山本

 豊島問題ですっかり有名になった直島だがその歴史は古い。弘法大師が、そして崇徳上皇が島民の純真素朴さを賞して命名されたと伝えられている。
 昔の瀬戸内海はきれいだった。古い映画で瀬戸内海を客船で新婚旅行する場面があった、直島はどうしても製錬所のイメージが強いが、島から見る瀬戸内海国立公園の景色は我々香川県人が陸地から見ているのと違うし、すばらしいものがある。元々藤田観光(だったと思う)が観光開発を目指し、今は福武が引き継いで文化村を作っている。27の島からなる群島で局島とか琴反地、姫泊山などの優雅な地名が残る。
 人口4千人弱、高松からは1時間もかかるが、宇野からは20分弱である。こんな島にうどん屋があるのかという事なかれ、ちゃんとある。宮ノ浦港から宇野の方をむいて道を歩き飲食街?郵便局を抜け、左手に池を発見すると右前方に企業城下町らしく三菱マテリアルの生協が目に留まる。その片隅にさりげなく山本はある(詳細に道筋を書いたのは全店制覇2の地図がウソだから、全店制覇の地図には時々パクリ対策の意識した間違いあるが多分これは本村にある同名の製麺所と間違えたのだと思う、1の地図は正しい)。
 そう広くない店内でご主人が麺を打っている。値段が少々高いのと遠いのが残念だがまぎれもなく手打ち讃岐うどんである。
 一般店のメニュー。


香川郡直島町2526−1
087−892−4072
10〜16:30
定休日日曜
宮ノ浦港から徒歩
駐車場あり


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