デハ30形



東横時代〜玉川線時代

東横時代 46〜55号 昭和2年に誕生した46〜55号(デハ30形)は、玉川電気鉄道初の半鋼製車でした。46〜52号は汽車製造、53〜55号は日本車量で製造されました。
ビューゲル化 30〜39号 昭和17年に東急になってから30〜39号に改番されました。昭和24年に集電装置をポールからビューゲル化変えました。
三扉化 昭和27年に中央にも扉を付ける工事を行い三扉化しました。
三扉化 昭和28年頃 中扉のステップは外側に設けられました。三扉化工事のあたりに、正面の方向幕が廃止されました。
車体延長 昭和29年に車体延長工事が行われました。両端扉は車内にステップが設けられました。
玉電塗装 車体延長の際に35号車を23号車の台車と交換し、52号に改版されました。そして30号を35号にしました。こちらは玉電塗装です。        

 デハ30形は玉川線・砧線廃止と共に全車廃車されました。一部は保存などもされていましたが後に解体されました。末期は朝夕のラッシュ時のみ運用にあたっていたそうです。

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