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(2005.冬) |
10月10日から11月20日まで、『銃口』の公演で韓国に行ってきました。
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梁山(ヤンサン)の会場の横断幕 |
42日間で14都市(唐津(タンジン)、公州(コンジュ)、水原(スウォン)、ソウル、昌原(チャンウォン)、釜山(プサン)、咸安
(ハマン)、麗水(ヨウス)、梁山(ヤンサン)、順天(スンチョン)、光州(クォンジュ)、木浦(モッポ)、晋州(チンジュ)、済州(チェジュ))と、おそらく日本の演劇界では初めての長期ツアー公演です。
いろいろな都市を回れるのはうれしい事なのですが、言葉の問題からくる想像以上のストレスに劇団員はずいぶん悩みもしました。でも、その時々でふれあう観客の反応、通訳のかたたちのこまやかな配慮、おいしい韓国料理、そして韓国人情にはげまされ鍛えられ、トラブルなんかケンチャナヨ!の心構えで日々を乗り切ってきました。
ソウルでの公演は6ステージありました。どの公演も韓国側の制作者の忍耐強い宣伝のおかげで、745席の客席がほぼ毎日満席となるほどの大成功でした。初日には三浦綾子さんのご主人である三浦光世さんも観て下さり、「韓国で銃口の公演ができた事は綾子にとってもほんとうにうれしいことに違いありません」と感激のメッセージをいただきました。
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昌原市の公演先の劇場にかかっていた垂れ幕。三浦綾子さんの肖像が目を引きます。 |
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