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Michael Pit海外にも行ってみました 前のページへ 次のページへ
サムルノリのリズムにのって −再び韓国−Part2

北村界隈を散策した夜は『ナンタ』を観劇。「乱打」の意味からきているこの韓国ミュージカルはセリフはほとんどありませんが、伝統芸能サムルノリのビートがしっかり息づいていて迫力十分。芝居はコミカルで笑いに笑わせてくれて、文句なしの1時間30分でした。

NANTAのパンフレット ”NANTA”のパンフレット

この日、大晦日の宿界隈では、今年(2002年)6月に米軍の装甲車に二人の女子学生がひき殺され、しかも運転していた米兵が無罪になったという事件を忘れないために追悼集会が行われていました。機動隊の警備が激しく、西大門近くのナンタ劇場から宿に帰るのに一時間近くもかかってしまいました。

大晦日深夜の鐘路にて 大晦日深夜の鐘路で
伝統衣装を身にまとい、
サムルノリのリズムを刻む人たち

韓国3日目は電車に一時間乗って、水原(スウォン)へ。

水原華城は、1974年李朝第22代国王正祖が華城築城をはじめて3年ほどで完成しました。しかし1950年に勃発した朝鮮戦争でかなり壊されてしまったそうです。それも最近になって大部分が復元されたとのこと、そんな事を考えながら長さ5qにおよぶ城壁の上を約3時間かけてハイキングしました。

城壁の上からは水原の町が一望できます。巨大な団地群・教会・公園・・・韓国の現代が良くわかります。ゲームを楽しむ若者達。バトミントンで遊ぶ親子。かわいい子犬を散歩させている一家・・・などのどかな時間を過ごすひとたちとの出会い。

水原華城 華西門 水原華城
華西門

お昼は華虹門近くのヨンポカルビと言う店で名物水原カルビを食べました。肉自体が塩などですでに味付けがされていて、そのままでもおいしい。他にサラダ・キムチ・カボチャ料理など12品くらいがついて22,000W(2.200円)という安さ。日本では味わえないおいしさと量に大満足しました。

この日のしめくくりはエステでした。やっぱり韓国に来てあかすりは外せなかったのです。帰りがけに、一生懸命「あかすり」をしてくれたアジュンマ(おばさん)の手をとって「カムサハムニダ・スゴハセヨ」とお礼を言うと、汗をいっぱいかいた顔でにっこり笑ってくれました。
つづく
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