あとがき

 いろんな考えがあっていいと思います。内容に腹を立てた方もいらしゃるかと思います。出来ればもう一度読み返し、また読んでないページも読んでいただきたいと思います。部分的には失礼なことも書いておりますが真意をご理解いただきたいと思います。私が書いたことは、あくまで麺聖の意見です。一つのたたき台と思っていただいて結構です。

 私が「うどんグルメの旅」を作る前、うどんは一部の研究者の間で歴史がどうだ、材料がどうだと議論されていました。客の立場で書かれたものほとんどありませんでした。一人の客として印刷版グルメの旅では点数をつけましたが、失礼だという人もいました。でもプロ(店)は客の評価の対象になって当然だと考えます、まずい店はまずい、おいしい店はおいしいと言うのがプロの技に対する正しい態度だと思います。人により評価はいろいろあるかもしれませんが、どうしようもない店がかなりあることは悲しいけれど事実です。
 もっともうどんは語るべきものより食べるべきものです、おいしいうどんをみんなが食べて好きになって下さればと思っています。

 それでも納得がいかない、ご批判のメールを送りたいと思っている方にお願いです。S級店に行ってみて下さい、その上で、賛成できないところ、ここが違うのではないかと具体的に指摘して下さい、今後の課題にしたいと思います。
 

讃岐うどんの更なる発展を願って  麺聖しるす