上原

 バブルがはじけた後、価格破壊が進んだが、今ではもう安いだけでは客を呼べないようになったそうである。うどんの世界では大で200円が怪しい店と普通の店の分岐点と思われる。これ以下の価格になるとちゃんとした客席は用意されてない。値段でディープな店を判別する難点は食べる前にはいくらか分からないことである。
 坂出の町の中、NTTの近くにある。当然暖簾も看板もない。店の前に置いてあるサンヨーフーズ(下請けをしていると思われる)のトレイを目印に発見すること。店内に入るとうどんのミニプラントといった様相で客は丸めた小麦粉やベルトコンベアーの隙間に腰掛けて食べる。麺は勢いがある感じの麺。かなりの量の玉を生産している工場なので当然機械化が進んでいるが、その怪しさは並みのものではない。
 大小のみ。


坂出市室町2−1−31
0877−46−2658
9〜13頃
定休日1,3日曜
JR坂出駅徒歩10分
駐車場なし


グルメの旅へ戻る