エド ボウリング場弁護士

2000年〜2004年にかけて、シーズン4まで製作された、ほのぼの系弁護士ドラマ。
日本ではFOXで2001年から放送されましたが、残念ながら全部は放送されていません。

大きな事件は無いけれど、ほのぼのとした郊外での暮らしでは、
小さなことでも大事件。そこでエドの出番。エドの弁護士としての能力と、人柄で
毎回事件をまとめています。

エドの再放送をひたすら願います。

ボウリング場弁護士とは??

キャスト&キャラクター紹介

エピソード紹介(シーズン1)

ボウリング場弁護士とは?

★エドとは?

 エドってなんでしょう? これは、「エド 〜ボウリング弁護士」という、アメリカのドラマ。本国では、2000年から2004年まで放送され、日本でも、関西や北海道などでは地上波で、また2001年10月からは、SkyパーフェクTVのFOXチャンネルでも放送が始まりました。
 決して「エド・ボウリング」という名前の弁護士がいるわけではありません。
エド・スティーブンスという弁護士が、ボウリング場に弁護士事務所を構えていることから、こういう邦題になったようです。

 ニューヨークの大きな弁護士事務所、ファーマー・シーハン法律事務所で、書類作成の仕事をしていた弁護士エド。ある時、500ページの書類でカンマ一つを間違えたために、クビになってしまう。落胆して帰宅すると、寝室では妻が郵便配達と浮気の真っ最中。そこで彼は、荷物をまとめ、故郷のオハイオ州、スタッキーヴィルへ…

 第1話を見て、パイロット版があるのでは? と思い、調べてみたのですが、確かに存在はするようですが、どうやら放送されなかったようです。第1話で、エドの悲惨な一日が、短い時間に凝縮されてまとめられていますが、この部分が、最初に作られたパイロット版のようで、これを含めた第1話が、実際に放送されたパイロット版です。

 

★ボウリング場弁護士って!?

 そもそも、故郷で弁護士をするつもりは全くなく、法廷経験も皆無だったエド。憧れのキャロルとキスした思い出のボウリング場を勢いで買ってしまった後、いつも妙な事を思いつく従業員フィルの突拍子もない思いつきで、ボウリング3ゲームで法律相談をすることに。それも、単に閑古鳥の鳴いているボウリング場にお客を呼ぶ手段であり、はじめは渋々。ところが、同級生モリーの依頼で法廷に立つことになってしまい、またこれがうまくいってしまった事から、次々と依頼が来るように。そこで、ボウリング場の片隅に弁護士事務所を設け、本格的に弁護士業務に取り組むことになった、というわけ。
★エドの魅力

 ドラマとしての「エド」の魅力とは… 弁護士物ではあるけれど、ロマンティックな場面あり、お笑いシーンあり。
これらが、ほのぼのとしたスタッキーヴィルの風景とうまく調和して、
「ほのぼの系ロマンティック弁護士コメディ」
なっているところではないでしょうか。

 また、エド・スティーヴンスの魅力は、
・「度胸」と「知性」
 かつての同僚と争うことになってしまって、カンマの件や、ボウリング場で仕事をしていることなどをからかわれても、
どこ吹く風。動ずることなく、さらりとやり返す。

・「ねばり強さ」
 憧れのキャロルに、ふられてもふられても、諦めずアタック。しつこいようで、しつこくないんだけど、
やっぱりちょっとしつこい(^_^;。

・「立ち直りの早さ」

 落ち込んでも、いつまでもくよくよせず、すぐに頭を切り換える。

・「笑顔」

 彼の笑顔は、みんなを明るくしてくれる。周りに元気をくれる。

・「誠実さ」
 エドは友達を決して裏切らない。依頼人にも正直。

 エドの周りは、いつもなんだか
なごやかで、和気あいあい。そんなところが、エド・スティーヴンスの魅力。


キャスト&キャラクター紹介
キャラクター キャスト
エド・スティーブンス
Edward 'Ed' J. Stevens

●本名エドワード・ジェレミー・スティーブンス。NYで弁護士として働いていたが、していた仕事は書類作成。故郷スタッキーヴィルで初めて法廷に立つ。

●高校時代のあこがれの人キャロルに、未だに憧れている一途な男。野割には浮気をした妻エリザベスに見切りをつけるのは早かった。

●勢いでボウリング場を買ってしまうほど、実は小金を貯めている?
Thomas Cavanagh
1968年10月26日カナダ、オンタリオ州オタワ生まれ

5人兄弟(か姉妹かは不明)の2番目。教師である両親の都合で、子供時代を、アフリカのガーナで過ごす。クイーンズ大学ではバスケットボールチームに所属。

英語、生物、教育の学位を得て卒業。カナダで、ビールのCMに出演して有名に。2004年に結婚。趣味は、スポーツやギターを弾くこと。

プロビデンス(第2シーズン・ダグ役)などにゲスト出演。
TVムービー「トナカイはキューピッド」などに出演。
キャロル・ベッシー
Carol Vessey

●スタッキーヴィル高校の教師。エドと同級生だったが、当時の彼を彼女は覚えていない。

●恩師ニックと7年も交際。その身勝手さに振り回され、突然現れたエドに心奪われる。
Julie Bowen
1970年3月3日 メリーランド州ボルティモア生まれ

3姉妹の真ん中。子供時代をイタリアのフローレンスで過ごし、イタリア語に堪能。ブラウン大学では、イタリア・ルネッサンスに関する学位を得て卒業。

ドーソンズクリーク(第3シーズン・ドーソンのおばグエン役)や、ER(第5シーズン・ロクサーヌ役)、サンフランシスコの空の下(第2シーズン・シェリー役)などにゲスト出演。「LOST」や「ボストン・リーガル」に出演。

マイク・バートン
Michael 'Mike' Burton

●勤務医。院長から、何かにつけ嫌みを言われ、うんざりしている。

●親友として、エドを居候させている。エドの前でも平然と妻といちゃついたりして、未だラブラブ。

●でも、娘が生まれてから、妻を女性として見られなくなりつつあり、密かに気に病んでいる。
Josh Randall
1972年1月27日生まれ。カリフォルニア生まれ

母親は作家で、彼女の本の序文を書いている。2000年に結婚。

エンジェル(第1シーズン・バーテンダー役)や、「LOST」などにゲスト出演。
ナンシー・バートン
Nancy Burton

●娘をベビーシッターに預けて働くママ。だが、娘が自分ではなく、シッターになついてしまうことを、偉くおそれていて、留守中、娘が母親の顔を忘れないよう、ビデオまで作っている。

●シッター選びにもかなりの気を遣い、気に入らないとすぐにクビ。子供の扱いがうますぎてもクビ。
Jana Marie Hupp
1964年4月2日ワシントン生まれ

プロビデンス(第2シーズン・シブリング役)や、ブルックリンサウス(第1シーズン・イヴォンヌ役)、フレンズ、サインフェルド、メルローズプレイス、新スタートレックなど多数にゲスト出演。

モリー・ハドソン
Molly Hudson

●スタッキーヴィル高校の教師。エドとも同級生だったらしい。

●勇気ある、エドの依頼人第1号。彼女の依頼が、エドに弁護士としての自信をつけた。

●男はみんな面食いだと文句を言うが、自分も面食い。
Lesley Boone
1968年2月25日ロサンゼルス生まれ

シーバー家(第5シーズン)に本人役で、「ミディアム」にゲスト出演など。
フィル・スタッブス
Philip 'Phil' Washington Stubbs

●ボウリング場の従業員。

●ボウリング場を盛り上げるため、奇抜なことを考え出すアイデアマン。だけど、あまりに奇抜すぎてちょっと危ない…
Michael Ian Black
1971年8月12日ニュージャージー生まれ

妻 Martha Hagen との間に息子が一人。ニューヨーク大学に入学したが、卒業はしなかった。

NYPDブルーなどにゲスト出演。コメディ・グループ「The State」のメンバー。
ケニー・サンダスキー
Kenny Sandusky

●ボウリング場の従業員。

●ゴッド・ファーザーのマーロン・ブランドの真似がうまい!?

●ハーバード大卒、小児科の看護師の資格も持つ、意外な一面も。
Mike Starr
1950年7月29日ニューヨーク生まれ

70年代頃から、数々の映画の脇役を務める。テレビドラマでも、多数ゲスト出演。
シャーリー
Shirley Pifko

●ボウリング場の従業員。その前は、電話セールスをしていたこともあるらしい。

●とにかく内気。なんでもネガティブに考えてしまう。

●が、意外な特技を持っていたりして、謎が多い。
Rachel Cronin
1971年9月29日カナダ、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー生まれ





エピソード紹介
残念ながら、シーズン1しかまとめてありません。
No. エピソード 気になるシーンetc.
#1
Pilot パイロット

 弁護士だが、法廷に立ったことないエドは、作成した書類のちょっとしたミスから、法律事務所をクビ に。さらに自宅へ戻ると妻が浮気中。そこで、荷物をまとめ、故郷であるスタッキーヴィルへ戻ることに。そこには、高校時代の憧れの女性キャロル・ヴェッ シーが。だが、彼女には恋人 …なんと高校の時の先生ニック… がいた。それでもめげずに彼女にアタックしたエドは、彼女とキス。感激のあまり、その思い 出の場所であるボウリング場「スタッキーボウル」を買ってしまう。

 親友で医師のマイクの家へ転がり込んだエドだったが、キャロルからはその後つれなくされ、ボウリング場も経営不振。おまけに従業員はみんなとっても個性 的。そして彼が弁護士であることを知った従業員の一人フィルは、ボウリング3ゲームで法律相談を受けることを提案。しぶしぶ引き受ける事になったエドだっ たが、意外と評判に。

 そして、依頼人第一号になったのは、キャロルの友人モリー。車の修理を頼んだハズなのに、頼んでもいない改造をされ、さらに修理屋から訴えられてしまい、エドの元へ。初めて法廷に立ったエドだったが、相手の証言の嘘を見抜き、見事な勝利。

 ベビーシッターにサラを任せて仕事へ出かけるナンシー。だが娘が自分を忘れてしまうのではないかと言う不安から、自分のビデオを作り(自称ママチャンネル)、一日中サラに見せることを指示。マイクは、勤務先の医院で、ジェローム医師から嫌みを言われっぱなし。

2つ目のパイロット版。1作目は放送されなかったようです。

←おそらくこの辺りが1作目にあたる部分で、要点だけまとめて総集編のような形で冒頭に入っています。

・ケニーは喘息もち、シャーリーの飼い猫の名はケニー。

・ウォーレンが授業中、ベニスの商人のシャイロックを熱演しているところへ、エドが騎士の鎧姿で押し掛け、アタックするが失敗。

・キャロルとの2度目のデートにこぎ着け、良いムードになるが、寄っていかないかと言われたのを、格好をつけて断ってしまうエド。

・リズのそばかすの名は、モー、ラリー、カーリー。

#2 The world of possibility 「スタッキーヴィルの魔法」

 恋人がいるからと、交際をきっぱり断られ、意気消沈のエド。でも、断ったキャロル自身、本当は気持ちがゆれゆれ。それに気付いたニックはロマンティックな夜を演出、彼女の気持ちを繋ぎとめようと必死。

 スタッキーボウルを改装することに。シャーリーに看板書きの才能があることを知り、さっそく彼女に頼む。フィルは、塩コショウ入れやナプキンなどの手配を任され、無謀な注文をしてしまう。ボウリング場の片隅に弁護士事務所を作り、本格的に業務開始!
 ナンシーは、新しいベビーシッターを雇うが、若くて美人、子供の扱いもうまく、サラがすっかり彼女になついているのを見て不安になり、クビに。

 町で古くから人気者のマジシャン、スタッキーヴィル・スタンがエドの事務所へ。彼のマジックのネタバラしをしているマスクマジシャンのせいで、すっかり 子供に受けなくなってしまったという。法廷でエドは苦戦するが、キャロルの子供の頃の日記から、スタンが昔からずっと同じマジックをしていることが証明さ れ、著作権が認められる。

 

・エド、マイク、ナンシー、モリーで和気あいあいとペンキ塗り。

・弁護士事務所の仕切ガラスが、なぜか椰子の木の絵。慌てて取り替えさせる。

・シャーリーの看板書きの腕はなかなかのもの… だが、最後はスペースが足りずに、数文字が窮屈そうに。

・エドやキャロルは、78年に9才。

・キャロルの日記には「BM命」。BMとは誰なのか、断固話さないので、法廷で聞くエド。それはバットマンのことだった…

今回の賭け マイク→エド
「ネコの鳴き真似であのじーさんを振り向かせたら$10」

#3 Just Friends 「ただの友達」

 エドの元に、妻エリザベスから離婚手続きの書類が届き、わかってはいたものの愕然とする。キャロルをランチに誘ったり、自分のプロモビデオ(!?)を 作ってプレゼントしたりと、あの手この手で迫るが、やっぱり答えはノー。友達のままでいたいと言われてしまう。そして悩んだ挙げ句、離婚書類にサイン。

 高校の同級生だったルー、アーニー、ボブが弁護を依頼。高校卒業後、バイトしていた3人とアーサーは、15年後に集まり、全員の金を半分ずつ出し合って 分ける → 誰か一人が儲けたらみんなでリッチになろう! と誓い合い、誓約書まで作ったと言う。そして事業で成功したアーニーは、この申し出に応じないため、訴えた いとのこと。そしてその誓約書は、バーの紙ナプキンに書かれていた… アーニーの弁護士は、なんと自分をクビにしたファーマーシーハン法律事務所。かつて の同僚に嫌みを言われつつ、エドは好戦。最後は、和解。

 ボウリング場の経営にまで手が回らなくなったエドは、一人をマネージャーに任命し、任せることに。3人の面接の際、ケニーの意外な経歴(ハーバード卒、 小児科の看護士の資格あり)がわかる。が、マネージャーをやりたくないケニーとシャーリーに対し、意欲満々のフィル。そしてめでたく、フィルがマネー ジャーに任命される。

・キャロルに頼まれ、高校の「働くおじさんシリーズ」に弁護士として生徒に講義。だが、反応はイマイチ。

・自分をクビにした事務所と戦うことになってしまったエド。相手は弁護士数人を引き連れてくるため、数で負けてはならないと、モリーやフィルたちも弁護士っぽい格好で法廷に駆けつけて、相手を威嚇。

・自分のプロモビデオで歌うは、ピーター・セテラの"You're My Inspiration"。そして、抱えるのは空気入りビニール製のギター(^_^;。(実は私も持ってます…)

今回の賭  マイク→エド
朝食のテーブルで、
「シロップ一気飲みできたら$10」

#4 Pretty Girls And Waffles 「可愛い女に曖昧な言葉」 

 いつも 「ニックにふさわしい女でいよう」 と気を張っている事に気付いたキャロルは、彼と別れる事を決意。彼に切り出すが、納得できないニック。話を聞いたエドは、さっそくキャロルに花を送る。落ち込んでいる彼女のために、たくさんのアイスを買い込み、慰める。

 スタッキーヴィルモータースで秘書をしていたというシーラ・マッケンジーが依頼にやってくる。ある日から、突然給料が週に$95も増え、それが1年続い た後、ミスだったので$4900全額返せと社長ディックから要求されたという。あの手この手で買収しようとするディックにもめげず、エドは給料の上乗せは 故意だったことを証明。判決は、全額返済を命じたが、条件は「利息なし、週に$5ずつ、18年以上かけて返済すること」。

 依頼人シーラに一目惚れしてしまったフィルは、なんとか自分をアピールしようとするが… モリーは、演劇部の顧問が新任のハンサムな先生ボブに決まった ため、自分も顧問をやることに。だが、オーディションで、美人なだけの生徒に決めたがり、男は外見だけで中身を見ていないとガッカリ。マイクは相変わらず ジェローム医師にいびられる。

・キャロルは、朝食の時、ニックにワッフルを投げようとしてできず、別れを決意。

・依頼人に惚れてしまったフィルは、裸でガラス拭き。それも官能的に(^_^;。

・ディック・ナイトは、エドを買収しようと、無理矢理車を押しつけ、エドの車をどこかへ持っていってしまう。

・ディック・ナイト役は、ホミサイドのガーティ刑事役 Peter Gerety

今回の賭  エド→マイク
食堂で、「ウェートレスに
半バカって言ったら$10」

#5 Better Days 「前進」

  一人「ザナドゥ」を見まくり落ち込むキャロル。学校へ行けば、男性の教師たちがナンパ合戦。別れた直後にアタックしてもダメ、とナンシーから忠告を受けたにも関わらず、遅れをとってはいけないと、エドはスカイレターで3度目のアタック。のつもりが、大げんかになってしまう。が、結局キャロルもスカイレターで謝って仲直り。友達のままでいようと、またいつもと同じ結末。

 数日後に結婚式を控えたカップルが依頼に来る。美容院のカットが酷く、式はできそうにないから、訴えたいという。が、よくよく話を聞いてみると、美容院側に非はなく、彼女自身、結婚する心の準備ができていなかったためとわかる。

 ボウリング場の客を増やすためCMを作ることに。大張り切りでやる気満々のフィルは感動的なCMを作るが… ナンシーは、マイクと2人で過ごす時間を、 もっと充実したものにしたいと考え、本を読んでディスカッションや、大学から教授を呼んで相対性理論の講義を頼んだりするが、マイクはフライドポテトを作 ることを提案。

 

・エドがスカイレターで頼んだ文字は「Please be mine Carol」。飛行中のパイロットに電話して「Carol」を「Carl」に変更。キャロルは、スカイレターで「Ed I'm sorry」。

・エドは、美容院の前でケニーと張り込み。コーヒーを買ってきたケニーは、サイズがわからなかったので、SML全サイズ購入。

・CMを作ることになったフィル。水着姿のストリッパーを2人並べて撮影に入るが、エドに止められる。

今回の賭  マイク→エド
バーで、「口いっぱいピーナツを詰め込んで、女性に一杯おごると声かけたら$10」

#6 Home Is Where The Ducks Are 「故郷はあひるが集う街」

  突然、町を出て小説を書くと言いだしたキャロル。モリーは、なんとか引き留めようと説得するが、キャロルの決意は固い。話を聞いたエドは、車で一時間の場 所にある小説家のコミュニティ、パイン・フォレストへ行くことを勧めるが… 結局、モリーの説得(ニックをこき下ろし、彼のせいで自信をなくしているだ け、彼から逃げることはない)で、しばらくは町に残ることに。

 町長から、町の顧問弁護士になってほしいと頼まれたエド。アメリカ中の町がランキングされる本で、スタッキーヴィルはCランク。その本の最新版が近々出 る予定なので、名誉毀損で発行を止めて欲しいという。だが、よくよく聞いてみると、先に控える町長選では、今の町並みを30年守ってきた町長に対し、大型チェーン店を入れ便利な町にして、Cランク脱却を訴えている対立候補ラドウィグの方が断然優勢。町長の考えに賛同したエドは依頼を引き受けることに。交渉にやってきた編集者を案内し、町の良さを見せようとするが、うまくいかない。そこで、とっさに「歴史ある行事:アヒル祭り」をでっち上げることに。

 スタッキーヴィル・ボウリング・トーナメントが行われる。そこで、ボウリングのうまい少年を見つけ、師匠を申し出るフィル。すっかり「カラテキッズ」のミヤギ気取りだが、実はボウリングがうまくない事がバレて、お払い箱。そして、少年はめでたく優勝。

・スタッキーヴィル名物はスジーチオ。だが、製造中止に。

・編集者ジュディ役は、ホミサイドのバラード刑事役 Callie Thorne

・対立候補ラドウィグは、ウォーターベッド店の店長。

・アヒル祭:1784年ジャック・スタッキーが町を作り、彼を救ったアヒルにちなんだ祭!?

・エドは町長から、「全裸でポーズをとるエド」の絵をプレゼントされる。

今回の賭 エド→マイク
「あの男に”ママ”と呼びかけたら$10」
知らない男だと思ったらおじの友人だった。

#7 Something Old, Something New 「守るべき伝統と忘れるべき過去」

 スーパーの七面鳥を包装しなおし、コリント風と称して高く売って儲けようと企むフィル。$17で50個仕入れ、$300で売ろうとするが見向きもされず結局$18でなんとか少し売れたが…
 ナンシーの両親が感謝祭にやってくるので、落ち着かないマイク。無口な父親との気まずい雰囲気に耐えられず、何かと口実を作ってはその場を抜け出す。

 高校生ギャビン・シュレーダーが母親と共に依頼にやってくる。彼は、ハロウィンの夜、フランク・ジョーダンの別荘へ友達と忍び込み、怒ったフランクから カタパルトでメロンを投げられ、肩を脱臼したから訴えたいという。フランクの別荘へ忍び込むのはハロウィンの恒例行事だった事を思い出し、そう主張する が、バカな伝統を守る必要はないと反論され、結局敗訴。

 実家の両親と過ごす感謝祭を楽しみにしていたエド。だが直前になって、両親はフランス旅行へ行くと聞かされる。そこで、今年はボウリング場で新しい感謝 祭を試すことを計画。キャロルと料理を作り、友達を招待することに。だが、大量に作ったミートローフは生焼けで不評。そして結局、フィルの持ってきた七面 鳥で、感謝祭を祝うことに。

・エドとベスの感謝祭の伝統は一緒にウォッカを飲むこと。キャロルとニックは砂糖漬けレモン。エドは、感謝祭の後、キャロルに砂糖漬けレモンをプレゼント。

・エドとマイクの感謝祭の伝統はスキッドボール。

・エドのミートローフは、20kg。17時間焼いたのに生焼け。

今回の賭 マイク→エド
スーパーで
「店長に、白菜売り場を聞き出せたら$10。ただし、白菜ではなく
”歯臭い”と言って」
原語では「レタス」でした

#8 The Whole Truth 「偽り無き真実」

 マイクとナンシーの家をついに出ることになったエドは、キャロルに頼んで一緒に家探しを始めるが、なかなか良い物件がみつからない。

 モリーから、祖父チャールズの遺言状作りを頼まれる。さっそく彼の家を訪ねたエドは、相続人として、ゲイのパートナーであるロンも加えるように言われ、 面食らう。チャールズの容態が悪くなり入院。死ぬ前に、ゲイであったことを告白したいと言いだし、家族を呼び寄せるが、集まる前に亡くなってしまう。お葬 式の後、遺言状公開の席で、そのことを打ち明けるべきか否か、悩むエドだったが、故人の遺志を尊重し、事実を伝える。

 モリーから、チャールズの家に住んで欲しいと言われ、そうすることに。フィルは、ボウリング場で隠し芸大会を企画。キャロルの生徒ウォーレンのバンドを 出場させ、ちゃっかり自分がヴォーカルをとるフィル。そして、生意気にもキャロルにアタックするウォーレン… マイクは、診療所に新任の
若手ドクターがやってきたことで、後継者としての自分の地位が危うくなると大焦り。

・マイクは、朝全裸で朝食をとり、何気なくエドに出ていって欲しい事をアピール。

・新任のスコッティ先生は患者の人気者に。焦ったマイクは、真似をして、水虫の患者に感動的シーンを演出するが…

・モリーはエドに惚れている模様。

・エドは、チャールズからマカロニ72ケースを譲り受ける。

今回の賭 マイク→エド
食堂で
「ウェートレスにダジャレで注文したら$10」

#9 Your Life Is Now 「今、輝いている君」

  引っ越したは良いが、買った冷蔵庫がなかなか届かず、一日ムダにしてしまうエド。電気店に文句を言いに行くが、相手にされず、3週間後に届けると言われ る。腹を立てたエドは、店の名前で「好きな商品に手を置き、閉店まで粘ればその商品をプレゼントする」と言うチラシを作って、フィルに配らせる。店には本 気にした客が押し寄せ、パニックに。仕返し成功に喜ぶエド。
 数日後、店から損害賠償$4600の訴え。一人で裁判に臨んだエドは、初めての証人席ではしゃぐ。営業妨害したことを認め、店からクズ扱いされ、貴重な 時間を失ったことを訴える。判決では、店側の請求は棄却されたが、エドは、チラシを信じた人たちから貴重な時間を奪ったとして、手書きのお詫びの手紙を書 くことに。

 キャロルの高校時代の彼氏、トロイ・マカランが町へやってきた。会うことになったキャロルだったが、現在の彼は、地位も家族もあり、順風満帆。おまけ に、当時、「君には飽きた」と捨てられたこともあり、複雑な心境。だが、会ってみると、「当時は良かった」と当時の思い出ばかり語るトロイ。それに対し て、当時より、今の方が幸せで充実した生活を送っている自分に気づき、自信を取り戻す。

 ボウリング場でのクリスマスパーティの飾り付けをするエドとウォーレン。ウォーレンが高校一の美女ジェシカに思いを寄せている事を知ったエドは、彼の中にかつての自分を見る。自分には勇気がなくてできなかったが、玉砕覚悟でアタックするべきだと助言。
 あの手この手でジェシカにアタックするウォーレン。彼女の気を引き、お相手のフットボールの花形ティムをやりこめることにも成功するが、彼女はやっぱり ティムの元へと去っていく。落ち込むウォーレンを、「試合の前半はティムのようなヤツが勝つ。だが、後半にチャンスがある」と慰める。

 

・エドは、レストランで突然胸を押さえて倒れ、ウォーレンが助けると言う筋書きを、マイクと共にジェシカの前で演じる。成功するが…

・トロイ役は、メルローズプレイスのジェイクでお馴染み Grant Show

・フィルは、ボウリング場のツリーのてっぺんに、ユダヤの星を飾る。

・高校時代、体育館の裏で仲間に押さえつけられ、トロイにドッグフードを食べさせられたエドは、仕返しにドッグフードのパテを作り、トロイに食べさせる。10年ごしの仕返しは成功するが、拍子抜け。

・キャロルから、「今高校時代に戻ったら、トロイでなく、あなたと付きあう」と言われ、喜ぶエド。

今回の賭 マイク→エド
ドッグフードパテを作って仕返しを企むエドに、
「食べたら$10」と持ちかけようとするマイクの目の前で食べて$10せしめる。

#10 Losing Streak 「負け続け」

  エドの両親がフロリダからやってくる。だが、NYでの生活を捨て、田舎で生活する彼に失望。彼がNYに戻って以前のような暮らしをするよう、仕向けようと するが… 父は、以前、副社長になるチャンスがあったにも関わらず、失敗を恐れて挑戦しなかったことを打ち明ける。エドには、そうなってほしくないと話す が、彼にとってはNYでの生活の方がラクであり、今の生活の方が挑戦であることを伝える。

 同僚から訴えられている男2人が依頼にやってくる。コンテナ工場で働く彼らは、ロトくじにハマっている同僚テッドに、2000万ドルが当たったと思わせ るイタズラをした。信じ込んだテッドは、暴言を吐いて会社を退職、妻とも離婚してしまったため、全てを失ったのはイタズラのせいだとして訴えたのだった。 エドは、自分の体験を重ね合わせ、全てを失ったことで本当の自分を知ることができたはず、ロトはきっかけに過ぎないと弁護。原告側の請求は棄却され、一件 落着。

 高校時代の同級生アグネスと再会したモリー。だがアグネスは、キャロルには冷たい表情だったことから、当時の自分がどういうイメージで見られていたかを 気付かされる。(お高くとまっているイメージかな) そんな自分のイメージを変えたいと考えたキャロルは、女子バスケ部の2軍チームのコーチをすること に。負け犬と言われ続けた彼女たちを励まして練習。二桁も点を取れないと言われた1軍チームとの試合を取り付け、なんとか10点ゲット。チームメンバーに 自信をつけさせる。

 スタッキーボウルの看板の「T」の文字が盗まれ、ケニーとシャーリーが取り付ける。たびたび盗まれることから、張り込みをするが…
・両親に弁護士事務所を見せるため、フィルにもっと普通になって欲しいと頼むエド。突如フィルは有能な秘書の役を演じ始める。

・フィルから、エドが町にいる理由はキャロルだと聞かされた両親は、彼女を呼びだし、$1000払ってエドを説得させようとするが失敗。

・両親は、エドのおじのジョージとそのスポンサー(?)まで呼び寄せ、エドを説得しようとするが、これまた失敗。

・スタッキーボウルの看板の「T」の文字はよく盗まれるため、たくさんストックしてあった…

・ケニーは、ハンダ付けを刑務所で覚えたらしい。

#11 Opposites Distract 「ムカつくほどのいい女」

  地下室の水道管が破裂して水浸しになってしまったキャロル。マイクに修理を頼むが、エドが修理を買って出る。いかにも頼りなげなエドを見て、彼には修理で きない方に賭けるが、見事に修理完了。賭けに負けたため、キャロルは高級レストランで木箱に乗り、エドの用意した原稿「エドは水道管修理の達人、ベッドも 達人。彼を愛している、結婚したい」を読み上げるハメに。だが、レストランの客に祝福され、意外にも幸せな気分になったキャロルは、エドの事が急に気にな り始める。それを知り、納得いかないモリー。

 デリカテッセンのオーナー・ハルが、他人のパーキングメーターにコインを入れたとして、市から訴えられている事を知ったエドは、無料で弁護を引き受ける 事を申し出る。棄却を申し出るが、美人やり手検事はやる気満々で、結局罰金$500の判決。だが、まだ足りないからと控訴の準備を始める検事。相手の話も ロクに聞かず、自分の実績しか考えていない彼女のやり方に腹を立て、対抗意識を燃やすエド。

 仕事と育児の両立で悩むナンシー。長く望んでいた昇進が決定するが、子育てで後悔したくないと考え、昇進を断る。ボウリング場のキャッチフレーズを決めようと考えたフィルは、「冗談きっちー」を連発。

・キャロルはウォレーンに留守番を頼むが、暖房を止めてしまったため、水道管が凍って破裂。

・エドが負けたら「パンツ一丁で町中を走る」ハズだった。

・エドは、実は水道屋でバイト経験あり。

・エドを呼ぶ口実を作るため、地下室にバケツで水をまくキャロル。

・美人検事役は、メルローズプレイスのイヴでお馴染み Rena Sofer

・ナンシーはライフストリームグリーティングカード社に勤務。

今回の賭け エド→マイク
ボウリング場で恐そうな客に
「愛の歌を歌ったら$10」

#12 Hook, Line And Sinker 「釣り針、釣り糸、そしておもり」

 ボウリング場では、一番客を集めた従業員に賞品を出すようねだるフィル。エドは$15分の商品券を出すことを約束。結局エドは3人に商品券をプレゼント。
 新しいベビーシッター、カルメラを雇うことにしたマイクとナンシー。だが、彼女のマイクを見る目がなんだかおかしい…

 スタッキービル生命保険の外交員ゲーリーが依頼にやってくる。社長が引退し、息子に会社を任せたが、お魚ルーレット(魚の壁掛けが歌ったら当たり)では ずれた者をクビにすると言われ、訴えたいと言う。エドは、先代の社長を証人に呼び、現社長に不利な証言を期待するが、失敗。だが、後日、全員を呼びだした 先代の社長は、訴えを取り下げてくれれば息子に謝らせると申し出る。さらに、息子を懲らしめるため、社長の地位を賭けてお魚ルーレットをさせる。

 パーキングメーター訴訟を断固取り下げないボニー。だが、裁判当日、急に取り下げると言いだし、さらにエドをデートに誘う。断る理由もなくOKするが、キャロルには話せず。デートは良いムードで、ボニーの家の前でキス。
 キャロルのバースデイパーティ。エドは、スケート靴をプレゼント。滑れないと言う彼女に、スケートを教えることに。エドがボニーに誘われデートすること を、モリーから聞かされたキャロルは、黙っていたことでエドを責め、2人は大げんか。だが、約束の土曜日、仲直りした2人はスケートリンクへ。

・ケニーは風車の飾りをつけるが失敗。シャーリーはカラオケ大会を企画するがこれまた失敗。フィルは、「ハッピーデイズ」のスターを呼ぶと言って客を集めるが、来たのは偽物。

・お魚の壁掛けは、5回に1回歌う。

・先代の社長は、毎回お魚が歌うよう細工し、息子にやらせた。

・ボニーは3年前の6月、結婚式の当日花婿が現れなかったと言う過去がある。

今回の賭け マイク→エド
ボニーとのデートでウェートレスに
「シャーリー・テンプルを注文できたら$10」
シャーリー・テンプルは、女性向けノンアルコールドリンク

#13 The Music Box 「オルゴール」

  祖母の形見のオルゴールを修理に出したキャロルは、それが$1800の値打ちがあることを知る。だが、その直後、車の中から盗まれてしまう。エドは、ボ ニーに頼み、捜査に乗り気でない警官に圧力をかけ、容疑者を裁判に持ち込む。アリバイの嘘を見抜き、彼を説得し、無事オルゴールを取り戻す。

 エドと親しくなったボニー。彼女は、キャロルがエドに惚れている事に気付くが、キャロルは否定する。一方、ボニーの態度がコロコロ変わることから、どう扱って良いものか悩むエド。だが、オルゴール事件が落着した後、2人は一夜をともにすることに。

 ジェシカたちがボウリング大会に出場することを知ったウォーレンは、自分も一緒に参加したいと願うがかなわず。やむなく、フィルのチームで参加すること になるが、チームメイトは気むずかしい老人。だが、フィルの機転(?)で、ウォーレンはジェシカを家まで送ることに。そして、別れ際、ほっぺにキスされ、 大感激。
 「5年間使わなかった物は捨てる」というバートン家のしきたりのため、捨てられそうになった物を慌てて使うマイク。デュカキスTシャツや、太っていたときのズボンなどなど…

・容疑者の交通整理人は、バーで飲んでいたと言ったが、そのカクテルは作っていないことに気付くエド。容疑者は、店でオルゴールの価値を立ち聞きし、出来心で盗んだとわかり、オルゴールを返す代わりに執行猶予に。

・自宅前でボニーとキスしたエドは、鍵がかかって入れなくなってしまい、窓を割って入り、ボニーとベッドへ…

・フィルの手配で、ジェシカの彼氏の車に細工。ウォーレンがジェシカを送ることに。

今回の賭け マイク→エド
「見知らぬおじさんの禿頭に触ったら$10」

#14 Valentine's Day 「バレンタイン・デイ」

 ボニーと一夜を共にしたエドだったが、すぐによそよそしい態度になった彼女を見て困惑。もう付きあいきれないと別れるつもりでいるが、つぐないに、バレンタインの晩に手料理をごちそうすると言われ、ロマンティックな夜を過ごす。
 迷った挙げ句、ボニーと寝たことをキャロルに打ち明けるエド。自分には関係の無いことだと言いつつも、やきもちを焼くキャロル。バレンタインの夜は、モリーと2人で楽しく過ごすが、エドの事が気がかり。

 ナンシーから、日頃世話になっているカーバー牧師がクビになりそうなので、弁護士として力になって欲しいと言われたエド。なんと会長がディック・ナイト で、信者が減ったから契約違反でクビにすると言う。法廷でエドは、牧師は31年間人々の魂を救ってきたこと、牧師の使命は人気取りではない事を訴え、勝 訴。

 ボウリング場では、フィルがバレンタインの夜、「愛の館」と称してラブラブパーティを企画。だが集まったのは男2人女一人。残った男、チャック・ハリス に女性を紹介すべく、フィルは秘伝(?)を教えるがうまく行かず。結局、チャックは、自らマイクで気持ちを訴え、相手を募集。そして、シャーリーとバッ ティングセンターでデート。

 

・カーバー牧師役は、チャールズ・ダットン

・人気のポーター牧師を見学に行くが、やっていたのは物まねショウ。彼は3年前まで人工ダイヤのセールスマンだったらしい。

・フィル秘伝の、女性を口説くための魔法のセリフは「クルーザー持ってます」。

・チャックがマイクを握って演説を始めると、すぐにBGMを用意するフィル。曲はフォリナーの「I want to know what love is」

・ボニーが作った料理は子牛肉のピカタ。

今回の賭け マイク→エド
「カーバー牧師をカバと呼んだら$10」 原語では、"padre" と呼んだ模様。

#15 Loyalties 「誠実さの証」

 ナンシーの読書クラブで出逢った数学の教師ジェフに密かに憧れるモリー。エドから、ボニーと一緒の食事に誘われたキャロルは、ナンシーの手配でジェフと行くことに。彼と意気投合するが、モリーの気持ちを考え、自分は身を引く。
 キャロルとのダブルデートの席で、仕事でワシントンへ行く話をエドに切り出すボニー。エドは突然の事に動揺し、喧嘩になってしまう。彼女を引き留めようと、スタッキーマンの扮装までするが、結局できず。ボニーの引っ越しを手伝い、彼女を送り出すエド。

 ソリッズというグループのボーカルだったアマンダが、他の3人からクビにされたため、自分の作った曲の使用差し止めを求めたいとエドに依頼する。バンド は、アマンダが作ったもので、曲も全て彼女が作ったと言うが、証拠の創作ノートが無くなってしまう。状況不利のまま裁判にのぞむが、あえなく敗退。だが、 レコード会社の副社長がバンドの演奏を聴きに来る当日、後釜のボーカルは引き抜かれていなくなってしまったため、アマンダに戻って欲しいと言い出す。だが 怒っているアマンダは、拒絶。

 スタッキーボウルに、元のオーナー、ビッグ・ルディがやってくる。つぶれかけていた店が繁盛していることを知った彼は、買い戻したいと言うが、断るエ ド。腹を立てたルディは、店に嫌がらせを始める。エドは、防犯カメラを設置して応戦。ルディは、フィルを買収し、装置に細工して客に怪我を負わせ、エドに 責任を取らせようともくろむ。が、フィルはエドに連絡しており、防犯カメラにバッチリ写っていたため、ルディは御用。

・ジェフは、エドに当てつけるためにキャロルの彼氏の役を演ずるのだと思いこみ…

・ボニーは、数ヶ月前に連邦裁判官の調査官の仕事に応募、エドと付きあう前に、採用が決まっていたが、言い出せなかった。

・ビッグ・ルディ役は、ジョン・グッドマン

・常連客が、「ルディがオーナーだったときは、スコア250以上出せば、タバコ一箱くれた」と言いだし、エドもあげるハメに。

・防犯カメラには、5時間全く動かずに立っているケニーの姿が。

・ルディはボールが5倍の速度で戻るよう細工。フィルが投げたボールが高速でウィンドウを直撃…

今回の賭け エド→マイク
バッタリ会った同級生ヒラリーに
「おかしな外人役を演じたら$10」

#16 Live Deliberately 「ゆっくり生きる」

  マイクのいる診療所で検診を受けたエド、体がボキボキなると言うと、年のせいだと片づけられてしまう。セラミック会社勤務のウィリー・ジョンソンなる人物 が、特許を申請したいとエドの元へ。だが、彼は実験中に事故を起こし、意識を失う。幸い軽症で済んだが、自分が死にかけた事を知ったウィリーは、突然人生 を楽しむことに目覚め、奇妙な行動を取り始める。
 人が変わったように、明るくはつらつと人生を楽しんでいるウィリーに感化されたエドは、高校生当時の日誌を見つけ、当時と同じ事をしようと考えるが、体がついていかない事を実感。

 キャロルのクラスで、4人1グループで名作を読む事になったウォーレン。ジェシカと同じグループになり、大張り切り。ソローの「ウォールデン」を読むこ とになり、なんとか彼女の気を惹こうとするが、次第に本の内容自体にハマってしまう。ソローのように暮らしてみたいと、週末森でテントを張って過ごすこと を計画。ジェシカを誘おうとするが…

 ウィリーからデートに誘われたモリー。最高に楽しいひとときを過ごすが、ウィリーはまだやりたいことがたくさんあるから町を出ると言い出す。そして、ウィリーは雪の中、馬に乗って去ってゆく。

 ルディの件で味をしめ、歩合が欲しいと言い出すフィル。エドが断ると、あの手この手で遠回しに説得するフィル。ついに、エドと同じ格好で現れ、エドは根負け。靴レンタル代の5%をもらえることに。

 

・検診で。
マイク 「じゃぁ、パンツ脱いで」
エド 「…イヤだ!」
マイク 「…オレもイヤだ!」

・ウィリーは、美味しいベーコン製法の特許を申請するつもりだった。突然ビルによじ登り逮捕される。また、法廷でエドの代わりにしゃべり始めたり、バーでみんなとダンスしてはしゃいだり。さらに、素っ裸でボウリングをして再び逮捕。

・エド32才。18才の時と同じように、パイを2枚平らげるが、気分悪くなる。ボウリング50ゲームぶっ続けにも挑戦するが、途中で寝てしまう。山登りのタイムにも挑戦するが、37分遅れ。でも山頂は最高に気分いい。

・ウォーレンは結局、別の女の子と一緒にテントで過ごす。

今回の賭け マイク→エド
「$10くれたら$10やる」
エド→マイク
「$20くれたら$10やる」

#17 Exceptions 「例外」

 キャ ロルが担任する生徒、クラーク・サリンジャーが、体育でDをつけられそうだと相談にくる。彼は成績優秀で、ハーバードやイエールの奨学金を狙っているが、 成績にDがあると受けられないと言う。キャロルから相談を受け、体育の教師カーウィンに会って話をしたエドは、彼の考え方にも一理あると感じ、彼の弁護を 引き受けることに。裁判の最中キャロルは、6年前、バスケチームのスター選手ショーン・エリスを自分が落第させた事を思い出し、その時の仕返しだと気付 く。
 事実を知ったエドは、そう言う生徒を救済する「例外」があって良いはずだと訴え、どちらの味方もできないからと、カーウィンの弁護を辞退。結局、裁判を 傍聴していた校長の判断で、クラークがBを取れるよう新しい評価基準を考え、さらにショーンのような学生救済のため、スポーツの特待生制度も取り入れるこ とに。
 自分が落第させたために、スカウトが来る試合に出られなかったショーンは今、コンビニで働いており、バスケとは無縁の生活をしていることを聞いたキャロル。責任を感じて彼に謝りに行くが…

 ジェローム医師と治療方針が違うことで、別の患者の前でヤブ医者だとののしられたマイク。子供用の「体の本」をプレゼントされ、子供が演ずる「頭が悪い Dr.マイク」の芝居まで見せられる。怒ったマイクは、その患者が自分の治療で快方に向かっている事を確認し、子供が演ずる「古い治療をする頭の固い Dr.ジェローム」の芝居でやり返す。が、当日、かなり悪化した患者が現れ…
 突然、自分を変えたいから、弁護士事務所の方で助手の仕事をしたいとやってきたシャーリー。とりあえず、一週間様子を見て決めることに。一週間後、彼女が助手に向いていない事を告げるエドだったが、それでも採用することに。

 

・エドおすすめのピーナツバターとベーコンのサンド、「ピーナツベーコンサンド」

・フィルは、シャーリーの穴を埋めるためと称して面接をするが、目的は少々違うよう。

・シャーリーは、訪ねてきたキャロルにホットコーヒーと、なぜかリンゴ飴を出す。

・モリーは、エドがボニーと寝たと聞いたとき自分もショックだったと打ち明けたが…

・クラークは成績はオールAだが50m走は9.5秒。

・自分がショーンにしたことの罪の重さに落ち込むキャロル。彼女にピーナツベーコンサンドをおごるエド。

今回の賭け エド→マイク
「バス停に並んでいる人の前でスネークダンスを踊ったら$10」

#18 The Test 「テスト」

  シッターのカルメラの素性を全く知らない事を、不安に感じるようになったナンシー。わざと難しい状況を作って彼女をテストしようと考えるが… カルメラの シッターとしての適性に疑問を持っている訳ではなく、自分が母親としてサラをそばで見守りたいと言う気持ちに気付いたナンシーは、仕事を辞めることも考え る。

 高校時代の彼女キャラが町にやってくる。ジョージという男性と結婚している彼女は、夫が浮気をしているのではないかと悩み、確かめるため、同僚セルマに 誘惑するよう頼んだと言う。だが、直前になって間違いに気づき、止めようと駆けつけるが、2人は既にすっかり盛り上がっていた… キャラは、浮気をしたら 10万ドル支払うと言う婚前契約を結んでおり、離婚申請&慰謝料請求をエドに依頼。ジョージは、キャラが仕掛けなければ浮気はしなかったと反論。結局、エ ドの提案で、訴えは取り下げるが、これ以前にも浮気をしたことがあるかとのキャラの問いに、「ある」と答えたジョージ。

 恩師である音楽教師バーバラがクビになったことを知ったキャロルは、校長に掛け合うが、予算が足りないから仕方ないと言われる。バーバラのために、他の 教科の予算を削るよう提案するが、カーウィン以外は誰も賛同せず。話を聞いたフィルは、ボウリング場に生徒や従業員を集めてミニコンサートを企画。教育長 や校長を呼んで「We are the world」風の曲でバーバラをたたえるが、決定は変わらず。バーバラは引退することを決意。

・マイクは、食事中食べ物を喉につかえたフリ。カルメラはハイムリック法で救助。

・ウォーレンに、夫妻の留守中サラを連れ出すよう頼むが、カルメラは断固拒否。ウォーレンが男は欲しくないか?と捨て身で迫り始めたため、ナンシーが止めることに。

・エドとキャラの初デートは、ジェファーソン・エアプレインのコンサート。

・バーバラは70才。音楽の授業以外にも、生徒のカウンセラーのような役割も果たしていた。引退後、その仕事をキャロルに頼む。

・ケニーの歌は絶品。だがマイクは酷い音痴。

今回の賭け エド→マイク
レストランで
「シャツ脱いで食事したら$10」

#19 Windows Of Opportunity 「チャンスに向かって開かれた窓」

  次の投球でストライクを出せば、彼女にプロポーズすると言う青年アリ。そして、見事ストライクを出し、バーバラにプロポーズ。2人はスタッキーボウルで式 を挙げると言い出す。が、付きあって半年、こんなきっかけで結婚しては自分の二の舞になると、2人の結婚を心から喜べないエド。そんなエドの忠告も聞か ず、式の準備を着々と進める2人。式には出ないとまで言い出すエドだったが、結婚がうまく行くか行かないかは誰にもわからないし、長く待てば良いとも限ら ない、タイミングも重要とキャロルに諭され、祝う気になる。

 肥満体のジェイミー・マスターズが、兄スティーブンに禁止命令を出して欲しいとやってくる。ジェイミーは、何度もダイエットを試したがどれも長続きしな かったため、兄に監視を頼んだのだったが、次第にエスカレート。何かを食べるたびに嫌がらせをするようになり、手に負えなくなったと言う。スティーブン は、ジェイミーとの契約書 …途中で気が変わってもやめない… があると言って争うが、結局嫌がらせをやめさせる判決。

 山で一夜を一緒に過ごしたドナが、その後冷たいことを気に病むウォーレン。その夜になにもしなかったことが原因だと思いこむが、思い切ってドナを映画に 誘う。当日、緊張しまくりのウォーレンは、映画館のエスカレーターにスニーカーを挟まれ、散々だったが、デートは成功。お互い相手に気を遣って何もしな かったことがわかる。そして、別れ際にキス。

 

・エドは、アリに自分のラッキーボール(フランと書いてあるピンクの物)を貸す。

・エドは、リズと知り合って4ヶ月で結婚し、3年後に破綻。

・フィルは、アリとバーバラに血液検査を斡旋したり、引き出物を押しつけたり…

・付添人をカーネル人形にすると言い出した2人だが、借りられず。当日、エドがカーネルおじさんの扮装で現れる。

・スティーブンの嫌がらせ:金属バットで車を壊す、町中で罵倒、裸で食べるジェイミーの姿をTVCMで流すと脅す、などなど。

今回の賭け エド→マイク
結婚式で
「乾杯の音頭の後、顔にケーキのクリームを塗りたくったら$10」

 

#20 Mind Over Matter 「迷わない心」

  近くの他の町のボウリング場が次々とつぶれ、スーパーなどに変わっていくのを知ったエドは、スタッキーボウルが自分亡き後も残るようにしたいと考える。文 化財に指定してもらえば良いのではないかと考えた彼は、何の準備もせずに市議会へ行って申請しようとするが失敗。そのころ、毎年5月9日にスタッキーボウ ルを借り切って仲間内でボウリング大会をすると言うハンクが、今年も借りたいとやってくる。1942年から、毎年欠かさずやっていると言う彼らの話を聞 き、彼らの写真を市議会で見せ、昔から人が集まる場所であることを訴え、見事文化財に認められる。

 関節炎を患っているハリーが、薬のおかげで最近調子がよいと言う。だが、週85ドルは高いと言うことで、フィルはマイクになんとかならないかと相談。だ が、マイクが調べたところ、そのヘキサマイシンと言う薬は存在せず、なんと砂糖だったことが判明。他にも同じように騙されている患者がいることがわかり、 エドはドクター・ケンドールを相手に集団訴訟を起こす。ケンドールは、他の治療が効かない患者に、心理効果を狙ってやったことだと主張するが、詐欺行為と 判断され勝訴。裁判には勝ったものの、薬の心理効果も切れてしまい、関節痛が復活してしまうハリー…

 ジェフから誘われ、デートすることになったモリー。大学優等卒業カクテルパーティに誘われ、楽しいひとときを過ごす。(なぜか、そこに博士と名乗るフィ ルがいる)だが、ジェフが始めにキャロルを誘い、彼女の薦めで次に自分を誘ったことを知ったモリーは、お情けはいらないと激怒。結局、キャロルとは仲直り するが、ジェフとはうまくいかず。

・ハンクたちのチーム名は、キングピンズ。当時は、スタキーヴィル・ボウルトリアムという名だった。

・薬(砂糖)代は原価16セント。詐欺行為で稼いだ金で、ケンドールは豪華な暮らしをしている。

・インテリばかりが集まるパーティで、暗算が得意と言ってしまったモリーは、5桁のかけ算をしろと言われ、とっさに自分の社会保障番号を言う。相手は信じて感心してしまう。

今回の賭け マイク→エド
ボウリング場で
「オッパイ大好きと叫んだら$10」

#21 Mixed Signals 「下手な気持ちの伝え方」

 ス タッキーボウルで、ベガスナイトを企画。エドに誘われたキャロルは、モリーが誘われていないことから、デートではないかと不安になる。当日、スロットマシ ンに大はしゃぎの彼女だったが、ナンシーとマイクも来ないことを知り、ますます不安に。早々に帰ると言いだすが、エドは散歩を提案。思い出のベンチを見 て、運命のキスを思い出す。
 プロムパーティの資金作りのために、スタッキーボウルでバイトを始めるウォーレン。ドナを誘うタイミングを考えていると、ジェシカがティムと別れたこと を偶然知る。周りからジェシカを誘うようそそのかされ、エドの勧めもあり、悩んだ挙げ句ジェシカに声をかけるが、断られてしまう。慌ててドナを誘うが、ド ナは既にデヴィッドからの誘いを受けていた…

 スタッキーヴィルオープンで、優勝を逃したと言うジェリー・フォリーがやってくる。最後のショットを打つ瞬間、一人の観客が大声で騒いだため、ハズして 失敗したので、その観客を訴えたいと言う。勝ち目が無いと見たエドは、優勝したガス・マグローに、もう一度やり直してくれるよう頼んでみることを提案。だ が、拒否されたため、観客を訴えることに。結果は、あっけなく敗訴。だが、その男、実は5年前、ジェリーのキャディーをしたときに、チップをくれなかった ことを恨んでの犯行だった。

 Dr.ジェロームが、ドクター・オブ・ザ・イヤーに選ばれた。だが、シンプルで上品な式をのぞむジェロームとは対照的に、コーディネーターは派手なお祭 り騒ぎを準備していたため、交渉役のマイクは板挟み。当日、なんとか希望通りに式は進み、ご機嫌のジェロームだったが、彼のスピーチが始まると、ドクター に扮した役者たちのミュージカルが始まってしまい…

 

・ベガスナイトは、コメディアンやマジシャンを呼び大にぎわい。ルーレットで靴のサイズを決める。

・エドの助言通りジェシカを誘ったために、パートナーがいなくなってしまったウォーレンは、エドに文句を言うが…

・Dr.ジェロームへのお祝いのスピーチで悩むマイク。結局、心にもない事を並べ立ててしまう。

・ドクター・オブ・ザ・イヤーの授賞式では、栄光のソンブレロ(患者達の写真がついている)をかぶらされ、またご機嫌ナナメのDr.ジェローム。

今回の賭け エド→マイク
「ケニーのホッペにキスしたら$10」

#22 Prom Night 「卒業パーティ」

  ジェシカにもドナにもふられてしまったウォーレンは、マークやギャビンたちと男3人で行くことに。だが、マークはリンダ、ギャビンはジェニーと約束してい たことを知り、一人焦る。考えた挙げ句、エスコートクラブに電話、大人の女性ターニャを伴ってプロムへ乗り込む。そして、ウォーレンは、勇気を出して、ド ナをダンスに誘う。

 元のオフィスの同僚ロンが町にやってくる。隣町へ仕事へ来たという。ジュニア・パートナーにまで出世した上に、環境保護のボランティアで来たという彼を 見て、複雑な心境のエド。帰り際、また戻って一緒に組まないかと誘われ、一瞬躊躇するエドだったが、自分のいるべきところはここだと断る。
 ベガスナイトの際、キス寸前の雰囲気だったため、それ以後、妙にお互いに気を遣ってしまうエドとキャロル。だが、お互いに友達であることを確認しあい、 キャロルは高校のプロムのパートナーにエドを誘う。当日、水色のタキシードで大張り切りのエドは、高校生当時できなかったこと…キャロルと踊ること…を実 現する。帰り際、自宅へ彼女を誘ったエド。二人は微妙な雰囲気になるが、そこへ不意の来客。それはなんと、ボニーだった。

 突然スターになると張り切りだしたフィル。テレビの変人ショーに出ると言いだし、イタズラをしかけてビデオに録画し始める。独りよがりの内輪受けのイタ ズラばかりだったが、最終選考に残ったという連絡を受け、すっかりその気のフィルは、NYに引っ越すと言い出す。

・ウォーレンは、ヘクターという偽名を使ってエスコートクラブに電話。ターニャを大学生と偽って紹介するが、バレバレ。 

・プロムクイーンはジェシカ、キングは、ボビー・サンダーボルト?? 実は、これもフィルのイタズラ。

・ロンは、クライアントに、産廃を減らすよう説得に来たのだったが、失敗。当時、このクライアントとエドは気があっていたことから、エドに交渉を頼み、見事成功。




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