水車

 香川県産の小麦は現在讃岐うどんの5パーセント程度しか使われていない。香川県もバイテクを使って県産の小麦の開発に乗り出しているが、コストと味の両面でASWに対抗できる新品種ができるのは(この予測がはずれることを祈っているが)宝くじに当たるくらいの確率だろう。
 こんな状況の中、地粉農林26号にとことんこだわる店がここ水車だ。「ちょっと灰色がかっているから、比べてみればすぐに分かる。小麦の香りもします。その色の黒い、こしのしっかりした、太くもなく細くもない手打ちうどん。それが私にとって当たり前のさぬきうどんなんです」そばうどん25号(柴田書店)の中のご主人の言葉だ。
 地粉がいかせる、だいこんか釜上げ、注文はこれに限る。


仲南町買田547−1
0877−73−2531
9〜20くらい
定休日水曜日
駐車場あり


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