海上保安庁
北朝鮮工作船一般公開
すげーこんでっから平日にでなおしましたっ!

 先日、物好き4名と興味本位で見学に行って来たお台場の工作船一般公開会場であったが、話題の北朝鮮の船であったためあまりにも人が多く、見学を断念して会場外から眺めることになったのであった。
 で、今回平日に休みがとれたためさすがに平日に80分待ちはねーだろなんて考えながら再びお台場に向かったのであった。
「えー、実は今回は一人でいってきたのですが、一人だと文章がどーしても堅めになってしまうので構成上2人でお送りします」
「というわけでバーチャルキャラクターのみさでーす(^_^)ばで『みさ』というべたべたなネーミングですけどよろしくー」
「うーむ...もう少しひねった方がよかったかなー」
「っつーか別にわざわざキャラクターおこさなくてもいーんじゃないですかー」
「.....うっ.....」
「あ、もしかして私いきなりいってはいけないこといいました?」
「我ながらやなキャラクターたてちゃったな....」
「そんなこといわないでよぉー」
「まぁそれはさておき、今日は平日、そして天候は雨という非常に人が集まらないコンディション!これでならんじゃったりしたらマジですごいぞ!」
「まぁそしたら北朝鮮に対する国民の意識がそれだけ高まっているっていうことでー」
「そこまでいっちゃうとそれはそれで怖いような...」
「あっ!たいちょー!改札出口にすでに案内看板が立っています!」
「前回は車だったから気がつかなかったなぁ」
「もう!こいつは今年の夏のお台場スポット決定ーっ!」
「今年の夏のデートは工作船見学で決定だねっ!」
「んなわけないでしょーがっ!」

「お、さすがに今日はがらがらですなぁ」
「それでもとぎれることなく人がきているあたりやっぱ人気スポット!」
「客層は定年退職後のご夫婦の方って感じの人が多いかなぁ」
「あと、なんかスーツの人がちょいちょいいますねー」
「営業さぼっているひとかな?」
「っていうよりはビックサイトあたりの展示会帰りって感じの人かなー」
「でもそれでもどっちみち展示会見学サボってんじゃん!」


「おっ!制服姿の女子中学生はっけーん!」
「続いて女子高生もはっけーん!」
「男子高校生はなしですか?」
「今回は見あたらなかったようなきもする」
「男子は目に入らないんじゃないのー?」
「う....」
「それにわざわざ絵におこすことないとおもうんですけど....」
「.....うー.....」
「あ、もしかして私、またいってはいけないこといいました?」
「もういいです....」
「さて、気を取り直して入場します。入り口では無料公開なのにA4、4頁のパンフを配ってます」
「キアイはいってますねー」
「すみません。スキャンした物はちょっと雨にうたれちゃったんで汚れてます」
「とほほー」

「そしてこれが中身!非常にキアイが入っていて北朝鮮の工作船が覚醒剤密輸などの他の犯罪にまで工作船が絡んでいるといった工作船の危険さをアッピールしています」 「キャプションのあたりがいい味だしてますねー」


「さて、いよいよ前回人がおおすぎて入れなかった工作船の展示場です」
「おおっ!巡視船の威嚇射撃でぼこぼこになった船体がこんなに間近でみれるとわっ!!」
「でも写真的にはアップばっかりなので前回の方がいい写真がとれますねー」
「うーむ、会場をみてから改めて船の科学館に入場して上から見るといいかもしれん」
「会場に貼ってある説明によると船底が普通の漁船と違って平らではなくV字型になっているため高速性も高いそうです」
「パンフレットももらえたし以外と並ぶ価値ありかもしれませんねー」
「でもやっぱ80分待ちはいやん!」

と、ここでいきなり見知らぬおじさんに声をかけられる

「あのー....」
「へっ?」
「写真とってもらえませんか?」
あーはいはい、記念写真ね。わかりました。ぱしゃぱしゃ。
「うーん。シャッター係をさせられてしまった...」
「なんか工作船といっしょにうつってうれしそうだったな」
「あんたも前回やっていたでしょーに」
「いやアレは半分ネタだったんだけど」
「やっちゃったんだからいっしょでしょ!」
「むむむむむ」

「で、ここが前回、中までみられなかった後部小型メカ発進ハッチです」
「ハッチ開閉のギミックがよくわかりますねー」

「で、ここには亡くなった工作員に対して花が捧げてあり、工作船を保存するための募金箱があります」
「現在の予定では廃棄されてしまうことになっていますから保存運動が起きているんですねー」
「一応募金してきました」
「いくら?」

「...ひゃくえん....」
「すくなっ! けちっ!」

で、第二会場編に続く