その2:新正太党宣言
 一つの妖怪が日本にあらわれている・・・わけではないので、気楽に聞いてください(^^)。

 一般的なショタ・ショタコンの語源はご存知だと思います。言うまでもなく、「鉄人28号」の、金田正太郎君に由来するものだという説が一般的です。以来、男性・女性を問わず、「2次元男の子」が好きな人のことをショタコンと呼ぶことが定着しました。
 ショタコンのひとが「萌え」るキャラをショタキャラと言いますが、世の中にはたくさんのショタキャラが認知されています。実は、私はアニメに疎いのでここに列挙するのは控えますが、それぞれのキャラには多くのファンがいて、HPなんかもおびただしい数がつくられていたりします。

 しかし、私はそれとは違うキャラが好きなのです。
もうお気づきとは思いますが、藤子漫画の主人公男の子が好きなのです(注:あくまで主人公ののび太くんタイプが好きなので、ジャイアンやスネ夫タイプには興味ないです。好きな方、ごめんなさい)。
 彼らの魅力について、性格面では先の「天までとどけ」に書いたとおりですが、それと並んで容姿の面でも藤子男の子キャラが好きなのです。あの顔、あの体型、あの服装・・・私は彼らに萌え萌えなのです。

 両藤子先生は、ご存知の通り手塚先生の影響の元で漫画家の出発をされました。初期の頃の作品は、ややバタくさい感じで、手塚漫画の面影を残しているように思われます。
 しかし、本当の意味で藤子漫画としての画風を確立した作品がありました。それは藤子先生最初の大ヒット作で、両先生が合作されていた最後の作品です。その名は『オバケのQ太郎』です。
 オバQの主人公は大原正太くんです。あの作品の見所はいろいろありますが、正ちゃんがまた魅力的なのです(漫画『オバケのQ太郎』の魅力は、また語ってみたいと思います)。
 この作品以降、藤子先生の漫画(児童漫画)の主人公男の子キャラは、その容姿、性格とも、正ちゃんの発展型になりました。そういう意味で、大原正太くんこそ、藤子男の子キャラの原型なのです。

 そこで、「藤子不二雄系ショタ=大原正太起源説」を提唱したいのです。大原正太コンプレックス、略して「正太コン」と言うわけです。私と同じように藤子男の子キャラに「萌え」なひとを、勝手ながら「正太コン」と呼ばせてもらいます。
 何も、これによって従来のショタと一線を画すつもりは全くありません。ただ、世間では藤子男の子キャラは決してショタキャラとは認められてないので、自分たちの立場を明確にするために、新しい言葉をつくったわけです。

 実は最初に「正太コン」という言葉を私が使ったのは、世界最初の藤子不二雄系ショタサイトであるSundewさんの「ひとり上手ぎゃらりい」伝言板、1998.10.16の書き込みが最初です。あそこには私と同じ「お仲間」が集っています。まだ、片手で数える程しか確認されてませんが、まだ多数いらっしゃると思うので、藤子男の子キャラに萌えな方、名乗り出ていただいてお友達になりたいものです。そのために、我がHPが微力にでもなればと思っています。

 万国の正太コン、団結せよ〜!(^^)/。


 (なお、「藤子不二雄系ショタ」という言葉を最初に使ったのはSundewさんと思われます。こんど本人に確認してみます)
 追記:4月4日に確認したところ、多分間違いないそうです。

その1へもどる