うどん屋は平凡な屋号に限る、仰々しい名前はたいがいだめである。Ｓ級店で名字以外の屋号をつけてあるのは１軒だけである。谷川に谷川、谷本、山下に山下、山内、山越。必然的によく似た名前の店が多くなる。
今回紹介する宮武は仏生山にある。昔のままの電車が走る昔ながらの町に残る昔を感じさせるうどん屋さんである。田尾団長が子供の頃食べたうどん屋を思い出したように、何となくくつろげる。
東京かぶれしようとする田舎の都市が多いが、田舎らしさを全面に打ち出せばいいのにと思う。そういう目で見れば地元の人には当たり前の風景の中にでも貴重なものが発見できる。いつも食べているうどん屋が実はとてつもなくおいしい店だったりすることがあるように。（メールを読む限りではいつも行く店がおいしいと誤解している人の方が多いが）
かけ、ざる、湯だめに天ぷら。
高松市仏生山町甲８３９
０８７−８８９−１３６１
１０：３０〜１７
定休日第１・３日曜
コトデン仏生山駅徒歩１分
駐車場なし
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