子猫の成長記録

「メイ」の生んだ5匹の子猫、次々と里親さんが決まりました。
最後に残った「らんま」の成長記録になってしまいました。

     



5月31日
 長女「そら」を里子に出しました。
子猫で最後まで残った「らんま」と「そら」のお昼寝です。この2匹は最後までじゃれあっていました。寂しがるかな。 「そら」がいなくなってからは今度は「らんま」の相手はおかあさんの「メイ」。 「メイ」は耳とかを噛まれては悲鳴をあげてます。やっぱり男の子は乱暴だぁ。

6月12日

「らんま」おそとデビュー!!
家の近所は谷状の地形で、車も通り抜けできません。近所にもノラ猫はほとんどいないしまわりは雑木林!! 猫はそとに出入り自由にしています。猫専用の出口も作ってあります。 ついに「メイ」と子猫の「らんま」が外に出て行きました。まだ庭をうろちょろしてますが、なにせ「メイ」が付きっきり。 絶対子猫から目を離しません。人間と同じだなぁと関心しました。



6月26日
 「メイ」ついに明日。避妊手術!我が家のように外にも出入り自由ということは、猫は恋愛自由でもある。 「メイ」は近所の人気者(美人猫)らしくてオス猫も気が気でないらしい? ある夜、窓のほうから「バタン!」とすごい音がぁ。 泥棒か?とおそるおそる開けてみると隣の茶トラ君がひっついていたり、猫出口から入ろうとしたり・・・ しょっちゅう猫のデート現場を目撃!。メイもまだ授乳中というのに困ったもんだ。
 猫の妊娠はとても効率的で、交尾の刺激でメスの卵巣から卵子が出てきます。 すなわち交尾=妊娠。これが猫を避妊させる理由にもなります! まだ若いメイは1年に3回だって子供が生めるわけで、多産型の「メイ」は初回でも5頭でした。 ※猫は通常初回は1〜3匹程度らしい。 これが年3回となると、あっという間に近所はメイの子供だらけです。 そして、猫は授乳や子育てに本能が働き、自己犠牲を惜しみません。 初回の子育ての時でもなんど脱水症状で熱をだしたことか?。このままでは「メイ」が死んでしまいます。 それらの理由で今回は計画通り避妊させました。

6月27日
「メイ」避妊手術の日。  前9時に予約し、引き取りは18時の間の出来事でした。お腹を開腹して、卵巣と子宮を取りました。 帰宅した「メイ」はヨロヨロしながら痛みに耐えている様子です。かわいそうでみていられませんでした。 痛み止めいただけないのですか?と獣医さんに聞くと。「 動物は手術したという認識が無いから完全に痛みを薬で取れない」と獣医さんにいわれました。 痛くないとその部分をかばわないからです。麻酔の影響で何度も嘔吐を繰り返し、吐くものが無くなっても黄色い胃液を苦しそうに吐きます。 傷口をなめるのを防止するカバーを「メイ」の頭につけて、いつも寝ている座布団に寝かせました。 やはり痛いためにか、傷口をかばうよう寝ています。獣医さんの言葉に納得しました。

6月28日
 朝、元気なのかと心配しましたが、すっかり回復し、朝からいつもと同じように食事していました。 患部の消毒は飼い主の役目。化膿止めのくすりを10日間与えます。 10日後に抜糸です。猫は手術に強い動物だと聞いていましたが、これほど回復が早いとは驚きました。

7月10日
 メイ。再び通院の日。無事抜糸も済み、外出もできるようになりました。子猫の「らんま」も相変わらず元気!


8月1日
 「らんま」も里親募集していましたが、もう難しいです。我が家で育てる覚悟をしました。 子猫のころからあった鼻の下にある変な茶色いチョビひげも大きくなってしまいました。 ますます笑えるというか、悪代官顔になってきました。 2ヶ月前、あんなにカワイかったのにもうこれじゃだれももらってくれないなぁ・・ 左の写真。「らんま」の変貌ぶりをご覧ください!!


10月10日

「らんま」は性格までちょっとひねくれていて。というより臆病なのかな。 今思えばもらわれないほうがよかったかな きっと苦情がきたことでしょう。なんで5匹いっぺんに同じ育て方をしたのにこんなに性格差があるのでしょうか。 人間の飼い主に慣れず、お母さん猫にだけ信頼を置いているようです。 確かに最後まで残って親猫と離れないでいました。あまり親猫と一緒にしておくのも問題かもしれません。 猫は1才を過ぎると完全に親離れするそうですが、この「らんま」はそのままなのです。 あまり人に触らせてくれないばかりか、近くにゆくと「シャー」と威嚇までする始末。どうしたらいいのでしょうこんな経験がある方おられますか?

そんなことを飼い主が考えているなんぞ知らぬふり・・・・・ 
目覚めるとパッと逃げてしまうのであった・・・。おい「らんま」 餌代かえせっ!・・・・・=^^=

めざまし猫