざか　

傾斜　★★☆☆☆　（11-12度・19-21%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

東側の谷筋である千川通りから少し入った路地を小石川台地へ上る坂。

善光寺坂　ぜんこうじざか　　

傾斜　★☆☆☆☆　（5度・9%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★★☆
美観　★★★☆☆

堀坂の北側、同じく千川通りから小石川台地を上る。

写真で門が見えるのが信州善光寺月参堂。坂上には慈眼院という別のお寺がある。

坂上には心霊スポットにもなっている椋の老木がある（ポインタを画像へ）。

総合ランキング暫定4位。

小日向台地（文京区　小日向・音羽）

鼠坂　ねずみざか　　

傾斜　★★★☆☆　（16度・29%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★★★☆☆

小日向台地も文京区の6つの台地の1つ（地形図参照）。東の茗荷谷、西の音羽通り、南の神田川、3つの谷筋に囲まれている。

この坂は西側の音羽通りから上る坂の一つ。

かなり長い、しかも直線に近い細坂である。

総合ランキング暫定1位

鼠坂　（側道）　

傾斜　★★★★★　（26-27度・49-51%）
長さ　★☆☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

鼠坂を上る途中右手に分かれる坂。

傾斜ランキング番外編にランクイン。

写真の坂を登りきるとさらに左手に傾斜21度の坂がある（ポインタを画像へ）。

八幡坂　はちまんざか　（上下）　　

傾斜　★★☆☆☆　（14-15度・25-7%）
長さ　★☆☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★★★☆☆

同じく小日向台地を西側、音羽通りから上る1本。写真の坂の手前左手に下り坂が続く（ポインタを画像へ）。

坂を上りきると空き地があり、音羽通り側が見えるが、建築計画があるのでその眺望が望めなくなるかもしれない。

鷺坂　さぎざか　（上下）　　

傾斜　★★☆☆☆　（13度・23%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★★★☆
美観　★★★☆☆

小日向台地を西側音羽通りから上る坂のうち、南側の1本。写真の坂を上ると左方向に折れる（ポインタを画像へ）。

下の坂は太坂（四輪車が通れる）部門で傾斜ランキング（東京23区）第5位。総合ランキングでも暫定2位。

（鷺坂の上の坂）　　

傾斜　★★☆☆☆　（12-13度・21-3%）
長さ　★☆☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

さらに右側に折れてこの坂があるので、鷺坂と合わせるとZを左右反転させたような形になっている。

（鳩山邸内の坂）　　

傾斜　★★☆☆☆　（10-11度・18-9%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

これも小日向台地を西側から上る坂だが、鳩山御殿と呼ばれる鳩山会館の敷地内にある。写真の坂を登ると右に上り坂が続き、洋館に至る。

大日坂　だいにちざか　　

傾斜　★☆☆☆☆　（7度・12%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

小日向台地を南側から上る坂も何本かあり、そのうち最も西にあるのがこの坂。

服部坂　はっとりざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（6度・11%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

大日坂の1本東の坂で、やはり小日向台地を南から上る。

上りきると左に折れ、さらに右に折れて緩く長い坂が続く（ポインタを画像へ）。

横町坂　よこちょうざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（7-8度・12-4%）
長さ　★★★☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

服部坂の1本東側の筋から服部坂の途中へと上る坂。

細いが四輪車も通っていた。

荒木坂　あらきざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（6-7度・11-2%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

横町坂の筋の1本東の坂で、小日向台地を南から上る。

服部坂と同様、上りきると左に折れるてさらに上り坂が続く（ポインタを画像へ）。

（れんげ山霊園内の坂）　

傾斜　★★☆☆☆　（10度・18%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

横町坂の筋と荒木坂との間にある霊園内の坂。

上りきると霊園がある（ポインタを画像へ）。

切支丹坂　きりしたんざか　　

傾斜　★☆☆☆☆　（8度・14%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★★☆☆☆

東の谷筋である茗荷谷から小日向台地を上る坂。

庚申坂と向かい合わせになっており、丸の内線をくぐるトンネルが坂への入り口のようになっている。

（御茶ノ水女子大前の坂）　

傾斜　★☆☆☆☆　（5度・9%）
長さ　★★★★☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

小日向台地の北部を、西側音羽通りから上る坂で、傾斜は緩いものの左にカーブしながらかなり長い上りが続く。

関口台地（文京区　目白台・関口）

目白新坂　めじろしんざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（6-7度・11-2%）
長さ　★★★★☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

小日向台地の西、音羽の谷筋を挟んで同じく神田川の北に位置するのが関口台地（地形図参照）。

この坂は関口台地の東側を音羽通りから上る。傾斜は緩いがかなり長い。

坂上にはフォーシーズンズホテル椿山荘や聖マリア大聖堂などがある。

目白坂　めじろざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（8度・14%）
長さ　★★★★☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★★☆☆☆

新目白坂の南に並行する形で関口台地を東から上る坂。

坂を上る右側にはいくつもの寺社が並ぶ。

胸突坂　むなつきざか　　

傾斜　★★★☆☆　（16度・29%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★★★☆☆

神田川の谷筋から関口台地の南側を上る坂。フォーシーズンズホテル椿山荘の西側に位置する。

緑が深くひっそりとした雰囲気である。

傾斜ランキング細坂部門ランクイン。

幽霊坂　ゆうれいざか（目白台1）　

傾斜　★★☆☆☆　（10-11度・18-19%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★★★★☆

胸突坂の西に位置し、同じく関口台地を南側から上る。

両側から緑が生い茂り、幽霊坂の名の通り昼間でも暗い雰囲気である。

坂を上る右側は和敬塾という男子学生のための寮（様々な大学の学生がいるらしい）で、古い鉄条網が不気味（ポインタを画像へ）。

目白台2丁目にも幽霊坂という名前の坂がある。

豊坂　とよさか　　

傾斜　★☆☆☆☆　（6-7度・10-12%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★☆☆☆☆
美観　☆☆☆☆☆

幽霊坂のさらに西に位置するやや広い坂。

写真の黄色い標識にある通り、この先シケイン状となってさらに上りが続く。

坂名の由来となった豊川稲荷（ポインタを画像へ）は、坂下から少し東に離れたところにある。

小布施坂　こぶせざか　

傾斜　★★☆☆☆　（12度・21%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★★☆☆☆

豊坂のさらに西にある坂。もう一つ西に行くと豊島区の日無坂、富士見坂がある。

途中で右斜めに折れてさらに上りが続く。

上半分は元々四輪車の通れない階段坂だったようだが、アスファルトで階段を埋めて走行が可能になっている（ポインタを画像へ）。

幽霊坂　ゆうれいざか（目白台2）　

傾斜　☆☆☆☆☆　（2度・4%）
長さ　★★★☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

関口台地を北側から上る坂で、豊坂と向かい合う形になっている。

同じ幽霊坂でも目白台1丁目の幽霊坂ほどひっそりとはしておらず、どこか無機的な雰囲気がある。

坂下の不忍通りと坂上の目白通りをバイパスする形になっている。坂上に向かって左側は日本女子大。

薬罐坂　やかんざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（5度・9%）
長さ　★★☆☆☆
由緒　★★★☆☆
美観　★☆☆☆☆

同じく不忍通りから関口台地北側を上る坂。夜寒坂とも書くらしい。

坂下には老舗っぽい蕎麦屋さんがある。

三丁目坂　さんちょうめざか　

傾斜　★☆☆☆☆　（5度・9%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

関口台地の東側を音羽通りの谷筋から上る坂で、きれいに舗装されている。

坂下には大塚警察署、坂を上って右側には旧東京大学付属病院分院がある。

東大病院分院の跡地は鉄条網の壁に囲まれて不気味な雰囲気（ポインタを画像へ）。工事をしている様子はなかったが（2005年11月現在）、その後取り壊されたらしい。

鉄砲坂　てっぽうざか　　

傾斜　★★☆☆☆　（13度・23%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★★☆☆☆

同じく関口台地を東側から上る坂で、軽自動車がやっと通れるほどの狭い坂。途中で左にカーブして細い上りが続く（ポインタを画像へ）。

東京の車が通れる坂道で最も急だ、とする文献があるらしい（おそらく『東京の坂』）。計測の結果は傾斜ランキング（東京23区）第5位。確かに東京23区で最も急な坂の一つと言えそうだが、旧世代の感あり。

新宿区にも鉄砲坂があるが傾斜はもっと緩い。

鳥尾坂　とりおざか　　

傾斜　★☆☆☆☆　（9度・16%）
長さ　★★★☆☆
由緒　★★☆☆☆
美観　★☆☆☆☆

同じく関口台地を東側から上る坂。鉄砲坂よりやや幅がある。

坂下には蓮光寺というお寺があり、お寺の入り口が首都高のガード下の公園に面していているという妙なレイアウトである。

坂上には独協中・高がある。

（七丁目坂）　　

傾斜　★★★☆☆　（16度・29%）
長さ　★☆☆☆☆
由緒　☆☆☆☆☆
美観　★★☆☆☆

目白新坂のすぐ北を並行して上る坂で、住宅地のど真ん中に位置する。

右にカーブした後直線的に上る（ポインタを画像へ）。

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